新型コロナウイルスの新規感染者数!増加続く!

新型コロナウイルスの新規感染者数が増加し続けています。現在、3桁代に上る数を記録し続けているハワイの現状についてリポートです。一日の新規感染者数が41人と発表されたのは、ハワイ時間の2020年7月7日のことです。この前までは感染者数は一桁に留まる日が続き、6月5日にはロコ待望のレストランでの店内飲食の許可、続いてネイルサロンや美容室なども次々と営業を始めたばかりの時でした。

ここからハワイの経済回復か、と期待が大きかっただけにいっきに2桁の41人というニュースは、ハワイのメディアもかなり大きくニュースに取り上げたものでした。3月の「自宅待機、在宅勤務命令」が発令されて以降、初の最多数ということでもあり、この時期くらいから、ハワイは経済復興と感染者を抑えなければならないことのギャップに州も、市民も苦しんできたように感じます。

ちょうど時期を同じくし、数か所でのクラスターも発表されました。ハワイアンエアライン従業員のクラスターをはじめ、夏休みの子どもたちのためのプログラム、サマーファン、ジムでのクラスターなども発生しています。

大きな壁!自主隔離措置

7月までは、14日間の自己隔離などを緩める、観光再開への動きも高まりつつありました。すでにハワイ島とオアフ島、といった島と島間での渡航に関しては14日間の自主隔離はなく、行き来ができるようになっていました。次はアメリカ本土との渡航、そしていよいよ日本、海外便の受け入れかと期待していた方も多いかと思います。

そしてそれを一番待っていたのは、観光の島ハワイの市民たちだったかもしれません。そのようななか、ここ数日にわたるハワイの200名を超える一日の新規感染者数の記録や、アメリカ本土での収まらない感染者数、および死亡者数と言った悲しいニュースに加え、航空会社も再開延長の発表が続き、観光再開の気運も低くなってきたと言わざるをえません。このパンデミック以前は、一日に平均3000人から多いときは6000人に上る日本人観光客がハワイに来ていたことを考えると、日本、そしてハワイともに大変悲しいことです。

人通りが途絶えているワイキキ

今でもワイキキは「自宅待機、在宅勤務命令」が発令された3月終わりの時期と変わらず、人通りもなくがらんとしています。交通量は少し増えたものの、人通りがとても少ないのです。一時、ワイキキの大型モールがオープンしたり小売店が少しづつ再開した時には、ワイキキに暮らす日本人在住者やロコたちがお散歩したり、久しぶりの買い物を楽しむ姿も増えつつあったのですが、最近の感染者数増加が影響しているようです。ようやく大型モールが再開、そしてレストランやカフェでの店内飲食も可能になったばかり。何とかもう一度ワイキキの活気が少しでも取り戻せるようにと祈るばかりです。

例えばワイキキの中心にある大型モール「ロイヤル・ハワイアン・センター」は、まだオープンしていないお店もあるものの、ソーシャルディスタンスなどを守り、オープンした店舗も多々あります。もちろんモール内にも消毒薬を設置したり安全への工夫がされています。また、再開した店舗も、営業時間等の変更はあるものの、カマアイナ割引を取り入れたり、セールを行ったりと企業努力が続いています。特にハワイ在住者にとって、ワイキキでのお買い物で一番困るのは、パーキングだと思いますが、今はパーキングを数時間無料サービスしたりと、各企業も経済復帰のため、工夫を重ねています。ハワイ州のグリーン副知事は、最近の感染拡大の原因を、多くの人たちのマスク未着用も起因していることを発表し、注意を促しました。

感染防止のためにも、ハワイ経済復活のためにも、やはり基本に帰ることが大切なのでしょう。日本もそしてハワイも、一日も早く双方の行き来ができる日が来るように、今できることを重ね基本に帰ることが大事です。

•8月6日午後、ハワイでは再度、公園やビーチの閉鎖が決定されました。以前の事実上のロックダウン時と同じ、健康維持のための水泳、サーフィン、等は許可されますが、ビーチで日光浴などを楽しむことは、再び禁止となり、守らない場合は、罰金、禁固刑などの罰則が課せられます。以上は今のところ9月5日までの規制となっています。

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アロハ☆ガール編集部

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