こんにちは、アロハガール探検部のゆきです。自称ハワイで一番国際教育事情に詳しい日本人です。自他ともに認める国際教育オタクなので（どんなオタクや？）、大学のキャンパスに心がときめいてしまいます。そのため、旅行に行くと地元大学キャンパスを徘徊したくなってしまうのですが。

そんなオタクな私が今日はハワイ大学マノア校のお散歩見どころをご紹介します。文章中にはオタクならではのオタク豆知識をちりばめましたのでお楽しみに！？

キャンパスが広大で緑～。

ハワイ大学マノア校は、その名のとおりマノアと呼ばれるワイキキから車で10-15分ほどの緑あふれるエリアに広大な敷地を所有しています。2019年版 World University Rankingによるとハワイ大学マノア校は世界の大学のランキングでは250校中201位。図書館が全米ランキング50位です。ふーむ、図書館だけでも見る価値ありそうですね。

ナイス建築物。

こちらジムです。

敷地が広大過ぎて、全部紹介すると日が暮れてしまいそうなので、今日はベスト３に絞ります。

ここの日本庭園がすごい！ここは京都？という気分にさせてくれる築山泉水様式の日本庭園です。日本経団連からの贈呈設置で、先日退位なされた上皇陛下ご夫妻も1964年と1994年に訪れたことがあるというすばらしい庭園。

なんちゃってではない本気の日本庭園。

足元からジャパン。

お茶室もあります。このお茶室は実際にお茶会のために使用されているとのこと。

ジャパニーズ鯉もいました。鯉の黄金色と木のお花の色がマッチしててすばらしい。

おまけですが、日本庭園の隣にはタイから寄贈されたというタイ式のこんな建物があります。

日本庭園に負けず劣らず圧巻なのが、韓国様式のビル。これはCenter for　Korean Studiesのビルで、中には教室や研究室があるんですよ。

普通に写真を撮ったら「韓国なう」の冗談が通じますね。

掲示板だって韓国風。

大学前の道路を通ると必ず目に入るポッドのような建物。これ実はハワイ大学の建築学部卒業生Joey Valenti　さんが制作した木の家なんですよね。アルビジアとはねむの木科の木なのですが、ハワイ島にとっては外来種です。その上成長が早く強いので、ハワイにもともと存在する植物の生育の妨げになってしまい、問題にもなっているとか。その前までは捨てられてきたアルビジアを使用した100％木造、環境と経済に優しい家がこれです。

うわ～、環境にめちゃ良さそう。

残念ながら中を見ることはできませんが、ガラス窓を使っていないので、窓の隙間から中をちょっとだけ見ることができます。風通しよくて気持ちよさそう。

今日紹介したほかにも、広大なキャンパスには目に美しい建物がたくさんあります。
例えば、世界的に有名な建築家I.M. Peiによって設計されたケネディーシアターとか必見。630席のシアターです。主に学生が制作した舞台やダンスなどが上映されていますが、今年は日本の歌舞伎、中村屋が公演に来てましたよ！

車もこないし、自然もいっぱいだし、お散歩には最適！キャンパス内には椅子もたくさんありますので、疲れたら一休み、読書もいい感じ。

やっぱり、教育オタクには大学キャンパスは最高だ。みなさんも時にはアカデミックな雰囲気で散歩をするのもどうでしょう？