2026年、ハワイで選びたいブランド案内|旅のあとも愛せるローカル発アイテム
ハワイでのショッピングは、旅先だけで楽しむものではなく、帰国後の暮らしにも思い出を残してくれます。長く愛されるアロハウェア、海辺で使いやすいバッグ、土地の文化を映したジュエリー、香りを持ち帰れるコスメまで選択肢はさまざま。この記事では、2026年に注目したいブランドと、自分らしい一品を見つけるための選び方を紹介します。
ハワイでブランドを選ぶなら「背景」にも目を向けたい
ハワイで買い物をしていると、南国らしい花柄や海をイメージしたモチーフ、鮮やかな色を使った商品が数多く並んでいます。眺めているだけでも旅気分が高まりますが、大人女子のショッピングではデザインだけで決めるのではなく、そのブランドがどこから生まれ、何を大切にしているのかにも目を向けてみたいところです。
ハワイには何十年もの歴史を持つアパレルメーカーがある一方、ハワイ文化や土地とのつながりを現代的なファッションへ落とし込むデザイナー、旅や海辺の生活から生まれたバッグブランド、島の植物を取り入れたビューティーブランドなどがあります。
一口にブランドといっても、その個性はさまざまです。
有名だから選ぶのではなく、自分がどんなハワイを持ち帰りたいのかを考えてみると、ショッピングそのものが旅の楽しみへ変わっていきます。
「ハワイ発」と「ハワイで作られたもの」は分けて考える
最初に知っておきたいのが、ハワイを拠点とするブランドだからといって、すべての商品がハワイ州内で製造されているとは限らないことです。
デザインやブランドのルーツがハワイにあっても、商品によって製造場所が異なることがあります。反対に、州内で製造されることに強くこだわっているブランドもあります。
ハワイ州では「Hawaiʻi Made」と表示して販売する商品について、州内で製造、組み立て、加工、生産され、卸売価値のうち少なくとも51%が州内で付加されていることなどが基準として定められています。州政府のDBEDTが運営するHawaiʻi Madeのサイトでは、州内の商品や事業者を探すこともできます。
だからこそ、ローカルなものを選びたい場合は、ブランド名や南国らしいデザインだけで判断するのではなく、商品タグや公式の商品説明まで確認するのがおすすめです。
「ハワイでデザインされたものが欲しい」「できれば州内で作られたものを選びたい」など、自分なりの基準を先に決めておけば、たくさんの商品を前にしても迷いにくくなります。
モチーフの意味まで知ると一品への愛着が深まる
ハワイで出会うファッションやジュエリーには、植物、波、海の生き物など、島の自然を思わせるデザインがよく使われています。
ただ可愛いから選ぶのももちろん素敵ですが、ローカルの文化に根差したブランドでは、植物や自然の形そのものに物語や意味を込めている場合があります。
たとえばSig Zane Designsは、植物とハワイ文化との関係をデザインへ取り入れ、それぞれの植物が持つ名前や背景を伝えることもブランドの活動の一部としています。MANAOLAも、デザイナーManaola Yap自身のハワイ文化やフラとのつながりを基盤に、自然に見られる繰り返しの形や土地から着想したプリントを生み出しています。
こうした背景を少し知っているだけでも、柄の見え方は変わります。
旅先で選んだワンピースやスカーフを見るたびに、そこで知った物語まで思い出せる。そんな買い物ができれば、単なるお土産とは違う一品になります。
帰国後の暮らしを想像して選ぶ
ハワイにいると、普段なら選ばない大胆な花柄や明るいカラーまで不思議と魅力的に見えます。
その開放感も旅の醍醐味ですが、長く愛用したいなら「日本へ戻った自分がどう使うか」を一度想像してみましょう。
たとえば総柄のワンピースなら、夏の旅行やリゾートだけでなく、カーディガンを合わせて街で着られるか。アロハシャツなら、デニムやシンプルなパンツと組み合わせられるか。バッグなら、海だけでなくジムや旅行の荷物整理にも使えるかを考えます。
ジュエリーであれば、小ぶりなモチーフを選ぶと普段の服にも合わせやすくなります。香りものは、旅行中の気分だけで決めず、自宅で毎日使いたくなる香りか確かめることも大切です。
ハワイだから大胆に選ぶ楽しさと、日常に持ち帰れる実用性。その両方を意識すると、帰国してからクローゼットの奥にしまったままになる失敗を減らせます。
大人のリゾートスタイルに取り入れたいファッションブランド
ハワイでブランド巡りをするなら、まず見ておきたいのがファッションです。
アロハシャツを中心に長い歴史を持つメーカーから、現代的なドレスやバッグまで展開するブランドまで、同じ南国スタイルでも表情は大きく異なります。
華やかなプリントを主役にするのか、落ち着いた柄でさりげなくハワイらしさを楽しむのかによって、選ぶ一着も変わるでしょう。
男女で楽しめるブランドも多いため、パートナーや家族と一緒に探すのもおすすめです。
Tori Richard|華やかさを大人らしく楽しむリゾートウェア
Tori Richardは1956年から続く、ホノルルにルーツを持つリゾートウェアブランドです。
ブランドの始まりから上質な生地と独自のプリントを大切にしており、現在もメンズ、ウィメンズを含む幅広いリゾートスタイルを展開しています。公式店舗は2026年9月現在、アラモアナセンター、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、ロイヤル・ハワイアン、カハラモールなどオアフ島内の複数エリアに加え、マウイ島、カウアイ島、ハワイ島にもあります。
Tori Richardを大人女子が取り入れるなら、柄の色数や余白に注目してみましょう。
南国らしいプリントでも、色のトーンが落ち着いたものなら日本で着てもリゾート感が強くなりすぎません。さらりと一枚で着られるドレスはもちろん、無地のボトムと合わせられるトップスなら普段のコーディネートにも取り入れやすくなります。
カップルや家族旅行なら、まったく同じ柄で揃えるのではなく、それぞれが同じ雰囲気のプリントを選ぶのも素敵です。写真では統一感が出つつ、帰国後には別々に着られます。
旅先では柄の華やかさに惹かれがちですが、試着すると印象が大きく変わることもあります。肩の位置や着丈、柄が体のどこに出るかまで鏡で確認して、自分にしっくりくる一枚を見つけてみてください。
Reyn Spooner・Kahala|長く続くアロハウェアを自分らしく
クラシックなアロハウェアが好きなら、Reyn SpoonerやKahalaにも注目です。
Reyn Spoonerは、1950年代後半にハワイへ移ったReynolds McCulloughと、ワイキキでサーフトランクを作っていたRuth Spoonerとの出会いから発展してきました。現在も島の文化や風景を思わせる独自プリントと、きちんと感を両立したウェアを展開しています。
Kahalaは1936年にホノルルで創業したアパレルブランドで、現在も家族経営を続けています。コレクションの大部分をハワイで製造することにも取り組んでいます。
こうしたブランドは、アロハシャツを「旅行の記念品」で終わらせたくない方に向いています。
たとえば白やネイビー、ブラウンなどをベースにした柄なら、日本の夏にも合わせやすく、デニムやワイドパンツと組み合わせれば普段着として自然です。
メンズのイメージが強いアロハシャツも、女性が少しゆったりと羽織るとまた違った印象になります。タンクトップの上に重ねたり、袖を軽く折ったりすれば、日差し対策も兼ねたリラックススタイルに。
旅先だからこそ、普段の自分とは少し違うサイズ感や着こなしにも挑戦してみると、新しいお気に入りが見つかるかもしれません。
Manuhealiʻi・Sig Zane Designs・MANAOLA|文化とデザインのつながりを楽しむ
「ハワイらしい服が欲しい」だけではなく、土地とのつながりまで感じられるデザインを探したいなら、ローカルの文化を大切にするブランドを見てみましょう。
ManuhealiʻiはDanene Manuhealiʻi Lunnが1985年に始めたブランドです。ハワイアンキルトをもとにした3つのデザインをTシャツや枕、キャンバストートへシルクスクリーンしたことからスタートし、現在は女性、男性、子ども向けのウェアやアクセサリーまで幅広く展開しています。オアフ島ではホノルルとカイルアに店舗があります。
ハワイ島ヒロを拠点とするSig Zane Designsは1985年にSig Zaneと妻のNalani Kanakaʻoleがスタートしました。自然や植物、ハワイ文化への理解をデザインへ落とし込み、現在は息子のKūhaʻo Zaneへもその活動が受け継がれています。
MANAOLAは、デザイナーManaola Yapの文化的背景やフラとのつながりを土台とするブランドです。女性向け、男性向けのウェアだけでなく、バッグ、スカーフ、サングラス、ホームアイテムなどへ展開を広げています。
これらのブランドを選ぶときは、単に「柄がハワイっぽいか」だけでなく、商品説明やコレクションのストーリーまで読んでみるのがおすすめです。
華やかな一着そのものだけでなく、その背景にある土地や自然、人々の感覚に触れられることが、現地でショッピングをする面白さにつながります。
バッグ・サンダル・ジュエリーなら日常にも取り入れやすい
服はサイズや着こなしが難しいという方には、バッグや靴、ジュエリーがおすすめです。
日本でも使う場面をイメージしやすく、ファッションのテイストを大きく変えなくても、ひとつ加えるだけで旅の思い出を残せます。
自分へのお土産はもちろん、家族や友人への贈り物にも選びやすいカテゴリーです。
特に実用品は、使うたびにハワイで過ごした時間を思い出せるのが魅力。見た目だけではなく、素材やサイズ、普段の生活との相性まで比べながら選んでみましょう。
ALOHA Collection|海辺から旅行まで使いやすいバッグ
海やプールへ出かける機会が多い方に人気なのがALOHA Collectionです。
ブランドは2014年にRachael Leinaʻala SoaresとHeather Aiuによってスタートし、現在はポーチ、トート、ヒップバッグ、バックパック、ダッフルなど幅広いアイテムを展開しています。代表的なSplash-Proof®シリーズは水分に強い素材を使用していますが、縫い目やファスナーまで完全防水というわけではなく、水中へ沈める用途には向いていません。
この「濡れた場面に使いやすいけれど完全防水ではない」という特徴を理解しておくと、使い道を考えやすくなります。
旅行では水着や洗面用品を分けるポーチとして、自宅ではジムや温泉、スパバッグとして活躍します。大きめのトートならビーチタオルや羽織りもまとめられるため、海辺へ行く日に便利です。
2026年9月現在、オアフ島ではアラモアナセンターとモアナサーフライダー内のワイキキ店などで展開されています。店舗ごとにセレクトが異なり、店頭限定の商品が用意される場合もあります。
好きな柄を探す楽しさもありますが、長く使うなら手持ちの服やスーツケースとの相性も見てみましょう。
旅行用なら少し大胆なプリント、普段用なら無地に近いカラーなど、用途ごとに選び分けるのもおすすめです。
Island Slipper|足元からさりげなくハワイを取り入れる
サンダルを探しているならIsland Slipperもチェックしておきたいブランドです。
Island Slipperは1946年からオアフ島でサンダルを手作りしてきた家族経営のブランドです。ハワイではビーチサンダルやサンダルを日常的に「slippers」と呼ぶ文化がありますが、Island Slipperでは素材や履き心地にもこだわったさまざまなモデルを展開しています。
2026年9月現在、公式店舗としてワイキキのロイヤル・ハワイアン・センター内店舗と、パールシティのファクトリーアウトレットが案内されています。
サンダルは見た目だけではなく、自分の足との相性を確認することが大切です。
ハワイ滞在中は普段より歩く距離が長くなりやすいため、新しく購入したものをいきなり一日中履くのではなく、まず短時間歩いてみると安心です。
日本で使う予定なら、服装との組み合わせも考えてみましょう。レザー調の落ち着いたカラーならリゾートだけに限定されず、ワンピースやデニム、夏のロングスカートにも馴染みます。
旅の途中で実際に使い、履き心地まで確かめてから帰国できるのも、現地でサンダルを購入する楽しさです。
Maui Divers Jewelry|特別な旅には長く残せるジュエリーを
節目の旅行や自分へのご褒美には、ジュエリーという選択肢もあります。
Maui Divers Jewelryは1959年にジュエリー事業を始め、現在はホノルルでジュエリーを製造しています。チェーンのみ自社製造の対象外です。
デザインにはプルメリア、ホヌ、波、マイレ、海の生き物など、ハワイや太平洋を感じさせるモチーフが数多く登場します。
ジュエリーを選ぶときは、旅先の華やかな服に合うかだけでなく、日本で普段着る服とのバランスまで見ておきたいところです。
小ぶりなペンダントやピアスなら日常使いしやすく、特別な日だけでなく仕事や食事の日にも身につけられます。存在感のあるリングやブレスレットなら、記念日の一品として選ぶのもよいでしょう。
現在はアラモアナセンターのフラッグシップ店をはじめ、ワイキキやオアフ島ノースショア、マウイ島、カウアイ島、ハワイ島などに店舗があります。
高価なアイテムほど勢いで決めず、素材、サイズ、保証内容、帰国後のメンテナンス方法まで確認して選ぶことが大切です。
香りやボディケアでハワイの余韻を暮らしへ持ち帰る
ファッションやジュエリーだけでなく、ビューティーアイテムもハワイで楽しみたいカテゴリーです。
花や果実を思わせる香りは、自宅へ戻ったあとにも旅の記憶を呼び起こしてくれます。
ボディクリームやハンドケア、ルームフレグランスなどはサイズの選択肢も多く、自分用からギフトまで選びやすいのが魅力です。
一方で、香りは好みが分かれやすいもの。パッケージだけで決めるのではなく、自分の肌や暮らしの中で使ったときまで想像して選びましょう。
Mālie|カウアイ島から生まれた香りを楽しむ
ハワイでビューティー系のブランドを探すなら、Mālieは立ち寄りやすい選択肢のひとつです。
Mālieは2004年にカウアイ島でスタートしたブランドで、現在もカウアイ島に本拠を置いています。植物由来の素材を生かし、スキンケア、ボディケア、ヘアケア、ホームフレグランスなどを展開しています。
プルメリアやピカケ、ココナッツを思わせる香りなど、ハワイ滞在の空気と結びつけやすいラインが揃っているのも魅力です。
2026年9月現在、オアフ島ではインターナショナルマーケットプレイスとアラモアナセンターにブランドショップがあり、カウアイ島ではポイプのThe Shops at KukuiʻulaやリフエのKilohanaに店舗があります。
ホテルや海辺で感じた香りに近いものを見つけると、帰国後に使うたびに旅の景色が蘇るような楽しみがあります。
ただし、店内では複数の香りを一度に試しすぎると違いが分かりにくくなります。気になるものを数種類に絞り、時間を置きながら選ぶほうが、自分の好みに近いものを見つけやすいでしょう。
香水だけでなく日常で使うものから選ぶ
「ハワイの香りを持ち帰りたい」と思うと香水へ目が向きがちですが、毎日使うボディケアやホームアイテムから選ぶ方法もあります。
香水は好きな香りを長く楽しめる一方、職場や生活環境によっては使える場面が限られます。
ハンドクリームやボディクリームなら量を調整しやすく、入浴後や就寝前など、自分だけの時間にも取り入れやすいでしょう。
ルームスプレーやディフューザーなら、ファッションやメイクの好みに左右されにくく、家でハワイを思い出すきっかけになります。
旅行中は「その場で欲しいか」だけでなく、「一週間のうち何回使いそうか」を考えてみるのがおすすめです。
日常の動線へ自然に入れられるものほど、旅のお土産が一時的なものではなくなります。
ボトルデザインが美しいものは、洗面台やベッドサイドへ置くだけで気分を変えてくれるのも嬉しいところです。
ギフトは相手の好みが分からなくても使いやすいものを
ハワイでブランドアイテムをお土産にしたい場合、香りものは魅力的な反面、相手の好みが分かれやすいカテゴリーでもあります。
親しい友人で好きな香りを知っているなら選びやすいですが、職場の方や好みをあまり知らない相手には、香りが強く残るものよりハンドケアや石けんのような比較的取り入れやすいアイテムを候補にするとよいでしょう。
自分用と同じものを大量に買うより、贈る相手の暮らしを想像して選ぶのがポイントです。
普段から旅行をする方ならポーチ、海やジムへ行く方なら濡れたものを分けられるバッグ、美容が好きな方にはボディケアというように、ブランドより先に用途を決めると選択肢を絞れます。
箱の大きさや重さも忘れずに確認しましょう。
可愛いギフトセットをいくつも買うと、帰国時に思った以上にスーツケースの場所を取ることがあります。自分へのお土産も含め、荷物全体のバランスを見ながら買い足していくと安心です。
2026年のハワイでブランドショッピングを失敗しないコツ
ハワイには魅力的なブランドがたくさんありますが、限られた旅行日数ですべてのショップを回る必要はありません。
「有名な店を制覇する」より、自分が本当に欲しいカテゴリーを決め、気になるブランドを数軒ゆっくり見るほうが、大人の旅にはよく似合います。
特に2026年の旅行では、SNSの古い投稿だけを頼りにせず、訪問直前に店舗情報を確認することが大切です。
ショップの移転や営業時間の変更、限定商品の販売方法などが変わる可能性もあるため、少しの下調べが現地での時間を守ってくれます。
欲しいブランドは公式サイトで店舗を確認してから向かう
せっかく時間をかけて出かけたのに、店舗が移転していたり営業時間が変わっていたりすると、旅行中の貴重な時間を失ってしまいます。
ブランドを目当てに出かける場合は、前日や当日の朝に公式サイトのStore Locatorや店舗ページを確認しておくと安心です。
特にショッピングセンター内の店舗は営業時間が施設と完全に同じとは限りません。
また、同じブランドでも店舗によって品揃えが異なることがあります。
ALOHA Collectionでは、アラモアナ店やワイキキ店について、それぞれ店舗限定の商品が用意される場合があることを案内しています。
欲しい型やサイズが決まっている場合は、一店舗だけに絞らず、在庫について問い合わせられるか確認するのもひとつの方法です。
一方で、「何があるか見て決めたい」という日には、アラモアナセンターやワイキキなど複数のショップをまとめて見やすいエリアを利用すると移動時間を抑えられます。
旅行前にすべての商品を決めてしまう必要はありません。
気になるブランドだけ整理しておき、最後は店頭で偶然出会ったものを選ぶくらいの余白を残しておくと、買い物そのものを楽しめます。
本当にローカルなものを探すなら表示まで確認する
ハワイで買うからには、できるだけ現地とのつながりを感じられるものを選びたいという方も多いでしょう。
そんなときに役立つのが、商品の生産地やブランドの背景を確認する習慣です。
ハワイ州のHawaiʻi Madeは、州内で作られた商品や事業者を見つけるための公的な情報源として運営されています。現在の基準では、Hawaiʻi Madeとして表示する商品は州内で製造、組み立て、加工、生産され、卸売価値の少なくとも51%が州内で付加されている必要があります。
もちろん、海外で製造された商品だから魅力がないという意味ではありません。
ハワイで生まれたデザインや企業の考え方に共感して買うことも、立派な選び方です。
大切なのは、「ローカルブランド」「ハワイでデザイン」「ハワイで製造」をすべて同じものとして考えないこと。
何を重視して買ったのかが自分の中で明確であれば、商品への納得感も高まります。
小さなクラフトやローカルの商品を探したいときは、大型ショッピングセンターだけでなく、州のHawaiʻi Madeに掲載されている事業者を旅行前に眺めておくのもおすすめです。
高価な買い物は日本へ帰国するときの免税範囲も確認する
ブランドショッピングを楽しむとき、忘れたくないのが日本への帰国時のルールです。
日本の税関では、海外で購入した携帯品や別送品について、個人的に使用すると認められるものに免税範囲が設けられています。酒類やたばこなどとは別に「その他の品物」の免税範囲も定められているため、高価なジュエリーやバッグなどを購入する場合は、出発前に最新情報を確認しておきましょう。
買い物の金額が大きくなった場合は、レシートを帰国まで保管しておくと整理しやすくなります。
また、旅行先から荷物を日本へ送る場合は「別送品」として扱われる場合があり、一定の手続きが必要です。別送品として免税の適用を受けるには帰国時の申告も関係するため、現地から商品を発送する予定がある方は事前に確認しておきましょう。
ファッションや雑貨とは少し異なりますが、植物や生の果物などをお土産にしようと考えている場合は植物検疫にも注意が必要です。ハワイで販売されているものでも、日本へ持ち込めない植物や果物があります。土はすべての国と地域から日本へ持ち込めず、土が付着した植物も持ち込みできません。
「現地で売っているから日本にも持ち帰れる」と思い込まず、迷うものは購入前に確認することが大切です。
初日に全部買わず、旅の後半まで候補を残す
ショッピング好きな方ほど試してほしいのが、到着直後に買い切らないことです。
ハワイへ着いた初日は、色鮮やかな商品や南国らしいデザインが新鮮に見え、つい財布のひもが緩みがちです。
ところが数日過ごしていると、別のエリアでさらに好きな柄を見つけたり、旅行中に実際に必要になったバッグやサンダルが分かったりすることがあります。
そこで、初日は候補を探す日、旅の途中で比較する日、後半に本当に欲しいものを買う日と分けてみるのもおすすめです。
写真撮影が許可されている店なら、商品名や品番をメモしておくと比較しやすくなります。
ただし、限定商品や在庫の少ないサイズは後から売り切れてしまう可能性もあります。
「なくなったら後悔する」と思えるものだけその場で決め、それ以外は一度考える。このメリハリがあると、勢いだけの買い物を減らせます。
ブランド巡りを旅のノルマにする必要もありません。
ビーチへ行った帰りに一軒、ディナー前に一軒というように、もともとの予定へ自然に組み込むと疲れにくくなります。
安さより「何年使いたいか」で予算を決める
旅行ではお土産、食事、アクティビティなど出費が重なるため、ショッピング予算を決めておくことも大切です。
ただし、ブランドアイテムは単純に価格の安さだけで比較しないほうが満足しやすいでしょう。
たとえば毎年夏に使うサンダル、旅行のたびに使えるバッグ、節目の日にも身につけられるジュエリーなら、少し予算をかけても長く楽しめます。
反対に「ハワイだから何となく欲しい」というものは、一晩考えるだけで気持ちが落ち着くこともあります。
おすすめは、旅行前に「服」「バッグ」「美容」「ジュエリー」などカテゴリーごとの優先順位を決めておく方法です。
今回は服を一着と小物を買う、記念旅行だからジュエリーを主役にするなど、目的があるだけでも選択はかなり楽になります。
買った数ではなく、帰国後に何度手に取ったか。
そんな基準で考えると、ショッピングも大人らしい旅の楽しみになります。
2026年のハワイで自分らしく長く愛せる一品を見つける
ハワイでブランドを巡る楽しさは、単に日本では見かけない商品を手に入れることだけではありません。
Tori RichardやReyn Spooner、Kahalaのように長い歴史を持つアパレルに触れたり、Manuhealiʻi、Sig Zane Designs、MANAOLAのように土地や文化との関係を大切にしたデザインを知ったりすることで、ひとつの服を見る目も変わります。
海辺や旅行で実用的なALOHA Collection、オアフ島で長年サンダルを作り続けるIsland Slipper、特別な旅を形に残せるMaui Divers Jewelry、香りを通して島の余韻を持ち帰れるMālieなど、選択肢は幅広くあります。
大切なのは、人気ランキングだけで決めないことです。
自分がどんな場面で使いたいのか、何年後まで持っていたいのか、ブランドのどんな部分に惹かれたのかを考えて選んでみてください。
州内で作られた商品にこだわりたいなら生産地を確認し、文化的な背景に惹かれたならコレクションの物語を読んでみる。普段使いを重視するなら、日本へ戻ったあとの服装や暮らしを想像してみる。そんなひと手間で、買い物の満足度は大きく変わります。
そして、ブランド巡りに夢中になりすぎず、ハワイそのものを楽しむ時間も忘れたくありません。
海を眺めたり、街を歩いたり、カフェで休んだりした先で偶然見つけた一品が、最も記憶に残ることもあります。
旅の景色と一緒に持ち帰り、数年後に手に取ったとき「あのときのハワイ」を思い出せるもの。
2026年のハワイでは、そんな自分だけの一品をゆっくり探してみてはいかがでしょうか。
ハワイ好き女子の為にハワイローカル情報を日々取材しております♡♡♡






