店名のマッドヘンウォーター（Mud Hen Water）とは、「Wai’alae」の英語翻訳した言葉。「wai」はwater（水）、「alae」はmud hen（マッドヘン）というハワイで絶滅危惧種とされているクイナ科の鳥のことを意味します。

カイムキで人気を誇る「タウン」というレストランがあり、地産地消をテーマに掲げ、ヘルシーなメニューを提供することで有名です。マッドヘンウォーターは、タウンのオーナーであるエド・ケニー氏が姉妹店として2016年にオープンしたオーガニックレストランです。ミクソロジーカクテルとインターナショナルテイストの創作料理で知られるシェフ・エド・ケニーの店には、常に新しいテイストを求めグルメロコが集まっています。

ドアを一歩踏み入れると、インスタ映えしそうなお洒落で大人な雰囲気の店内が広がっています。客層もローカルで年齢層も上の印象を受けました。

店の外のバルコニーではウォールアートも眺めることが出来ます。

メニュー自体の数は多くないですが、一品一品こだわりがあり魅力的で、試してみたいものが多くなかなか選べません！

こちらはアペタイザーとして頼んだチキン・ロング・ライス・クロケッティという一品。写真だけ見るとまるで日本の居酒屋ででてきそうな見た目です。マッドヘンウォーターは個性的でアジアンテイストな創作料理も多く、この一品も和を感じるものがありました。

中にはお肉や春雨が入っていて、カレー味のソースにつけて食べる、というものでした。上に添えてある緑のものは、スカリオンと呼ばれるネギと玉ねぎの雑種で、日本語ではわけぎ（分葱）と言われています。お値段は$6とリーズナブルなスモールプレート。

メインとして頼んだのは、スモークミートカルボナーラ(Smoke Meat Carbonara)。この一品、個人的には今まで人生で食べたカルボナーラの中で一番美味しかったです。

麺はうどんのように太いのですが、こしがありもちもちしています。お肉もスモークされているのでしっかりとした味が楽しめ、パスタにコクを出しています。カルボナーラは味がリッチなので最後のほうは飽きがちですが、コクだけでなく絶妙な酸味も含まれていてとても食べやすいです！こちらのお値段は$14。

Pocho Musselsという、貝がふんだんに使われたシーフードの一品を頼みたかったのですが、あいにくこの日の分の貝は売り切れ。

ということで代わりに頼んだのがこちらの一品。こちらも日本の居酒屋で出てきそうな印象ですが、He’e Lu’auというもので、タロイモの葉っぱの上に茹でタコがのっているもの。タロイモの葉っぱは少しくせのある味なので、もしタロイモの葉っぱが好きなにはおすすめです！かなり塩がきいている一品なので、お酒が良く合いそうです。こちらは$16。

今回私はデザートを試すことが出来なかったのですが、味噌バタースコッチライスプディングというデザートは、上に乗っているサクサクのクッキーを割ってプディングにつけながら食べるという新感覚の一品だそうで、お客さんからも人気メニューの１つだそうです。ぜひトライしてみてくださいね！

普段は夕方の5:30pmからのオープンですが、土曜日、日曜日は9:30-2pmまでブランチ営業しています！ぜひ足を運んでみてくださいね。

Mud Hen Water
マッドヘンウォーター
3452 Waialae Ave, Honolulu, HI 96816
http://www.mudhenwater.com/