こんにちは！アロハガール探検隊のゆきです。去年もご紹介した、ベイカーズ・ハート・ハワイのグルメなクッキーやビスコッティです。

ベイカーズ・ハート・ハワイは、タッチ・ア・ハートというNPOの雇用社会的企業の一つとして設立されました。タッチ・ア・ハートは、2004年から、ホームレスやその家族に社会福祉や食事を提供してきた団体です。

2014年からは、収監、ホームレス、薬物乱用、障害などでなかなか仕事に就くことができない人々を助けるための活動を始め、その一環として運営されているのがこのベイカーズ・ハート・ハワイ。

支援が必要な人々が、調理(宅配弁当業 オハナ・ミールズ)、製菓(ベイカーズ・ハート・ハワイ)を学び、実地訓練を受け、社会復帰できるようになることがミッションです。

見た感じ、ほかの高級菓子と何ら変わらないセンスの良いパッケージ、そして、そこまで甘いものが好きではないこの私をうならせるほどの味！これを元刑務所に入っていた方、元ホームレスの方たちなどがプロのシェフ講師からトレーニングを受けて作ったものだなんて驚きと感動以外ありません！

私がこの非営利団体を知ったのは去年のことなのですが、その後のタッチ・ア・ハートの快進撃はなかなかで！

去年より引き続き、ディーン＆デルーカ ハワイでの販売や、試食イベント、ハワイ各所でのポップアップイベントに加え、今年はなんと日本へも進出！衆議院議員の野田聖子議員にクッキーをお渡しすることができたり、ハワイ訪問中の和歌山県白浜町長にお会いしたり、JALのビジネスクラス機内誌で紹介されたり、日本の茅ヶ崎アロハマーケットでは、なんとなんと河野太郎前デジタル大臣に全種類購入していただいたりと！！！その知名度がどんどん大きくなっていった2024年でした。

私は実際に、タッチ・ア・ハートのみなさんが調理している様子を見学させてもらったり、代表の方から直接お話を聞かせてもらったりし、ポップアップに足を運んだりしたのですが、代表やボランティアの方々のこのプログラムに対する熱意に感激させられます。

そして、このプログラムの修了生のお話を聞くと、このようなプログラムの大切さをひしひしと感じます。修了生のほとんどが長期雇用の道に進めているそうですが、もしタッチ・ア・ハートがなかったらどうなっていたでしょうか？再び負のサイクルに陥っていたかもしれません。

一度道から外れてしまったら、なかなか障壁を超えて戻ってくるのは容易ではありません。セカンドチャンスを与えられれば、再び社会に貢献できるのに、サポートがないだけで、それができないという場合も多いと思います。

職業訓練というサポートを提供することで、一人でも多くの人の明るい未来を作りだしているタッチ・ア・ハートの活動がより多くの人に知られた2024年でした。

来年も、この調子で、いえいえ今年以上に大奮闘してもらい、地域の向上、明るい社会作りに貢献してもらいたいものです！

さて、上で述べたように、通常甘いものにはそこまで興味を示さない私も大好きになった、ベイカーズ・ハート・ハワイ のクッキーの数々。

私の一押しはビスコッティなのですが、もちろんクッキーファンも多し！キアヴェやウルなど、日本人にはあまり馴染みのない、ハワイで採れる原材料をふんだんに使用しているのも魅力です。

ホリデーシーズン等には、期間限定のフレーバーがお目見えすることも！

リサイクル資源を活用したパッケージもセンス良し、なので、ちょっときちんとした贈り物としても喜ばれること請け合いです。

なによりも、利益は全てタッチ・ア・ハートの職業訓練プログラムに還元されていますので、みなさんが購入しておいしく食べてくれることがそのまま支援になるのです。

ハワイでのご購入はディーン・アンド・デルーカ ハワイ ロイヤル・ハワイアン・センター店(12月末までの期間限定販売)、ザ・リッツカールトン・レジデンス・ワイキキビーチ店、ザ・リッツ・カールトン・スパ・ワイキキ・ビーチで。

オンラインでも購入可能ですが、残念ながら今のところ日本への発送は行っていないとのことです。

ギフトやお菓子を贈る機会が増える年末年始。せっかくなら、社会貢献ができるものを選ぶのも素敵な選択ではないでしょうか？