ここでは、現在売りに出ているハワイの不動産が管理されているデータベースシステム「MLS」に実際に使われている用語から主要なものをご紹介します。

ハワイの不動産は売りに出されている全ての物件が、MLS（Multiple Listing Service）というシステムに掲載され一元管理されています。

「MLS#」とあるのは、その物件ナンバーのことです。

土地所有権付きの物件という意味。

借地権付きの物件の意味。

土地の所有形態を表し、FS（土地所有権付き）またはLD（借地権付き）のどちらかが表記されます。

寝室数のこと。寝室とは別にリビングルームがあるのが一般的で、「2ベッドルーム」の場合は日本の「2LDK」に相当します。

「BR」などと省略して記載されることもあり、「2BR」は2ベッドルームの意味です。

浴室とトイレの数のことで、「BA」と省略して記載されることもあります。

「Full Baths」は浴室とトイレがセットの場合で、「Half Baths」はトイレのみの場合を指します。

駐車スペースのことで、「PK」と省略することもあります。

「2PK」なら2台分の駐車スペースがあるという意味です。

「Assigned」と記載されていれば駐車場所が決められていることを意味し、「Covered」と記載されている場合は「屋内駐車場」を指します。

敷地面積のこと。「sf」は「square foot」の略で、平方フィートの意味。

1平方フィート＝0.093平方メートルなので、1000平方フィートなら約93平方メートルになります。

居住面積のこと。こちらも平方フィートの単位が使われます。

ラナイ面積のこと。ラナイとはバルコニーのことです。

ラナイ面積についても、敷地面積や居住面積と同様に平方フィートの単位が使われます。

その物件の現在の状況について示します。

「Active」は売買中、「In Escrow」はエスクロー中、「Sold」は売買契約成立という意味です。

その建物が建築された年のこと。

リフォームが行われた年のこと。

その物件がある島のこと。

「Oahu（オアフ島）」「Maui（マウイ島）」などと記載されます。

その物件がある地域を分類します。

ワイキキやアラモアナ、カカアコ、ダウンタウンなどはすべて「Metro Oahu」に該当します。

地域の中の、さらに小さなエリアを区分します。

「Waikiki（ワイキキ）」「Ala Moana（アラモアナ）」なとと表示されます。

管理費のことで「Maint Fees」と省略されることもあります。「$500/mo.」などと表示されます。

「mo.」は「month」の略で、「月額500ドル」の意味です。

またこの欄の近くに、「Electricity（電気）, Sewer（下水）, Water（上水）」などが記載されており、これが管理費に含まれる内容になります。

オーナーの組合管理費のこと。

共用施設のこと。「BBQ（BBQ設備）」「Pool（プール）」「Gym（スポーツジム）」「Patio/Deck（レクリエーションデッキ）」「Trash Chute（ダストシュート）」「Security Guard（警備員）」などが明記されます。

物件からの眺望を表します。

「Ocean（海）」「City（市街地）」「Mountain（山）」などと記載されます。

物件の床の状態を表します。

「Laminate（ラミネート）」「Carpet（カーペット）」などが記載されます。

固定資産税のこと。「2019、$65」と書かれていた場合、2019年の固定資産税が$65だったということを意味します。