無料で観光地めぐり!? 「ハワイのトロリー」料金・路線・乗り方まとめ
出典: Waikiki Trolley
公共交通機関がバスしかないハワイで、旅行者の移動手段として欠かせないのがトロリーです。無料または格安で乗れる場合も多く、朝から夜まで運行しています。H.I.S.の「レアレアトロリー」、JTBの「オリオリウォーカー・トロリー」、JALパックの「レインボー・トロリー」といった各旅行会社運行のハワイのトロリー情報と、さらに誰でも利用できる「ワイキキトロリー」の情報をまとめてご紹介します。
H.I.S.のトロリー「レアレアトロリー」
「レアレアトロリー(Lea Lea Trolley)」はH.I.S.が運行するトロリーで、H.I.S.でハワイ旅行を申し込んだ方が利用できます。レアレアトロリーの特徴は下記のとおりです。
トロリーの路線&停留所がたくさんある!
レアレアトロリーでは、ワイキキーアラモアナ間のほか、ダイヤモンドヘッドやカハラモールへ行くルート、ダウンタウン、ワイケレプレミアムアウトレットに行くルートなど、12の路線が用意されていて、停留所は68ヶ所と超充実。さらにホノルル市内の人気レストランをまわる「ディナーライン」があり、グルメの方にはうれしいはず。
ワイキキーアラモアナ間は8~9分間隔で運行
最も利用者が多いのが、ワイキキとアラモアナセンターがあるアラモアナ地区を結ぶ路線。そんなワイキキーアラモアナ間なら、朝7時から午後9時50分まで、8~9分間隔で運行しています。だから、トロリーを長い間待って疲れてしまう…なんてことも、ほとんどありません。
車内はWiFi完備
レアレアトロリーの車内ではWiFiが利用できます。ショッピングスポットやグルメスポットをネットで検索したり、ハワイの写真をSNSにアップしたり、便利に使いこなせます。
レアレアトロリーの料金は1日券$25~
レアレアトロリーの料金は、「アラモアナ・ドンキ・ライン」または「イースト・コースト・ライン」、「ワイケレ・モアナルアライン」それぞれ1日券が、各$25(子どもは路線により$18または15)。7日間の乗り放題なら、$49(子どもは$39)~あります。
H.I.S. Ciaoパッケージツアーのハワイ旅行なら、トロリー乗り放題のパスが無料でつくそうです。
出典:レアレアトロリー乗り放題! | H.I.S.ならではのサービス | ハワイ旅行なら、H.I.S.ハワイ
JTBのトロリー「オリオリウォーカー・トロリー」
JTBを利用した方がハワイで乗車できるのが、オリオリウォーカー・トロリー。JTBからもらえる「オリオリカード」を運転手に提示して乗車します。オリオリウォーカー・トロリーの特徴は次のとおり。
定番観光スポットをおさえた人気の5路線
オリオリウォーカー・トロリーの基本ルートは、「アラモアナ」、「ワード・ダウンタウン・カカアコ」、「ワード・カカアコ イブニング」、「カハラ」、「ダイヤモンドヘッド」の5つ。「ワード・ダウンタウン・カカアコ」ルートなら、ウォルアートで知られるカカアコ地区やダウンタウンの観光スポット、さらにTV番組で人気に火がついた出雲大社などもまわります。
車内はWiFi完備、トロリーの現在地確認で待ち時間もイライラしない!
オリオリウォーカー・トロリーは車内でWiFiが完備されています。さらにトロリーの現在の位置情報をウェブで確認できるから、「いったいいつ来るんだろう~?」と待ち時間にイライラすることもありません。
JALパックのトロリー「レインボー・トロリー」
ジャルパックがオリジナルで運行している「レインボー・トロリー」。ジャルパックのハワイツアー(パッケージツアー、JAL海外ダイナミックパッケージ、海外e-ホテルに参加した方が無料で利用できます。
基本をおさえた5つの路線
レインボー・トロリーがまわるのは、ワイキキーアラモアナ区間を結ぶ「アラモアナルート」のほか、ダイヤモンドヘッドを朝一番に登頂したい方のために、始発が午前5時20分の「ダイヤモンドヘッドルート」、毎週土曜日の朝に行われるKCCファーマーズマーケットにあわせて運行される「KCCエキスプレスルート」、さらに「ダウンタウンルート」などがあります。
トロリー車内はWiFI完備
レインボー・トロリーも車内はWiFi完備。移動中に現地での情報収集を行ったり、日本の家族や友だちと連絡をとったり、便利に利用できます。
出典:ハワイ旅行 JAL海外ツアー - ジャルパックオリジナル レインボー・トロリー - 海外ツアー・旅行ならJALパック
誰でも利用できる!ワイキキトロリー
H.I.S.、JTB、JALパックと、旅行会社が運行するトロリーは利用できる方が限定される場合が多いですが、誰でも利用できるのが「ワイキキトロリー」です。サンフランシスコのケーブルカーをモデルに設計され、創業から30年以上もたつ、歴史ある交通機関です。見晴らしのよい2階建てバスがあるのも、ワイキキトロリーです。
路線は基本の5つ
ワイキキトロリーの路線は、ブルーライン、グリーンライン、パープルラインなど、基本の5ルートに加えて、人気のレストランをめぐる「ホノルル・ダイニング・エクスプレス」、ワイケレプレミアムアウトレットやパールハーバーなどの観光地までアクセスできる「オアフ島観光ツアー」などがあります。
JCBカード提示で無料で乗れる!ワイキキーアラモアナ間の「ピンクライン」
ワイキキトロリーの中で最も便利なのが、ワイキキとアラモアナセンターを結ぶ「ピンクライン」。10分に1本の間隔で運行しているので、ほとんど待ち時間がなく利用できます。乗車料金は片道$2(大人も子どもも共通)です。
さらに、JCBカードを持っている方なら、JCBカードを運転手に提示すればピンクラインは無料で乗車できます。(大人1名、11歳以下の子ども2名まで)
ワイキキトロリーの料金・申込み方法は?
ワイキキトロリーでは、5ラインに乗り放題できるチケットが1日券、4日券、7日券の3種類が用意されています。1日券なら$45、4日券は$65、7日券は$70ですが、オンラインで申し込めばこの通常料金よりも割安になります。オンラインで申し込んだ場合、Tギャラリア by DFS停留所にあるチケットカウンターで、申込み時に受け取った「予約確認メール」と写真付き身分証明書を見せれば、チケットと引き換えてもらえます。
出典:ワイキキトロリー停留所ルート案内・チケット予約
ハワイのトロリーをマスターすれば、ハワイで出かけられる範囲がぐんと広がり、人気のショップやレストランにも足を伸ばすことができます。各トロリーの最新情報は、それぞれのウェブサイトでご確認ください。
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