ワイキキにあった商業施設「キングスビレッジ」の跡地

「キングスビレッジ」は、ワイキキの中心部にあった小型商業施設です。「ハイアットリージェンシーワイキキ」のすぐ裏手にあって、「シェラトンプリンセスカイウラニ」のすぐ横。ワイキキビーチにもすぐの、まさにワイキキの中心部にあるスポットです。

ちょっぴりヨーロッパや異国っぽい雰囲気がただよう建物が建ち並び、そこにショップやレストラン、カフェなどが入っていました。日本のラーメン屋「餃子の王将」が入っていたことで、日本人旅行者や在住日本人にはなじみがあったかもしれません。

また、ファーマーズマーケットが開かれていたので、それでもよく知られていたかもしれないですね。

ヒルトングランドバケーションズ オアフ島7つめのリゾート誕生へ

そんな「キングスビレッジ」が閉鎖されたのが、2019年1月末のこと。そして、その跡地にできあがるのが、ヒルトングランドバケーションズ。ヒルトンによるバケーション・オーナーシップシステムです。この新しい建物は、オアフ島では7番目、ハワイ全体では14番目となります。

そして、コロナ禍では開発が一時ストップしていましたが、現在は着々と開発が進み、いよいよ2026年夏にオープンすることが決まったわけです。

32階建て・213室「カ・ハク・ヒルトンクラブ」

新しいヒルトングランドバケーションズの名前は「カ・ハク・ヒルトンクラブ」。「カ・ハク」とは、「ハワイの王子」を意味する言葉。

ハワイ王国最後の継承者であるアルバート・カメハメハ王子にちなんで付けられていて、ワイキキの文化遺産、エネルギー、美しさにインスパイアされてデザインされています。

スタジオ・1ベッドルーム・2ベッドルーム・3ベッドルームも

建物は、21階建て。客室は213室あり、スタジオから、1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームが揃えられています。しかもうれしいのは、公共の日本式浴場も併設される予定とのこと。

また、プール、プールバー、フィットネスセンター、到着・出発プライベートラウンジなども併設され、建物1階には新しいショップやレストランがオープンされるそうです。

地域に寄付を行い、地域貢献!

ちなみに、ヒルトングランドバケーションズでは、地域社会のために100万ドルの基金を拠出。「カ・ハク」の周辺には、小さなパークや緑地スペースが作られるなど、公共施設の改善を図ることに使われるそうです。また、「カ・ハク」の売上げごとに、ワイキキ・コミュニティ・センターにも寄付を行っていくそうです。

ますます注目が集まりそうな「カ・ハク」をぜひチェックしてみてはどうでしょうか?

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