ハワイで活躍している和太鼓集団「Dragon Beat(ドラゴンビート)」

ハワイの和太鼓集団「Dragon Beat(ドラゴンビート)」は2012年にスタートしました。この数年で、すっかり話題となり、ハワイ在住の日本人だけでなく、アメリカ人たちの間でも「日本の和太鼓と言えばドラゴンビート」と名前が挙がるほどになりました。

この和太鼓チームを創設したのが中井勉さん。
中井さんはお父様の影響で、何と3歳の時から盆太鼓を始めたそうです。そして10歳の頃には本格的に和太鼓をたたき始めたのだとか。
そんな中、中井さんは日本で「和太鼓サスケ」というチームのメンバーとして、また指導者として公演を重ねるようになりました。

そして2012年の「祭りインハワイ」で「和太鼓サスケ」は圧倒的な支持を得て大喝采。行われた4公演とも大成功を収めました。そして同年、中井さんはハワイへ移住。ドラゴンビートを誕生させ、同時に日本の文化をハワイに伝えたいと和太鼓スクールもオープンさせたのです。

先月「伝統の継承 ハワイと日本文化融合と発表」と題して、ディナーショー、公演が行われました。
コンベンションセンターの広い会場にはお客様がつめかけ、大盛況!アロアガール編集部もかけつけさせて頂きました。

迫力あるステージ、涙する観客も!

ドラゴンビート創設から5年。中井さんが主宰するスクールの、太鼓を打ったこともなかった子どもたちがステージで生き生きと動き、そして日本の文化や太鼓について何の知識もなかったロコ達まで、プロも驚くほどのエネルギッシュな演奏を繰り広げてくれました。

時に中井さんはステージを飛び出し客席を盛り上げ、観客の方たちと、演奏しているドラゴンビートのメンバーの方たちが一体になり、胸の奥から感動がこみ上げるようなステージで、日本の夏のお祭りの喧騒や、暑い風まで感じられるような迫力ある演奏でした。

客席の日本人だけでなく、ハワイアンやアメリカ人の方たちも同様に感動に包まれ、ラストの演目ではスタンディングオベーションが鳴りやまない・・というほどの熱気。ドラゴンビートが、そして中井さんが伝えようと努力していた、日本文化と和太鼓の精神が、ハワイに溶け込んだ瞬間でした。

CDも発売されてます!

そんなドラゴンビートの演奏を聴いてみたいという方、「Tsutomu Nakai –Dancing Dragon」というCDも発売されています。
今回のステージでも盛り上がった、中井さん自身が書いた曲でもある、ハワイ語で海、を意味する「Makai(マカイ)」や今回のステージでも会場からの大きな声援が飛んだ「En(宴)」など、全6曲のCD。

ハワイで創設されたドラゴンビートだからこそ、ハワイの大自然までを感じられる曲と演奏、そして日本人の中井さんだからこそ、伝えられた日本の和太鼓のすばらしさ。創設5年目の大きな節目を迎えたドラゴンビートの迫力をぜひ体験してみて下さいね。

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