京都の染織探求家・伊豆藏明彦の想いを引き継ぐRemnant & Co.がハワイにやってきました!生命が宿ったテキスタイルの力と美しさを再確認できる展示会
全てを自然からいただき、全てを使わせてもらう。人間が自然の一部であることを思い出させてくれるテキスタイルです
伊豆藏明彦とRemnant & Co.
こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。最近の世の中、気候変動だ、エシカルライフだ、SDGsだと自然を守ることの大切さが叫ばれていますが、シンプルに昔の人がやっていたように、自然にあるものを大切に利用して生きればいいだけなんでは?と思う今日この頃です。
そんなことを考えていた矢先、カカアコエリアにあるfishcakeに、京都からとっても有名なRemnant & Co.がやってくるということで行ってきました!
みなさん、京都の染色探求家、故・伊豆藏明彦(いずくら あきひこ)氏をご存じですか?自然、人、テキスタイルの関係を追求し、自然のルールに逆らわない製法で作った絹を作るという偉業でその名を知らしめた方です。
Remnant & Co.は、その伊豆藏氏の想いを引き継ぎ、彼のサスティナビリティーと自然との共生という哲学をアートを通じて世界に広めるというミッションの元に、繭玉キャラバンと称してテキスタイルアートのポップアッショップとインスタレーション、ワークショップ、ドキュメンタリー映画上映会を国内外で開催しています。今回はハワイでの初披露!
伊豆藏明彦氏の元で生まれるテキスタイルは、蚕を育てるところから始まり、染色も全て自然からいただいたもので色を出します。自然からの命をもらってできあがる布は、どんな分部も尊いがゆえに、全てを無駄なく使い切るという、大量生産・大量消費が根付いてしまった現代ではとっても貴重なもの。
今回日本からハワイにいらっしゃったRemnant & Co.のみなさんにお話を聞いたところ、想像以上に無駄がなく、というか一切無駄がなくてびっくり!
従来は廃棄処分となっていた、最初の絹を取ったあとの糸でもまた別の生地を作り、そこで余ったものも、また別の素材として生き返らせ、染色に使用した植物等も、最後は粉にして、陶器を作る際の釉薬として利用する、など本当に信じられないくらいの廃棄ゼロ!こんなに自然と共存した物の作り方があるんだ、と目から鱗が落ちまくりです。
自然からいただいたもので作ったお洋服が美しくて
Remnant & Co.のお洋服、自然に優しいだけではないのです。一目みたら恋に落ちてしまうくらい優しくてきれいなお洋服や装飾品を生み出しているのがRemnant & Co.
どれもこれも、美しい!そして、100%天然素材。この様々な色が、すべて自然のもの、玉ねぎであったり、クローブや茜など、私たちの身近にあるものから生まれる色であることにびっくりします。そして、自然からもらう色だからこその、優しさと、緩やかだけれどもしっかりとした生命力。感動しかありません。
全てが天然素材だからこそ、着るほどに体に馴染み、自分も自然の一部なんだなと感じさせてくれる衣服がほんわかと幸せ。
ハワイでの展示・販売は7月20日まで
「ほしい!!!見てみたい!」と思ったみなさん。カカアコのfishcakeで7月20日まで、展示、販売を行っております。日本国内でも、なかなか手にする機会が少ないRemnant & Co.のお洋服、この期間にハワイにいらっしゃる予定の方はぜひ一度手にしてみてはいかがでしょうか?その美しさ、自然からのもらう優しさとパワー、一つの作品ができあがるまでの命の連鎖、どれをとっても、大量生産のものとは全く違う尊さが感じられます。
もちろん、ハワイ在住のみなさんも、Remnant & Co.の、命が宿った本物の価値ある一枚、ハワイの生活にもぴったりです。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。
Photos by Remnant.co
Remnant & Co.
出典:Login • Instagram
Fishcake
出典:fishcake | interior design, furniture, art + more | honolulu, hawaii
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