こんにちは、アロハガール探検部のゆきです。今日は綺麗をめざすあなたにおすすめの飲み物コンブチャをご紹介。それも作ってる工場からご紹介するというアロハガール探検部ならではの深堀り取材です。

コンブチャとは？簡単に言うと日本で大昔大流行した紅茶キノコとほぼ同類の飲み物です。紅茶きのこを知らない世代の方に簡単に説明すると、コンブチャスコビーと呼ばれる菌を紅茶と砂糖の中に入れて発酵してできたものがコンブチャです。発酵飲料のため、美容と健康にすこぶる良いとされる菌の宝庫となっており、日本の昆布茶とは全く別物の健康飲料です。

私はその昔、日本で紅茶きのこにもはまって自分で作ってましたし、コンブチャがアメリカでこんなに流行する前から注目して愛飲してる、相当なコンブ茶オタクです。

そんなオタクな私が夢見てた、「いつかコンブチャ工場を見学したい」という夢が今日叶い、ハワイのローカルコンブチャを代表するSky Kombuchaの工場に行くことができました！

Sky Kombuchaの工場はオアフ島のワイマナロという地域にあります。大自然のどまんなかでホノルルとは全く違う雰囲気。

Sky Kombuchaはホールフーズ、ダウントゥーアースなど主要なヘルスフードショップはもちろん、普通のスーパーマーケットでも購入可能。

お二人は2013年に最初のコンブチャを発売し、そこからビジネスは順調に成長していっているそうです。

デイブさん、シャノンさんのコンブ茶ファミリー（Shannon and Dave Yarber）

このお二人、利益目的だけでコンブチャビジネスを始めたわけではありません。お二人は環境保護のこと、地域への貢献をものすごく考えている方たちで、とにかく資源を無駄にしない、環境を汚さない、地域にも良い影響を与えるという素晴らしいビジョンを持って会社を運営しているとのこと！


このコンブチャ工場では地域の人がこのようにできあがったばかりのコンブチャを汲んでいくことができます。容器は持参です。

コンブチャが壁から出てくる！

それも、料金は寄付制にしているとのことで、好きな金額をこの箱に入れていってもらうのだそうです。右の黒い箱がドネーションボックス。

お金ではなく、物々交換のこともあり、家で採れた野菜や果物、はちみつなどを置いて行ってくれる人もいるそう。

こういうシステムってあったかいですねえ。

できるだけローカルな原材料を使い、ローカルで生産することで輸送等で排出される二酸化炭素なども減らすことができます。もちろん、ローカル生産の方がフレッシュで栄養価も高いのは言うまでもありません！

コンブチャオタクの私には呑兵衛の酒蔵見学くらいの価値があるコンブチャ工場ですが、シャノンさんがいくらでも試してってOKですよ、という太っ腹な申し出をしてくれたので、お言葉に甘えて派手に試飲させてもらいました。

飲みたくてしょうがない私のためにコンブチャを注いでくれるシャノンさん。

お店ではボトル入りはもちろんですが、Sky Kombuchaの目玉はビールのように自分で注げるコンブチャバーがあること！

自分でシューっと注ぐのはそれだけで楽しいのですが、これも、なるべくごみを出さないため、ボトルを無駄にしないためにデイブさんとシャノンさんが考えたことだそうです。

お店には通常プラスチックの空ボトルやカップが用意されていますが、環境のためにみなさんできるだけマイボトル、マイカップ持参でお願いします！

ボトル入りのものを買ったばあいでも、飲んだ後のボトルをお店に持っていけば1本につき50セントの返金があります。これも環境のことを考えて、ボトルを再利用してもらいたいとの願いからのことです。

美味しいだけでなく、美容にも健康にも環境にも優しいSky Kombucha,　デイブさんとシャノンさんが心を込めて作ってます。ハワイのお店で見かけたらぜひ試してみて下さいね！