ブレイズデールセンター

こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。ハワイ観光というと海だ山だ買い物だ、が主流になると思います。結果、私は自分で意識しないとどんどんアートや教養みたいなものから遠ざかってしまいそうな気がするので、ときどき生の舞台、生の演奏、生のアート展示などに行くよう心がけています。

ということで、今日はハワイオアフ島で舞台、コンサートといえばここ!ブレイズデールセンターにやってきました。

ブレイズデールセンターは1964年に建設された、アラモアナやワードからほど近い場所に位置する多目的アリーナ、コンサートホール、展示ホール、ガレリア、会議室などで成る多目的ホールです。ハワイでの大きなコンサートや舞台等はブレイズデールで催されることが多く、私も今までにも何度も足を運び、質の高いパフォーマンスを体験させてもらいました!

今日の演目は……

今日私は何を観に来たかというと、あのブロードウェイミュージカル「キャッツ」です。
実はキャッツは私がアメリカ、ニューヨークに渡ってきて夢を食べて生きている学生だったときに生まれて初めて観たミュージカル。あの時代は今のように、インターネットなるものも広く普及しておらず、チケットはオフィスでの紙購入のみ。当時は学生用の安いチケットが販売されていたので、それをゲットするために雨の中、雪の中、猛暑の中、何時間もボックスオフィスの前に並び、教科書を読みながら二宮金次郎状態で「あー、安いチケット買えるといいな。。。」なんて思いながらチケットを買ったのを覚えています。

もうニューヨークでは観れない昔のミュージカルがツアーをやる際にブレイズデールセンターで上映することがあります。学生時代に寒い懐から一生懸命捻出したお金で学生チケットを購入し、うきうきしながら一番安い席に座って観たミュージカルをもう一度ハワイで見れるなんて。そのため、私にとって、今見るミュージカルというのはなんだかすごく感慨深いものでもあるのです。

チケット購入方法

ブレイズデールでのコンサート、イベントのチケット購入方法ですが、直接、ブレイズデールに隣接するボックスオフィスからの購入と、インターネット購入があります。

便利なのはブレイズデールのイベントカレンダーからインターネットで購入する方だと思いますが、ここに落とし穴!ふんふんふーんと購入手続きを踏むのですが、最後の最後で、突然ショッキングな額の手数料が課金されることがあるのです!

倹約家の私は、この結構な額の手数料には納得がいかないため、ネットで空席状況を把握し、その足でボックスオフィスに直行、ここで高い手数料なしで紙のチケットを購入してます。(事前に空席は把握していなくてもボックスオフィスで空席状況を見せてもらえますのでご心配なく)

やっぱり紙がいいよ。学生時代を思い出すしね。

当日状況

ミュージカル当日は、普段の静かなブレイズデールとはうって変わって人だらけになるのですが、入場はスムーズなので心配ありません。チケットを見せて入場する前に、持ち物チェックがあります。私は中で着る長袖の洋服くらいしかなかったのであっという間に入場。

ブレイズデールには駐車場がありますが、イベント当日がかなり混みあうことが予想され、車を入れるのにも出すのにも時間がかかるので、少し離れた場所のストリートパーキングの方が結局無料で早かったりします。中に入るとこんな感じ!トイレはいつも混みあうので時間に余裕を持って行っておきましょう。

舞台開始まで時間がある場合は、

記念撮影をしたり

バーで飲み物等を購入して優雅にふるまったり

記念グッズを買ってみたり

して楽しみましょう。ちなみに、私はここでお金のかかることはしませんけどね!とにかく私は観るのに集中!の倹約家魂。

そして、ここからは写真禁止なので、会場内の写真は撮れないのですが、

ブレイズデールの座席は、本場ニューヨークのブロードウェイの物よりもかなり余裕をもって作られてる感じがします。思ったよりも足元に余裕がある。とはいっても、2時間強、ここに座ってるわけですから、荷物は少なめをおススメします。あとは、冷房が効いている中で長時間じっと座っているので、寒くならないよう羽織るものを持っていったほうがいいと思います。

もう一つ私の印象ですが、ブレイズデールの席は、一番遠くても結構舞台が良く見えるんですよね。ニューヨークは遠い席は本当に遠かったり、目の前に大きな柱があって舞台の半分が見えなかったりということがあるので(学生席にありがち)、ブレイズデールは結構ありがたいです。とはいえ、舞台をしっかり観るために、目が悪い方、老眼が進んでいる方(え?私のこと?)は眼鏡などを持参することをおススメします。

で、キャッツ、ですが、ミュージカルって見るたびに、生のオーケストラ、ダンス、脚本、演出、そういったものの集大成というか、一体この小さなステージで、どうやってここまでの大きなストーリーを展開しお客様を魅了するように創れるんだろうと感動してしまいます。

どんなにテクノロジーが進んでも、人間の作り出す生の芸術には言いようのない感動がありますよね。

日本では観ることのできない舞台やアーティストもハワイでなら生で観られるかもしれません!次のハワイ旅行では、ブレイズデールのイベントカレンダーもちょっとチェックしてみてはいかがでしょうか?

Neal Blaisdell Center
77 Ward Avenue, Honolulu, Hawaii 96814

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