広告を出さず、ウェブサイトもない隠れ家的カフェ「Raintree Bakery Coffeehouse（レインツリー・ベーカリー・コーヒーハウス）」。2015年にオープンし、一切宣伝していないのにも関わらず、連日ローカルで賑わいを見せています。

地元のコミュニティを大切に、そして人と人との繋がりを重要視するそのカフェにWi-Fiはありません。なぜなら、コミュニケーションを大事にしているから！温かいハワイの雰囲気を再発見させてくれる場所がそこにはありました。本当は教えたくない！でも特別にアロハガールの皆さんには”いいカフェ”ご紹介しちゃいます。アロハガール独占取材です！

ローカルのオーナー2人に、なぜカフェをオープンすることになったのか？聞いてみると、「リタイアして時間ができたんだけど、暇な毎日に耐えられなくてさ。」と笑顔で答えてくれました。

研究室で働いてたオーナーの一人は毎朝ベーカリーでマフィンなどを焼き、レストランで長年働いていたもう一人のオーナーはバリスタとしてフレッシュなコーヒーをいれています。

お店のこだわりは？と尋ねると「フレンドリーな雰囲気作りかな。地元の人が集まって談笑する機会を設けたくて始めたんだ。高校の同級生達が自然と集まってきてくれて昔話に花を咲かせているよ。あともちろんオーガニックな食材選びや、厳選されたコーヒー豆を提供することもポリシーだし。マフィンなどのベーカリーは低糖質にしたりヘルシーなものを提供しているよ。」

なるほど、と思いあとは何かこだわりなどありますか？と尋ねると、「うーん。人と人の会話を大切にしたいと思っているから、Wi-Fiをあえて置いてないんだ。最近ではテキストやSNSで人と人とのつながりが軽薄になっているだろ？大手のコーヒーショップとかだとFree Wi-Fiがあって便利にお茶を楽しめるかもしれないけど、パソコンをいじってる人ばかりで僕らはあまり好きじゃないんだ。自然の会話を楽しみながらコーヒーやマフィンを食べて欲しいしね。」

納得な答えにもっと『Raintree Bakery Coffeehouse（レインツリー・ベーカリー・コーヒーハウス）』が好きになったのでした。

コーヒーやベーカリーもさることながら、可愛い店内にほっこりさせられます。オーナーの二人が自らの手で改装したという店内は清潔感溢れ、ポップな色使いなのですが、どこかアットホームな雰囲気があります。こちらのレインボーのアートはローカルアーティストのものだそう。テーブルに置いてある観葉植物もなんだか可愛い。

カイルアロースターというローカルのコーヒー豆を使用しているコーヒーは飲みやすくとても美味しい！コスタリカなど世界中の厳選されたコーヒー豆でいれられたコーヒーをリーズナブルな価格で提供しています。マイルドでリッチ、だけれどもビター控えめなコーヒーは地元の人たちに愛されています。

オーナーのオススメである「チョコレートラテ」をオーダー。甘すぎずスッキリとした味のコーヒーで大変気に入りました。

人気のメニューは「アイリッシュクリームラテ」ということで、次回をそれをオーダーしてみたいと思います。

こちらは「ラテ」をオーダーした際の一枚。クリーミーで酸味や苦味は控えめな飲みやすい一杯でした。

毎朝ベーカリーを焼いているということで、毎日フレッシュなマフィンやケーキを食べることができます。甘さ控えめでヘルシーなスイーツは日本人好みの味だと思います。一番人気は「ブルーベリーマフィン」で、オーナーのオススメは「リリコイチーズケーキ」だそう。どちらも美味しそう！オーガニックな食材が使われているため罪悪感無く、3時のおやつが楽しめます。

『Raintree Bakery Coffeehouse（レインツリー・ベーカリー・コーヒーハウス）』
住所：1110 Pensacola St. Honolulu, HI 96814
電話番号：808-543-5993
営業日時：火曜日-日曜日 7am-4pm