ALOHA!

イルカ大学、マンタ大学のANNAです。

今日、私はホノルル美術館発のシャングリ・ラ ツアーへ行ってきました。

ハワイへ移住して４年ほどの私ですがつい最近までシャングリ・ラ邸自体聞いたことがありませんでした。

が！インスタ中毒女子なんで（笑）たまたま友達がインスタでアップしたのを見つけ、すぐにでも行こうという気になり、２週間後には足を運ぶことになりました。

ここの主であったドリスは１２歳という年で大富豪の父が亡くなり、一人娘であった彼女は当時のお金で約1億ドル（現在の価値で約10億ドル）もの遺産金を手にしました。

それから１０年、世界から注目を浴び続けて止まない日々を過ごし２２歳で結婚。

ハネムーンで世界中を飛び回り大好きな美術品を買い集めます。そしてハネムーンの最終地点であったハワイへ到着。

ハワイは滞在２週間のはずだったのが、彼女を大富豪とみなさず、仲間のように受け入れてくれたハワイの人とハワイにすっかり恋をし、旅行を最終的には４ヶ月も滞在。

その後、一旦故郷ニューヨークへ帰り、ハワイで家を建てることを決意しハワイへ再び戻ります。

そして今や高級住宅街がずらりと並ぶ、最高の土地と言われるダイアモンドヘッドのふもと、ブラックポイントで５エーカーを購入。

ハネムーンで訪れた数々の国で購入した美術品を取り入れ、彼女が特に愛したイスラムアートをテーマに建てられた大豪邸、シャングリ・ラ。

結婚５年後離婚、その後Shangri-laは彼女一人が生涯を過ごす場所となります。

こちらのツアーは現地集合ではなく、ホノルル美術館に集合。

そこからバスで１５分ほどの所にShangri-laがあります。

日本語ツアーもありますが、今回は私の彼氏（日本語しゃべれない）と一緒なので、英語ツアーに参加しました。

Shangri-la邸の入り口は窓もなくいたって地味…

ガイドさん曰く、「外側の美しさより、内側の美しさを大切にするイスラムだから、中にいる身内や友達だけが家にある美しいものを見ることが出来き、他人が外から見ることができないように窓をあえて作らないのがイスラムでは一般であるんだ。」とのことです。

素敵♡

家の中心である中庭。

人通りが多い玄関などからプライベートな寝室などを離すために作られたそう。

本当に、人が住んでたとは思わないくらい美しい中庭です。

私のお気に入り！豪華なシャンデリアが眩しいブルーがテーマのダイニングルーム

改装前はごく普通の高さのテーブルや椅子などがあったダイニングルームを総入れ替えしてイスラム風ダイニングルームに。

映える青とタイルアートに私は目を惹かれ、この部屋が大好きになりました。

外の景色も素敵です。

ダイニングルームを出た所のベランダで、景色を楽しみながら水分補給。

右に見えるのが、プールハウスです。

こちらがドリス本人のマスターベットルーム。

広すぎて写真に全て収まりません…。

今はドリスが集めたジュエリーがお部屋に展示されています。

ここでは載せないバスルームは、まるで異国のお城の様でした。

上は通路で撮りました。写真NGな場所もあるのですが、撮ってもOKな所もあります。

撮れる場所でところどころ工夫しておしゃれな写真に仕上げてください♡

素人な私でもいい感じに仕上がりました。

シャングリラ日本語ツア－は、毎週水曜・金曜の両日にホノルル美術館を正午に出発します。約90分のツアーで定員は１２名です。

お電話→808-532-3853 （電話は英語のみみたいです）
Emailでのご予約→shangrilatickets@honolulumuseum.org

料金は＄２５ドル、８歳以下のお子様の参加はNGとなります。

当日は、涼しい格好で、長時間歩いても大丈夫な靴やサンダルなどで。

エアコンなどはないので少々暑くあります。

ガイドさんがうちわをくれるので少々助けになります。（プレゼント）

ツアー終了後はホノルル美術館へ戻ります。

シャトルを降りると、美術館に入るためのシールを貰えるので、ハワイの美術などを鑑賞して帰りましょう。

美術館内はShangri-laの本なのが売ってるギフトショップもあります。




世界一リッチとなった一人の女性が自分の思い通りに立ち上げた理想郷、Shangri-la。

離婚後、再婚せず、子供もいなかった彼女が、アートを生きがいに暮らしてきた姿をその場で想像するのは非常に興味深い体験でありました。

彼女がどうしてイスラムアートに恋をしたかわかる様な気がします。

一味違ったハワイ体験、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。