こんにちは。

ハワイ・ワイキキ在住”フード”フォトグラファーのマルです。

今日はグルメの話をしようと思います。僕はハワイでフォトグラファーをしていますが、さまざまな撮影をします。中でもハワイのお店撮影って特に多いんですよね。実感として、仕事量全体の3割くらいはお店撮影ではないでしょうか。雑誌を見てもハワイ特集って、最初はハワイの美しい風景やモデルさんのビジュアルが並んで、後半は流行りのレストランや最新のグッズ屋さんとか、お店の紹介が多いですよね。あれを撮り回っているわけです。

ですので、観光客に人気のレストランやカフェに仕事でガンガン行きます。もちろんローカルだけが知っている穴場的なお店も。行けば当然、そのお店の名物メニューや最新メニューを撮影し、終われば編集者さんやライターさんと味見をします。「※収録後にスタッフでおいしくいただきました」ってやつですね。いろいろなお店の人気メニューをつまみ食い状態で回れるので楽しいのですが、1日3軒、4軒回るとお腹的に結構辛いものがあります。そんな状態なので僕はハワイに来て2年半ですが、6キロくらい太りました(汗)(←しかもデブ汗)。

取材で回ると「これはうまい!」というのもあれば、「これは。。。なんだかな〜」というのもたまにあります。でも大抵は自慢の料理を出してくるので美味しいものばかり。ハワイのうまいものに出会えて楽しいですが、とにかくたくさんのお店に行くためとても覚えきれないので、本当に美味いものに関してはその場で携帯にメモっています。ハワイのグルメメモが僕のiPhoneメモにあるわけです。

それをこここでちょっとずつ紹介していこうと思います。題して「フォトグラファー的ハワイのグルメメモ」。頑張ってシリーズにしたいと思います。前置きが長くなりましたが、記念すべき第一回はこちらです。

ハワイで本当に美味いパンケーキはどこなの!?

はい、皆さんパンケーキ好きですよね。ハワイといえばパンケーキ。パンケーキといえばハワイ。東京ではハワイ発のカフェが連日パンケーキを食べに来るお客で列ができているという話を聞きます。 「パンケーキブームはもうそろそろ終わり」と言われて久しいですが、未だにその人気は衰え知らず。こちらハワイの人気店でも連日長蛇の列ができています。当然取材でパンケーキの撮影もたくさんしてきました。ガイドブックに載っているような場所は大抵行きましたね。同じ店に数回行っているところもあります。そんな数あるパンケーキを食べ比べて思うのは、ひとくちにパンケーキといってもこんなにも個性が違うのかということ。本当に各お店がこだわって独自のパンケーキを生み出しています。そこで今回はオアフ島のほとんどのパンケーキを食べている僕が、とりわけオススメのパンケーキを紹介しましょう。友人が日本に来た時、毎回オススメするのはこのパンケーキです。ランキングではありません。直球でいきます。

僕的ハワイのパンケーキ チャンピオンは 「陰陽カフェ」のホームメイドパンケーキ トリオシロップ!

です。陰陽カフェはトランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ・ビーチ・ウォーク の6Fにあります。ホテルの中にあるので、当然観光客が列をなす場所ではありません。ここのパンケーキをオススメする理由を、5つ挙げます。

見た目も麗しい陰陽カフェのパンケーキ(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

その1 味がオトナ! 飽きのこないパンケーキ

ハワイの多くのパンケーキは”ひたすらに甘い”。最初はいいのだけど、甘すぎると食べている間にだんだん飽きてしまいますよね。ところがこのパンケーキは味に飽きがこない。なぜか? まずその理由の筆頭が、3つのシロップが提供されることです。上の写真にも奥に茶色、ピンク、白のシロップが見えます。茶色は通常のメイプルシロップ、ピンクのはリリコイ、白はココナッツ。この3つのシロップで味が楽しめるので、飽きがこないわけです。生クリームど〜ん!一丁あがり! とは異なります(あれはあれで好きですが)。

さらに肝心なパンケーキの生地にもポイントが。実はこの生地は塩味が効いているのです。ちょっとしょっぱいんですね。なのでシロップの甘さとパンケーキのほんのりとした塩味がマッチして、オトナの味わいになっているんです。ひたすら甘いではないところが、僕が気に入っているところです。

その2 気品ある盛り付けと絵になるビジュアル

フォトグラファー的にポイントが高いのがこのビジュアルです。なんともホテルのカフェらしい上品な感じです。大きさもほどよく、とても撮影しやすい。同じパンケーキでも生クリームドン!のタイプだとすぐにしぼんでしまいますし、シロップが全面にかかっているものも垂れてきてしまったりと、撮れる時間が極端に短くなってしまいます。でもこのパンケーキはそこまで慌てる必要がなく、背景やアングルにこだわった撮影も可能なのです。あ、これはみなさんには関係ないか‥‥。でも見た目は大事ですよね。

朝の優しい光で写真も撮りやすい。花を背景にボカして入れるのもアリです(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

その3 リラックスできるその雰囲気

食べる場所の雰囲気も食事の満足度に大きく影響します。その点陰陽カフェの環境は、パンケーキが食べられる場所としては最高クラスでしょう。ホテルの6Fですが、写真のように半屋外になっていて朝の優しい光が入りつつ、適度な風が吹き抜けて大変居心地が心地よい。テーブルの間隔も街のカフェと違ってゆとりがあるし、パンケーキの人気店のように激混みなことはありません。もちろん行列することもありません。食べたらすぐに出て行かなくちゃ的な感もありません。ホテルらしいゆったりとした気分で朝食が味わえるのです。

ゆったりとしたホテルらしい朝食を味わえる雰囲気。この優雅さは他のパンケーキカフェでは味わえません (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

その4 だけどそこまで高くない

高級ホテルで、しかもトランプタワーでとなるとさぞかし高いのかと思いきや、このホームメイドパンケーキは$17とそこまで高くありません。パンケーキはホテルのシェフがひとつひとつ丁寧に焼いてくれるもので(街のカフェのようにバイトのお兄さんではありません)、しかもこの雰囲気でとあればむしろ安いのではないでしょうか。とてもコストパフォーマンスが高いと思います。

その5 やっぱりワイキキがいい

僕がここを日本から来た友人におすすめ理由の最後のポイントは立地です。日本からのお客さんのほとんどはワイキキにステイ。なのでレンタカーを使わずに歩いていけるところがやっぱりおすすめなんです。特にパンケーキは朝食べるでしょうから、朝起きていきなり遠出はできないですしね。最終日の飛行機の時間に余裕があれば、ここで食べてからホテルに戻って帰途につく、ということも可能です。

まとめ

というわけで、僕的な現時点のNo.1パンケーキの情報でした。皆さんもぜひ機会があれば食べに行ってください。もちろんホテル宿泊者でなくても食べられますのでご安心を!

Photo & Text by TOMOHITO ISHIMARU

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【DATA】IN-YO CAFE

営業時間/6:30-10:30

場所/トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ・ビーチ・ウォーク の6F

ホームページ/ https://www.trumphotelcollection.com/jp/waikiki/restaurants-honolulu-hawaii.php

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フォトグラファーMaru

ハワイ・ワイキキ在住フォトグラファーのTOMOHITO ISHIMARU(石丸智仁)です。
こちらでは”Maru”と呼ばれています。
東京で13年間の出版社カメラマン生活を経てハワイに移住。
現地で日本やローカル向けの雑誌、広告等の撮影をメインに活動しています。
日本の書店に並んでいる女性誌や男性誌のハワイ特集、旅行雑誌、ガイドブックなどで僕の写真が使われていますのでぜひチェックしてみてください。

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