こんにちは。ハワイ在住 ”フード”フォトグラファーのマルです。

ハワイに住んでいると、日本から旅行でやってきた友人に「食べるところでどこかおすすめない?」ってよく聞かれます。

僕は雑誌等の取材撮影でハワイのいろいろなレストラン&カフェに行きまくってます。レストランからの直接の依頼でメニューやホームページ掲載用の料理写真も撮影しています。仕事がら美味しいモノに出会うことことが多いのですが、僕は忘れっぽいので取材の中でとりわけ美味いモノに関して、iPhoneのメモに「グルメメモ」なるファイルを作って書き留めています。

今回はそのグルメメモの中から注目のアジアン料理レストランの紹介です。このレストランはハワイで活躍するコーディネーター、ライターさんなどメディア関係の方が特に絶賛しているのが特徴です。

ハワイのミャンマー料理店「DAGON」。

東南アジアのほとんどの国に仕事で足を運んでますが、ミャンマーだけは言ったことがありません。

ですから本来のミャンマー料理がどんなものか知る由もありません。でもそんなことはどうでもいいだろって思うほど、ここの料理は美味しいです。
場所やお店のデータ等は下記のYelpをご覧ください。

ここは夜しか営業していません。また場所もハワイ大学の近くでワイキキからだと車で10〜15分くらいの場所にあります。旅行者の方は行きづらい場所ですが、美味しいものは時としてそういう場所にあるもの。でもタクシーかUberを使ってでも訪れる価値は十分にあります。

初めて「DAGON」を訪れたのは雑誌の取材でした。そのとき撮影した料理を試食したら絶品だったので僕のグルメメモに記載したわけですが、それは2年くらい前の話。自分の舌の記憶も薄れていたのでこのブログで紹介するに至らなかったわけですが、先日撮影の打ち上げ、さらにプライベートでと、立て続けに行く機会に恵まれました。

そこで再会した味はやはり美味しく、またいずれのときも同行者の全員が口を揃えて絶賛。

それに自信を深め、今回は満を持して紹介したいと思います。

お店の外観。普通の商店街の一角の店な感じでひたすらに素朴です(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

お店の内観。ミャンマーっぽい飾りや絵が店内を彩ります。開店前に撮影しましたがお店が始まるとすぐに人手いっぱいになります (PHOTO/Tomohito Ishimaru)

まず頼むべきはティーリーフサラダ

いきなりですが、ティーリーフサラダはマストで頼んでください。その名のとおりお茶の葉のサラダでお店の看板料理のひとつです。Yelpでもたくさん写真があがっていますので、それだけ多くの人が食べ、そして絶賛しています。

こちらがティーリーフサラダ。真ん中の塊がお茶の葉です(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

レタスの上にお茶の葉が乗り、その周りに木の実の数々。彩りもとても美しいですね。お店の人が運んで来るときはこのルックスなのですが、食べるときはこれを混ぜて食べます。混ぜるのは店員さんがやってくれます。

こんな感じでシャカシャカと混ぜてくれます(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

まず特徴的なのは木の実類の食感と野菜類のマッチングです。口に運ぶとシャキシャキしたレタスの食感とコリコリとした木の実の食感が同時にきます。そして少し酸味の効いたドレッシングの風味と混ぜられた木の実が歯で砕かれたときの風味がなんとも言えないハーモニーを醸し出します。もう絶品。ホノルルの中で一番好きなサラダです。あっという間に食べられるので、大きなサイズを注文しても問題ないと思います。

最近、新メニューでスパイシーティーリーフサラダが登場しました。こちらも先日食べましたが、僕はオーソドックスなテーリーフサラダが好きでした。この辺は好みですけどね。

他にもいろいろ食べたけど”ハズレ”はひとつもなかったよ

ティーリーフサラダ以外にもオススメはあります。

見た目もキレイな品が多いのも特徴(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

写真の左側はちょっと名前は忘れましたが、きし麺のようなパスタで、ソースはココナッツ風味のカレーソース。辛さはそれほどでもなくむしろ甘辛な感じでとても美味しかった。奥はサムサですね。中身はチキンやベジタリアンなどいくつか種類があって選べます。

その他にも

◯マンゴーシュリンプ(マンゴーの甘さがシュリンプに劇マッチ)

◯パッタイ(もっちりとした太麺が特徴)

◯クリスピートーフ(変わり種ではこちらおすすめ)

などぜひトライしてください。もちろん他にもメニューはたくあるし、僕が計3回訪れた中で本当にハズレはひとつもなかったので、冒険してもきっと美味しい体験ができるはずです。

お値段はどの品も$10-$20の間なので、数人で行って一人 $30〜$40程度で満足なディナーを楽しめることでしょう。

ちなみにお酒はおいていません。BYOBなので飲みたい方は持ち込み自由なので外で買ってきます。近くにローカルスーパーの KOKUA MARKET がありますので、ワインやビールはこちらで調達するとよいでしょう。

ハワイでなぜにミャンマー料理なの?

ハワイは世界中から移民が集まっており、とりわけホノルルには各国のレストランがひしめいています。
どのお店も本場の味を提供しながらその国の文化に馴染みのない人でも美味しく食べられるよう、それぞれ工夫を凝らしてます。
また異なるジャンルの料理がミックスし、常にその味は進化し続けています。

僕は仕事で東南アジアのほとんどの国に行っていますが、冒頭でも述べているようにミャンマーだけは言ったことがありません。ですからこの「DAGON」の料理も本来のミャンマー料理と全く同じか、あるいはどの程度アレンジされているかどうかは知る由もありません。

でもそんなことは自分にとっては大した問題ではありません。目の前の料理が美味しければそれでよいではないかと。

この記事を読んで「ハワイで何でミャンマー料理??」って思ってしまう方。そんな愚問でここに訪れないとすれば、かなりもったいないことになると思います。ぜひ機会を作って訪れてみてください。

Photo & Text by TOMOHITO ISHI”MARU” 石丸智仁

※本記事の写真及び文章の転載は一切禁止です

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フォトグラファーMaru

ハワイ・ワイキキ在住フォトグラファーのTOMOHITO ISHIMARU(石丸智仁)です。
こちらでは”Maru”と呼ばれています。
東京で13年間の出版社カメラマン生活を経てハワイに移住。
現地で日本やローカル向けの雑誌、広告等の撮影をメインに活動しています。
日本の書店に並んでいる女性誌や男性誌のハワイ特集、旅行雑誌、ガイドブックなどで僕の写真が使われていますのでぜひチェックしてみてください。

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