残念ながら日本の役所でもあんまりいい思い出がない。

全部が全部とは言わないが、

①大抵待つ。
②待ったのに、ここじゃないと言われる。
③なんか書類が足りないとか、判子が違うとか言われる。(こっちのせい!)

そんな辛い思い出が多い。

ハワイでもいよいよ役所に行く日がやってきた。
一応社長なので、やれ登録だ、やれ決算だ、やれ正式書類が必要だというときには、
いかないわけにはいかない。

今回は、DCCAという会社関係を司る部署にアタックです。

ミッションは、
①役員を新たに追加する。
②その書類をゲットする。

往復で1時間以上かかる僻地にあるので、失敗は許されません。
ミッションインポシブルです。


見た目はこんな感じの緑に囲まれたおおらかな建物。

何事もないことを祈ります。

担当部署に受付につきました。

なんと誰も並んでいません。空き空きです。

英語の準備もそこそこに、
担当のミッシェル(仮名 推定56歳ぐらい 銀髪のマダム)
と出会います。

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ミッシェル:「おー。青年よ。よくいらした。何がしたいんだい?」
私:「おー。ありがとう。役員を追加したいんだよ。なぜなら僕は社長でね・・・・」

ミッシェル:「おー、何となくわかったよ。でもそんな手続きは聞いた事ないよ。
誰かにここでできるって聞いたのかい?青年よ。」
私:「おー、そうだよ。我が弁護士がここにいけってむしろ言われたんだよ。」

ミッシェル:パソコンをかたかた。手続きを調べている様子。わずか、2分程。
「オー青年よ。残念ながらできないよ、その手続きは。弁護士にもう一回聞いてくれよ。
ここじゃできないよ。ここじゃ。」
ミッシェルは急にめんどくさくなったのか、ここじゃを強調する。。

私「おー、ミッシェル。もう一度見てくれないか。結構ここまで来るのに遠いんだよ。なんとかゲットしないと、またくるのは嫌だよ」とすっかり不動産でタフになった私は交渉を続けます。

ミッシェル:まさかのダンマリ。いよいよクビをふり、言葉を発せず。切り替え早いよ、ミッシェル!

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というわけで、英語の問題なのか、本当にできないのか、、役所の壁は高かったです。

30分でミッションインポシブルです。

しかし、不動産交渉経験済みの私は諦めたら負けなことを知っています。
オフィスに戻り、早速役所のサイトで「ヘルプ」宛に
メールを打ちます。
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私:「これこれこうなんだ、助けてよ。」

担当の素敵な方:「おー。すぐできるぜよ。添付するからよー、書き込んでサインして送っちゃいなよ!お金はかかるがよ!」

私:「おーできるんかい!窓口じゃできないといわれたぜよ!クールだなー!送るぜよー!」

わずか計2時間。手続きは終了です。ここから無事に届くかという問題は残っているものの・・・

という感じで←イマココ。

(ミッシェルよ。私の英語が悪かったと言っておくれ・・・)

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一喜一憂せず、英語を上達させ、もっともっとタフにならなければならないと感じた、
木曜日の昼下がりです。

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Kazumo

ハワイ初のメンズ向けウェブマガジン「俺たちのハワイ」編集長。ハワイ移住9ヶ月目。フレッシュな’男目線’でハワイの’今’をお伝えします。