規制緩和の中で待望のビーチ開放へ

ロックダウンから2か月弱、5月中頃くらいから、新型コロナウイルスの感染者数が横ばいとなってきたハワイ州では、規制緩和の動きが出てきました。

オアフ島でのビーチが再オープンされたのも5月16日のことでした。今まで健康維持のためのサーフィンや水泳、ウォーキングなどの目的でビーチを横切ることは許されていたものの、ビーチでの日光浴などは禁止されていました。16日以降は市民が待ちに待ったビーチ開放とあって、再開以来、多くの人たちがビーチでの時間を楽しんでいます。

大打撃を受けた飲食業界もようやく規制緩和へ・・・

また、カーク・コールドウェルホノルル市長が、ハワイ州のイゲ知事からレストランでの飲食可能の再開に対する承認を得たことを発表したのは、ビーチ開放の前日、5月15日でした。オアフ島では6月5日から、店内飲食が可能になると発表されたのです。ホノルル市では3月20日よりレストランやカフェなどでの店内飲食が禁止となり、テイクアウトやデリバリーのみでの営業が続いていました。そんな中でのダイニング可能のニュースは、飲食業界ではもちろん、市民にとっても嬉しいニュースとなりました。

ダイニングが禁止されていた期間は、吹き抜けとなり風通しの良いレストランであっても、店内での飲食は全面禁止でした。店内にあるテーブル等は使用できず、店のカウンターなどのみを利用しながら、テイクアウトとデリバリーサービスによる営業が続けられました。

またレストランやカフェによっては、客は店内のカウンターへすら入る必要もなく、店外に準備された受付カウンターで支払いなどを行うことができるよう工夫されていました。様々な企業努力で、客と従業員の安全を守りながら、経済活動を行ってきたというわけです。その他、電話やオンラインの注文と支払いの後、車で商品の受け取りを行うことができるドライブスルーサービスを始めるレストランも多くありました。

飲食業界の規制緩和に平行し再開した大型モール!

また、レストランでの店内飲食可能が発表された同日の5月15日には、大型モールも再開されました。アラモアナセンター、ロイヤル・ハワイアン・センター、インターナショナルマーケットプレイスなど、主な大型モールの再開は経済復興への大きな1歩です。

モール内の店舗が全てオープンしたというわけではなく、準備の整った店舗からの再開であり、モール内の各所に、ソーシャルディスタンスを促すものや、消毒液などが設置されました。営業時間は各テナントなどで違うのですが、それぞれの店舗でも、入場制限が取られたり、店内での消毒除菌が徹底されたりなどの工夫が続けられています。

ようやく!レストラン内での飲食が可能に!

そんな大型モール内のレストランやカフェも含め、6月5日にいよいよ店内での飲食が可能となりました!

ワイキキビーチウォークにある人気レストラン「ヤードハウス」でも入り口に「おかえりなさい」という文字を掲げ、6月5日からレストラン内での飲食が可能になりました。初日にも、再オープンを待ちに待った地元の客がおよそ2か月半ぶりのダイニングを楽しんでいました。これからは次々とレストランやカフェが再オープンし、3月20日以前のように、多くの市民たちがダイニングを楽しむこととなるでしょう。この状況を良い形でつなげ、今後ハワイ経済が一日も早く復興するためにも、各個人がマスク着用命令に従い、ソーシャルディスタンスを保ったりすることがさらに大切になってきます。ルールを遵守しながら自身と大事な人たちを守り、今後もお買い物やレストランやカフェでのダイニングを楽しみましょう!

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