ハワイ州で過去最多となる感染者数を記録

日本でもオリンピックが開催されるなか、多くの県で感染拡大が止まりません。東京では緊急事態宣言の延長も行われました。一時は感染を抑え込んだように見えたハワイも、現在日本と同じように感染がますます広がっています。2021年7月30日にはハワイ州で過去最多となる感染者数、622人を記録しました。

振り返ってみると、アメリカで最初に新型コロナウイルスの症例が報告されたのは2020年の1月19日でした。「自宅待機、在宅勤務」命令が発令され、事実上のロックダウンとなったのは2020年3月25日。当初4月末までとされていたハワイでのロックダウンは、5月31日まで延長されるなど2021年にいたるまで様々な対策がなされてきました。2021年に入り、ティアも進み、いったんはハワイの状況は落ち着いたかに思われましたが、最近特に感染者の急増が目立ってきました。

2021年7月末の状況が衝撃!

特に2021年の7月中盤以降の感染者数が衝撃的に増加しています。

2021年7月20日―ハワイ州の感染者数100人。
6日間続けて3桁台。

2021年7月27日―ハワイ州の感染者数162人。
3桁の感染者数、連続13日。

2021年7月30日-ハワイ州の感染者数622人。
一日あたりの感染者数として過去最多。

この日、州保健局では「非常に危険な状況。大きな集まりを避けるように」との発表をしました。この感染拡大にはやはり、デルタ株が大きな理由の一つのようです。

デルタ株の感染力とは?

CDC、アメリカ疾病対策センターによると、新型コロナウイルスの変異株「デルタ」には非常に大きな感染力があるようです。まとめてみましょう。

水ぼうそうなみの感染力があり、エボラ、季節性のインフルエンザなどよりも感染力が高いそうです。また、従来のコロナウイルスよりも重症化する恐れが高いとのこと。従来のコロナウイルスよりもはるかに危険度が高いもののようです。

CDCが提唱する対応策とは?

世界的に止まらない感染拡大に向け、CDCは医療従事者への接種を義務化することを提言しました。さらにワクチン接種をすませている人は感染する公算が低いともしています。ハワイ保健局からも「一番の方法はワクチンを打つこと」とされています。ハワイでは現在、フルワクチンである人たちの率は60%となりました。州の提言する70%まで、私たち自身と愛する人たちを守るためにもワクチン接種は大切なようです。また、接種をしていない人も、ソーシャルディスタンスの保持、マスク着用などをさらに気をつけて過ごし、この時期を乗り切っていきましょう。

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