コールドウェルホノルル市長は、2020年3月22日の時点で、翌日23日からの「自宅待機」「在宅勤務」命令を発令し、事実上のロックダウンに入りました。その翌日の23日、イゲハワイ州知事が記者会見を行い、州全体での「自宅待機」と「在宅勤務」命令が！ハワイは25日から全州でのロックダウンとなっています。

今回はロックダウン後のホノルル市内から、街の様子をリポートしたいと思います。まずは私たちの生活に一番密接に関係する食料のこと、つまりスーパーマーケットでの様子です。

こちらはアメリカの大型スーパーマーケットの店内です。生鮮食品やお菓子などの食べ物は豊富にそろっていて、特に不便は感じませんが、やはりトイレットペーパーはありません！ここはペーペータオルの棚。

他の大型店ではお店の方にお話をお聞きすることができました。トイレットペーパーなどの品薄、品切れのものについては、毎週の入荷を予定しているそうですが、その時になってみないとどれくらいの量が入荷できるのかは不明なのだそうです。

ただ、こちらも食料品などは十分に並んでいましたので、今後の不安を感じることなく今まで通りのお買い物ができました。

アラモアナにある大型スーパーマーケットにも行ってみました。こちらも紙類は不足していましたが、食材、お菓子、パン、飲み物などいつものように豊富にそろっていました。ただ、パスタの棚が少し品薄なのを感じました。

目立つのは、写真にあるような紙です。ここはハムなどのコーナーで、商品はそろってはいるのですが「お一人様お一つ限り」の注意書きが！買占めを防ぐ良いアイデアです！人気の商品や、日持ちのする商品など、今の時期買占めが起こりそうな商品にはこのような注意書きが付けられていました。

「自宅待機」「在宅勤務」の間も必要不可欠なことに対しての外出は許されています。その中にスーパーマーケットなどへの食材の買い出しのほかに、テイクアウトの食事を取りにいくこともできます。カカアコにある人気のサンドイッチ専門店「アール」に行ってみました。

本格派の手作りグルメサンドイッチが人気の「アール」。いつもはサンドイッチをアウトサイドのテーブル席でいただけるのですが、今の時期は我慢です。美味しいお味は同じなので、お持ち帰りのサンドイッチをオーダーしました。待っている間、オーナーにお聞きしてみると、食材の仕入れには困ってはいないそうです。レストランとしてダイニングが許されていないこの時期でも、業者の方たちは食材を運び「アール」のようなお店はテイクアウトで私たちに美味しい食事を提供してくれている・・・なんだか安心しました。

今の時期は、テイクアウトやデリバリー、そしてドライブスルーなどのみが許されていて、店内はもちろん、アウトサイドであってもその場での食事はできません。スーパーマーケットのイートインのコーナーはどこも全面クローズです。

ただ取材をしていると「こんな時期だけれど、お客様たちのために、できる限りの努力で美味しいものを提供したい」というアロハなハートで頑張っているお店がたくさんありました。「この時期だからこそ栄養のあるものを」と工夫しているオーナーさんたちもたくさんいらっしゃいました。

この状態が終息する日は必ずきます！だからこそアロハガールはこんな風に頑張っているお店を、これからもご紹介していきたいと思っています。

EARL
アール

MON- SATURDAY 10am-8pm
SUNDAY 10am - 4pm