こんにちは。ハワイ在住”トレッキング” フォトグラファーのマル(TOMOHITO ISHIMARU)です。

僕の記事の中でも人気なのが、ピルボックストレイルに関する記事です。

これまでこの「ALOHA GIRL」ではオアフ島の3つピルボックストレイルを紹介してきました。


それぞれ場所やトレイルコースの様子、注意点など書いてありますのでぜひ参考にしてください。リンクは下にあります。

ピルボックスってなんぞや? ということも書いてあります。簡単に言えば、絶景が楽しめるハイキングコースです。

オアフ島第四のピルボックストレイル「Pu’u Ma’eli’eli Pillbox」に行ってみた!

さて、今回はオアフ島の東側、カネオヘ地区にあるピルボックストレイルを紹介します。

かなりマイナーなトレイルで、おそらくハワイ在住者でも知っている人は少ないでしょう。

名前は「Pu’u Ma’eli’eli Pillbox」と言います。なんて読むのかな? プウマエリエリ?

場所はこちらです(トレイルのスタート地点)。

ワイキキからだと車で40分くらいでしょうか。旅行者の方はレンタカーで行くことをお勧めします。

このトレイルの入り口は以前、このブログでもご紹介したオアフ島の平等院鳳凰堂のある「Valley of the Temples」のすぐ向かいにあります。

※平等院鳳凰堂の記事はこちら 平等院ですよー。でもハワイですが、何か?

雄大なコオラウ山脈の麓にあるValley of the Temples (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

レンタカーで来たら、車はバレーオブテンプルの駐車場か、近くのKoolau center というショッピングモールの駐車場に停めましょう。

それぞれそこから歩いて5分程度でトレイルの入り口に着きます。

Koolau Center に車を停めたら、Kahekili Hwyに出て左、カイルア方面に進みます。Hwy沿いを歩いて5分くらいでトレイルの入り口に到着 (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

通り沿いの森を見ながら歩くとすぐにトレイルの入り口が見つかります。黄色い目印の棒があります(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

45分のトレイル途中で出会ったのはたったひと組のローカルだけ

早速トレイルを登ります。登りますとか言って、最初はなだらかな登山道です。周囲は樹木に覆われていて、日陰が多くて快適に歩くことができます。

一本道のトレイル。歩きやすいです。ただし雨が降ったら泥だらけになりそうな路面です(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

歩いて10分くらいでしょうか。途中で景色が見渡せますが、ゴールでの景色はこんなものではないでしょう。。。と期待しつつ歩きました (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

基本的に一本道なので迷うことはないと思いますが、一箇所だけ二股にわかれている場所があります。写真の場所ですがここは左に進みます。右に行ってもすぐ道が細くなるので間違いだとわかると思いますが (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

道の途中で出会った唯一のハイカーたち。平日だったということを差し引いてもここを訪れる人の少なさがわかります。小さな子供が歩いていますが、このように小さな子でも行けるほどトレイル自体はハードではありません (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

ジブリちっくな木の枝に覆われた道が出てきました。ここは腰をかがめないと進めません(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

歩き始めて40分くらいでしょうか、トレイルの看板が出てきました。ゴールは近いのか!? (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

歩き始めて45分。ついにピルボックスに到着! ???

ほとんど日陰で涼しい快適なトレイルを進むこと45分。ついにピルボックスが現れました。

しかし、、、それは地面と木に覆われて埋もれています。もちろん景色も何もありません。

木と土に埋もれたピルボックス。確かに長い年月、放置されていればこのようになるでしょう。いわゆるピルボックストレイルはそれだけ管理されているということで、ありがたいことですね (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

え? って一瞬びっくりしましたが、その先にトレイルは続いています。とにかくここを進むことさらに5分(トータルで50分ほど)、ついにゴールのピルボックスに到着!

おー、ついにピルボックスが見えてきました。他のピルボックストレイルと違ってコースからの見晴らしは良くないので、ゴールは突然現れます。日系人のおじいさん二人がのんびりと語っていました(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

きました〜! これが Pu’u Ma’eli’eli Pillbox です。

カネオヘ湾を一望できます (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

この日はVOGがひどくて遠くがかすんでいるのですが、このピルボックスも他のそれと比べても勝るとも劣らない絶景っぷりです。

北側の眺めはこんな感じ。カネオヘのサンドバー(通称:天国の海)やチャイナマンズハット、クアロアランチまで見えます (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

リーフの美しさが半端ないですね。海の沖の浅い色の部分は「天国の海」でおなじみのカネオヘのサンドバーです。

左にはチャイナマンズハット、そしてクアロアランチまで見えます。VOGがなければもっと見渡せたかもしれません。

ピルボックス正面、つまり東側の眺め。右奥の島はMCBHという基地の島で一般人は入れません (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

とにかくこのピルボックスは視界が開けていて、カイルア、カネオヘ、ワイカネ地区まで見渡せます。まさにカネオヘ湾がどーんと目の前に広がる感じ。

お約束のピルボックスの中。やはりファンキーな落書きでいっぱい(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

ここからの眺めは東に向かって開けています。写真を撮る場合は午前中は逆光になってしまうので、お昼過ぎ〜3時頃に到着する時間を狙っていくと良いでしょう(自分は午前中だったので、南東側の景色は絵にならずでした。。)。

トレイルの時間は片道約50分と、他の3つのトレイルと比べても一番長いです(自分はカメラバッグと三脚を担いで行ったので、早い人はもっと所要時間は短いはず)。

またローカルの人もほとんど知らないので、とにかく人が少ない。もちろんいままで行ったピルボックストレイルでもダントツのマイナー度。歩いていて寂しいくらいです。

でもスタート地点の標高がもともと高いからか、高低差があまりなくてきつい坂道はほとんどありません。トレイルの難易度という意味では一番低いかも。道もほとんどが日陰だし、ビギナーや子供でも普通に歩ければ十分。お水、携帯、履きなれた靴、があれば誰でも楽しめます。

ぜひ次回のハワイ旅行で挑戦してみてください。

Photo & Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁

※本記事の写真及び文章の転載は一切禁止です

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ハワイ・ワイキキ在住フォトグラファーのTOMOHITO ISHIMARU(石丸智仁)です。
こちらでは”Maru”と呼ばれています。
東京で13年間の出版社カメラマン生活を経てハワイに移住。
現地で日本やローカル向けの雑誌、広告等の撮影をメインに活動しています。
日本の書店に並んでいる女性誌や男性誌のハワイ特集、旅行雑誌、ガイドブックなどで僕の写真が使われていますのでぜひチェックしてみてください。

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