こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。世界中のコーヒーの中でも、価値の高いハワイのコーヒーですが、100％ハワイ産となると、豆を購入するのも気軽に飲むのも簡単ではないって知ってました？100％ハワイ産、高品質って探すとなかなかなかったりします。

しかし、ワードエリアに新しくできた、オハナ・ハレ・マーケットプレイスの中にある「オール・アイランド・フレッシュローストコーヒー」がそれを一気に解決してくれます。

中に入るとブースがたくさんあって、いろんなお店がひしめきあっています。

オハナ・ハレ・マーケットプレイス過去記事はこちら。

マーケット内にあるオシャレな一角です。

オーナーのフレッドさんと、スタッフのジェフさんがアロハな笑顔で迎えてくれました。（向かって左がフレッドさん）

このフレッドさん、話を始めると3秒で相当なコーヒー好きなことがわかります。まず、コーヒーの知識が完全欠如している私のために、コーヒーの歴史から熱く語ってくれました。

現在のコーヒーブームとは第5次にあたるそうで、今までの家で飲むコーヒー、ダイナーなどでご飯と一緒に飲むコーヒー、スタバ等の大衆的コーヒー専門店、それよりもオシャレなブティック系カフェでのコーヒー、の4回の波のあとに来た、「豆の種類、焙煎方法、ドリップ方法をカスタムできるスペシャルなコーヒー」というコーヒー時代なのだそうです。

コーヒー愛が止まらないフレッドさんから歴史の授業まで受けることができます！

そんな中、このオール・アイランド・フレッシュローストコーヒーは今年2月にオープンしたばかり！使用している豆は全てハワイ産の新鮮なものです。もちろん焙煎方法も、淹れ方もお好みでカスタム！

アメリカのコーヒーは通常は、ドラムローストと言って、直接熱を加えてコーヒー豆を焙煎するのですが、なんとここではアメリカ初のエアーロースト。それも、日本のエアーロースターに惚れ込んだフレッドさんが、直接京都まで足を運んで購入したものだそうです。

こちらがそのエアーロースター

エアーローストだと、焙煎中にコーヒー豆の皮がこげないまま剥けるのでコーヒー豆に嫌な苦みが出ずコーヒー本来のマイルドさとコクが保てるとのこと。

ロースト前のコーヒー豆とロースト後。緑色のものがロースト前の生のコーヒー豆。

エアーローストの際に出る、コーヒー豆の皮。ほんとだ、焦げていませんね。エアーローストの豆は苦みが出ないので、そのまま食べても苦くないのです。試しに食べさせてもらったらほんとに苦くなくてパリポリ食べちゃいました！美味しい！

せっかくなので、エアーローストした最高級のマウイモカという豆を使って、日本式のサイフォンで淹れてもらいました。このサイフォンもアメリカではかなりのレア物で、私もアメリカ生活で初めて見ましたよ。

フレッドさんが直々に愛を注ぎ込んで淹れてくれてます。なんて光栄なことだ。

淹れている間にもフレッドさんが熱く語ってくれてます。サイフォンだと蒸気が出るため、フレーバーがしゅわっとコーヒーに加わって美味しく淹れることができるのだそうです。

できた～！美味しそう！

他ではなかなか買えない100％ハワイ産のコーヒー豆が手に入るということで、豆を購入していくお客さんも多数。中には、ここでコーヒーを飲んでしまったら、もう他のコーヒーは飲めなくなってしまい、ハワイにくるたびに大量購入する方はもちろん、日本から定期購入しているお客さんまでいるそうです。

ここまでこだわった最高級のコーヒーなら、他のコーヒーは受け付けない！なんてことも納得です。お気をつけあそばせ。

ハワイでしか飲めない、エアーローストしたて、淹れたてのとっても美味しいコーヒー、お買い物の途中にぜひ飲みに行ってみてください！

All Islands Fresh Roast Coffee
オール・アイランド・フレッシュローストコーヒー

333 Ward avenue Booth 45, Honolulu, HI 96814
（現在は45番ブースですが、近日中に入り口付近に移動する予定）

Monday- Saturday: 9am-8pm
Sunday: 9am-5pm