太平洋に浮かぶ楽園ハワイは天体観測が盛んで、ハワイ島のマウナケア山の山頂には日本の自然科学研究機構国立天文台ハワイ観測所が運用する「すばる望遠鏡」をはじめ、世界各国の天文台があることで知られています。

美しい星空を見ようとハワイ島を訪れる方もいらっしゃいますが、2月よりワイキキの中心にあるロイヤル・ハワイアン・センターのA館4階の屋上にて天体観測を気軽に楽しめる無料イベント「ルーフトップ・スターゲイジング・イベント」が毎月1回開催されることが発表されました。

このイベントは、スターゲイザーズ・オブ・ハワイの天文学者、ニック・ブラッドリー氏の案内で行われるもので、季節や時間によって異なる月や天体の動きを高さ2メートル以上の巨大な望遠鏡を使って観測できます。

第１回目となる2月10日（木）は午後6時30分から8時30分に開催予定で、ハワイの夜空に浮かぶ月の観測をする予定です。月の満ち欠けは、約29.5日で新月から満月、そしてまた新月へと変化しますが、2月10日の観測時では半月になると予想されています。

「ワイキキで天体観測？」と思われるかもしれませんが、ロイヤル・ハワイアン・センターA館屋上は改装工事を終えたばかりで、視界を遮るものがなく、夜空を美しく彩る天体を間近に眺めることができる天体観測の穴場スポットということから、このイベントが企画されたそうです。

同イベントへの参加は無料で、事前予約の必要はありません。受付は先着順となるので、早めにイベント会場に向かうことをおすすめします。

地球から約384,472キロ離れた場所にある美しい月を、ワイキキで間近に眺めてみてはいかがですか？

イベント詳細
「ルーフトップ・スターゲイジング・イベント」
2月10日（木）午後6時30分～8時30分
ロイヤル・ハワイアン・センターA館屋上
ヘルモアハレ・ゲストサービス 808-922-2299