新型コロナウイルスの封じ込めに成功かと安心した途端に・・・。

5月の終わりから6月にかけて、新型コロナウイルスの感染者数が減少し、島内の感染者数ゼロという記録も!そしてついに5月25日には、2日間連続で新規感染者数がゼロという発表もありました。

ハワイ州や市の担当者の方たちによる記者会見や、様々なインタビューで答えている内容によると、ロックダウンを解除し、経済再生を推し進めるために必要だと言われている事項の一つが、感染者数を表す「感染者曲線のフラット化」があります。これは、毎日の感染者数を表すグラフで、3月25日にハワイ州全体が事実上のロックダウンに入った直後や4月のピーク時には大きくグラフが持ちあがっていたものです。しかしロックダウンからおよそ2か月後、最近ではこの曲線がフラット化し、横ばいを続けていました。

経済再生へ・・そしてビーチ開放

同じ頃ホノルル市では、大型のモールの営業が再開されました。ホノルル市がロックダウンを宣言した3月23日以降、大型モールや小売店は営業時間の変更や一時休業を余儀なくされていました。しかし5月15日以降は、全店舗ではないとはいえ、アラモアナセンター、ロイヤルハワイアンセンター、インターナショナル・マーケットプレイス、カハラモール、そしてワイケレ・プレミアム・アウトレットなど主要モールが営業を再開しました。各モール内には、消毒薬が至る所に設置され、ソーシャルディスタンスを守るための様々な工夫がされています。

さらに市民にとって大きいニュースだったのはビーチの再開でしょう。今まで健康維持のための水泳やサーフィンのために、横切ることしかできなかったビーチで日光浴ができ、ビーチで寝そべることができるようになったのです。

ビーチが開放された初めての週末には、驚くほどの人がビーチに集まり、一時はビーチパークに車を止めることもできないほどでした。

危険度が高いと禁止されていた店内飲食も可能に!

6月5日から、今まで禁止されていたレストランやカフェでの店内飲食も許可されました。規制緩和が進み、初期段階で営業が許可された花屋や洗車業、ペットグルーミングなど、比較的危険度が低いと言われていた業種に比べ、店内飲食については、一段階危険度は高いビジネスに分類されます。けれど、外食を待ち望んだロコたちにとって、お気に入りのレストランやカフェで食事ができるとあって嬉しいニュースとなりました。

そしてその6月5日当日から始まったのが、全米で広がっている人種差別による抗議デモ。ワイキキやナナクリなどハワイでも抗議行動が広がり、多くの参加者が!幸いハワイでは平和的なデモとなりましたが、ソーシャルディスタンスは守られているとは言えない状況で、専門家たちからも感染拡大の可能性を指摘されていました。

感染者数増大!今後の課題

そして6月12日に発表された感染者数は、何と55日ぶりに大幅に増し新規感染者数が15名となりました。全員がオアフ島の在住者です。またこのうち10名が世帯を同じくする家族だという発表がされました。さらに6月13日には前日よりさらに増え、17人の新規感染者が確認されました。規制緩和が行われてはいますが、今後はますます個人の行動が重要になってきます。一人一人が清潔、除菌をこころがけ、ソーシャルディスタンスを遵守することでこれ以上の感染拡大を防ぐということです。私たちの行動自体が普段の生活を取り戻すカギとなります。今一度感染者の増大を重く受け止め、今できることに努力を続けていきましょう。

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アロハ☆ガール編集部

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