2018年に建立88周年という縁起の良い年を迎えたホノルル妙法寺

1930年にその歴史が始まり、2018年に88周年を迎えた日蓮宗ホノルル妙法寺。
アメリカ、ハワイで仏教のお寺?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ハワイは日系移民が多く暮らしている移民の国。ここは昔から、ハワイに暮らす日本人たちにとって、心のよりどころでもあった場所なのです。またここは、仏舎利(お釈迦様の遺骨)も収められている由緒正しきお寺でもあるのです。

そんな境内の中に足を踏み入れると、宗教や宗門宗派などとは関係なく、緑にあふれた静かな環境に、心がほっと癒されます。

口コミで少しづつ話題となっているマインドフルネス瞑想クラスは、毎週金曜日の6時から行われています。夕暮れの風が心地よい時間です。

ここがハワイ?と思ってしまうほど、美しく手入れがされた日本庭園。静かに手水を使い、本堂に入らせて頂きます。

明るく、静謐な佇まいの本堂でした。瞑想クラスはここで行われます。

マインドフルネス瞑想クラスを体験

こちらがホノルル妙法寺の山村尚正住職です。何と6歳ごろにはお経を唱え始め、14歳で得度されたというご住職です。穏やかに話される雰囲気も、受け応えも、近くにいるだけで、何だか優しさに包まれている感じがします。

この日は、毎週参加されているというローカルの方たちに加え、日本からの観光客の方も2人参加されていました。お二人は、日本での普段の疲れを取り、ハワイで静かに癒されたいと、この瞑想クラスに参加したそうです。

ご住職のリードで、身体を軽くほぐしながら瞑想タイムが始まりました。瞑想の基本は呼吸なのだそうで、初めての私たちにもわかりやすくお話しして下さいます。深く深く呼吸を繰り返していると、自然に気持ちが落ち着いてきます。

川のせせらぎを聞きながら・・・穏やかに流れる時間

本堂脇を流れている川。静寂の中で静かに瞑想をしていると、川のせせらぎの音と鳥の鳴き声だけが聞こえてきます。
ご住職のお話しを聞きながら呼吸をすることに意識を向けていると、今呼吸をしながら生きていること、に改めて気がつきました。生きていること、そして生かされていること、何だか嬉しさや感謝が込みあげてきます。

私たちが抱えるストレスは3つあり、過去への後悔、過去背負ったトラウマ、そして未来の不安なのだそうです。瞑想をすることで「今を生きること」を学び、気づき、そしてそのストレスを開放する・・・。確かに宗教の垣根を超えた、生きるための知恵や癒しがそこにある気がしました。

モデルのSHIHOさんも癒された場所

モデルのSHIHOさんがこのお寺を訪れ、長く瞑想していたという場所がここです。川の流れる音だけが聞こえる、美しく静かな空間です。お寺の瞑想クラスに参加された方は誰でもここで時間を過ごすことができます。

また、本堂の隣にあるホールでは、曜日により、ヨガやフラ、合気道、日本舞踊などのジャパニーズカルチャークラスが行われたり、毎年、秋祭りや花まつりが開催されたりと、ここは宗門や宗派にこだわらず地元の人々に愛されてきたお寺です。

ここにお参りし自分と向き合い、菩提樹の茂る境内をお散歩する。日々の忙しさから離れ、夕暮れ時の1時間、瞑想クラスに参加してみる。そんなハワイで過ごす一日があっても良い・・そう思わせてくれる癒しの時間でした。

ぜひ実際に参加され、本当のマインドフルネス瞑想とは何かを、ご住職のお話しを聞きながら体験していただきたいと思います。毎日を頑張っているからこそ、自分に与えてあげる優しい時間。アロハガールズの皆さんにもぜひ体験してもらいたい癒し時間です。

各習い事、行事等のためにホールの貸し出しをしています。詳しくは下記にお問い合わせ下さい。

ホノルル妙法寺詳細

Honolulu Myohoji Mission
日蓮宗ホノルル妙法寺
2003 Nuuanu Ave, Honolulu 96817
808-524-7790

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