感染者減少と経済再生への動き

ハワイの新型コロナ感染者数は連日1ケタが続き、5月8日と14日には感染者数がゼロを記録しました。クイーンズホスピタルの敷地内に設置されていたウイルス検査のためのテントも、感染者減少を受けテントの撤去も行われました。

そのようななか、経済再生の動きも高まってきています。5月15日にはハワイ州内のショッピングモールや小売店が再開しました。これは、感染リスクに応じ、段階的に規制を緩和するという州政府の発表をもとにしたものです。

再開には、様々な規制もあり、ソーシャルディスタンスの調整などの理由で、モールなどは全ての店舗がオープンするわけではありません。

開店のための規制としては、マスクの着用は必須です。また店舗に入ることのできる人数に制限があります。(店の大きさにより違いがあるので、一度に店内に入ることができる人数は店舗により異なります)その他、手の消毒ができるハンドサニタイザーなどの設置もしなければなりません。各モールではモール内の各所にルールを促すための看板等の設置もされています。また、モール内のレストランやカフェの店内やアウトサイドのテーブルなどでも依然、飲食は禁止です。

このように多くの規制はあるものの、3月25日から事実上のロックダウンで「自宅待機」「在宅勤務」命令が発令されていたことを考えれば、今回のモールの再開はハワイ州の経済再生への大きな1歩となりました。

再開したモールと営業時間

5月15日に再開したモールのお知らせです。
(ただし、営業時間は現時点のものであり変更される可能性もあります)

アラモアナセンター
新営業時間 月~土 11時~19時
      日   12時~18時

パールリッジセンター
新営業時間 月~土 11時~19時
      日   12時~18時

ロイヤル・ハワイアン・センター
新営業時間 月~日 10時~22時

カハラモール
新営業時間 月~土 10時~21時
      日   10時~18時

インターナショナル・マーケット・プレイス
新営業時間 月~日 11時~18時

以上のような大型モールの他、ワイキキの一流ブランドが並ぶ「ラグジュアリー・ロウ・アット2100カラカウア・アベニュー」も再オープンしました。こちらもアメリカ疾病対策センターの新型コロナウイルス感染防止対策に応じた規制を敷き、安全にショッピングできる環境を整えているようです。

このようなショッピングモールや小売店の再開とあわせ、1対1で行うスポーツ、テニスやヨガも許可されました。依然、サッカーやバスケットボール、バレーボールなど大人数で行うスポーツやアクティビティは許可されていません。

また、ドライブイン形式の礼拝なども認められました。さらに法廷での裁判も可能となりました。

まだまだ規制も多く、6月30日まで事実上のロックダウンが続くことになっています。けれど大型モールの再開は、人々にとっても大きな希望につながるものです。

今回のモール再開では全店舗がオープンしたわけではなく、一部の店舗に限られてはいますが、今後準備が整えば、次々とオープンが続くことと思われます。ハワイのイゲ州知事の14日の記者会見では、次の段階として、現在は禁止されているレストランなどでの営業も示唆しています。店内飲食や感染リスクが中程度の業種の再開も示唆したのです。今後もこのように、少しずつ規制緩和の動きが出てくるはずです。感染拡大防止に努めるとともに、希望を持ち過ごしていくことなのだと思います。

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