ウルとカロって何?

こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。みなさん、ウルとカロってご存知ですか?ウルはハワイ語でブレッドフルーツ、つまりパンの実のことを指します。カロはハワイ語でタロ芋のこと。どちらもハワイでは伝統食として昔から食べられてきたものです。

こちらが日本ではほぼ見かけないブレッドフルーツ、パンの実ですね。私世代の方は「南の島のフローネ」でフローネ一家が無人島でパンの実を焼いて食べていたのを見て、一度はパンの実を食べてみたいと思ったはずです。

そしてこれがウル(ブレッドフルーツ)の葉っぱ。ハワイアンキルトやムームー、アロハシャツなどハワイを代表するデザインによく使われるやつですよね。

こちらはカロ(タロ芋)の葉っぱ。これは日本の里芋の葉っぱと似てます。

ウルもタロも、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養価がとっても高く、昔からハワイで採れている食材。ハワイのスーパーフードとも言えるもので、美容と健康にすごくいいんだそうです!

が、食の多様化、西洋化に押され、現在ではなかなか毎日の食卓に上がることもなくなってきたのが現状です。残念ですね~。

ハワイの伝統的スーパーフードをもっと食べよう!

ということで、今日はこのハワイのウルとカロのすばらしさに気づいたマイリーさんをご紹介します。マイリーさんはウルとカロを使ったスイーツを販売している「ウルアンドカロベーカリー」のオーナーさんです。ハワイ出身ですが、ウルのすばらしさを知ったのは大学を卒業した後。ウルの美味しさと栄養価の高さ、どれだけハワイの食文化を支えてきたか、などを学ぶうちに、もっともっとこのスーパーフードをたくさんの人に食べてもらいたいと思うようになりました。

そして、その思いがつのって、カピオラニコミュニティーカレッジの料理学科を卒業したマイリーさん、ハワイやオーストラリアなどで腕を磨いた後ハワイに戻り、このウルアンドアンドカロベーカリーをスタート。若いのにガッツありますねえ。


販売しているスイーツはすべてマイリーさんの手作り。現在はオーダーの他に、毎週水曜日にブレイズデイルセンター前で開かれるファーマーズマーケットにもお店を出店中。

ここのファーマーズマーケットは混んでなくてとっても快適なんですよ。

この旗と看板が見印です。

左がマイリーさんです。となりはヘルプしてくれているレイキさん。「地元で手に入るこんなに栄養豊富な食材を使わないなんてもったいない!ウルアンドカロベーカリーで作るものには必ずどちらかが入っています!おいしいだけじゃなく、体にも心にも自然にも優しいんですよ。」とマイリーさん。

そうなんです。ウルとカロが原材料で栄養豊富なだけでなく、白砂糖やプロセスされた油など、体に悪いものは使ってません!オーガニック、ビーガン、グルテンフリーなどにも対応。せっかくスイーツを食べるなら、身体にいい方がいいですよね!

ウル&バナナブレッド。

カロのブラウニー。

ウルとイチゴのカップケーキ。

1個だけ食べてみたい方にはこちらの1個売りもおすすめ。かわいいです。

ウルでできたクラッカー。

ウルのチョコレートチップクッキー。

ウルとカロでこんなにいろんなスイーツができるんですね!マイリーさんのブースにはお客さんがひっきりなしに訪れていました。

お味は?試食タイム

私はウル&バナナブレッドを買ってみました。小さめなので、ちょっとだけ食べたいときにもぴったり。

おいしい~!パンの実の味ってよくわからないのですが、素朴なおいしさ。絶対体に優しいんだろうなという味です。何個でもいける。

日本ではなかなか食べる機会のないウルとカロ、ハワイに滞在中1度は食べてみてください!ウルアンドカロベーカリーは毎週水曜日の午後4時ー7時まで、ブレイズデイルセンター前にブースを出展します。

Ulu and Kalo Bakery
ウルアンドカロベーカリ

808-778-2645
Neal S. Braisdell Center
777 Ward Ave. Honolulu
uluandkalobakery@gmail.com

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