日立の木は樹齢130年!

もう知らない人がいないくらい有名になった「この木なんの木気になる木〜」の「日立の木」。この日立の木があるモアナルアガーデンは、私(ゆい)の大好きな場所の一つなので、久しぶりに行ってみました。

入り口にお土産屋さんができてました。ここでは、パンフレットがもらえます。

日立の木は、モンキーポッド(アメリカネムの木)という木で、葉っぱがシダに似ていて、太陽が上がると開き、午後になると閉じるのだそうです。元々は、中南米の木で世界の熱帯各地に分布しているそうです。

日立の木は、駐車場を入って2本目の木です。

樹齢130年!高さ25m、枝の広がりは40mです。見ているだけで気持ちいい!

 

モアナルアガーデンは王族の所有地でした

この木、コマーシャルであまりにも有名になってしまって、ここに止まる観光バスもありますが、10分〜15分、日立の木を見て、帰っちゃう感じです。なんだかもったいないと思います。

なぜなら、まず、ここはすごく気持ちのいい公園なので、ピクニックシートを敷いてお弁当を食べたり、ヨガをしたら、本当に気持ちがいいんです。

それもそのはず、ここは、元々カメハメハ王族の所有地だったんです。公園内には、カメハメハ5世の別邸と建てられたコテージもまだ残っています。王族の別邸があると言うことは、もちろん、とても気の流れがいい場所ってことです。

コーテージの横には、小さなタロイモ畑があります。これは、オアフ島に渡ってきた原住民が初めてタロイモの栽培を始めた場所でもあるそうです。それだけ聞いてもすごく歴史的な場所ってことがわかります。

1884年に王族と親しかったサミュエル・デーモンさんにこの場所を託され、公園作りが始まりました。デーモンさんは、他民族の融合と共存共栄という王族の意思を受け継ぎ、誰からも愛される場所作りに励みました。世界中の文化を取り入れることにも努力しました。その中には、日本の茶室もあったそうです。敷地内には、今でも残っている日本庭園の池も見られます。他にも東洋風の建物や岩に刻まれた古代ハワイの絵文字「ペトログリフ」も残っています。

そしてまた、植物もハワイ原産のものだけでなく、世界中から様々な植物が集められました。その一つがモンキーポッドでした。他にも菩提樹や竹、マンゴーの木などがあったそうです。ここかしこで見かけるマンゴーの木もハワイに元々あったのではないんですね。

こんな風に、ここは歴史的にもとっても意味があり、深い場所です。そんなことを知って、ここを訪れるともっとハワイに近づけるし、アロハスピリットをたくさん感じられると思います。

ここでは、ハワイ式のウエディングもできます。

Moanalua Gardesへのアクセス&情報はこちらのウェブサイトから

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