お好み焼き専門店「千房」は、大阪千日前に1973年に創業されました。店舗名である「千房」は、戦国時代武将、豊臣秀吉の軍旗から来ているそうです。お好み焼きの歴史は、江戸時代まで遡ります。当時は小麦粉と味噌を利用したスナックとして親しまれていましたが、第二次世界大戦後には、単なるスナックとしてではなく、「食事」として現在のような大阪お好み焼きが定着するようになったそうです。

千房は今や日本のみならず海外にも店舗をかまえ、その数は70を超えます。ハワイ店は1990年にロイヤルハワイアンセンター内にオープンし、2016年に現在の店舗に移動しました。ワイキキビーチウォーク通りのビルズの横にあります。

お好み焼き専門店として長年に渡り愛され続ける千房ハワイ店のこだわりは、ソースや小麦粉など全て日本から持ってきていること。現地で安く材料を揃えるお店も多い中、千房は国産にこだわっています。また、ハワイ店は日本の店舗よりも、シェフとお客様のやりとりが盛んで、ハワイらしいフレンドリーな雰囲気を大切にしています。

また千房では、グルテンフリーのお好み焼きにも力を入れています。小麦粉ではなくお水と「米」から作られるライスジュレというものを使用しています。パンやお菓子、麺類など、さまざまな食品の原料になるライスジュレは農業を活性化するだけでなく、食品添加物の代替やグルテンフリーの実現にも優れた機能を発揮しています。グルテンアレルギーの方も安心して楽しんで頂けますね。

こちらはハワイ限定メニューの「ヌイ・アロハ」。ヌイは、ハワイ語で「大きい」という意味を持ちます。店内入り口付近にある水槽には新鮮なロブスターがたくさん！オーダーが入ると、いきの良いロブスターが選ばれ、その場で丸ごと一匹調理されます。新鮮なロブスターが丸々一匹入ったこのお好み焼き、なんともハワイらしい一品ですよね。ハワイを訪れた記念にぜひ、一度食べてみてはいかがでしょうか？

お好み焼きの他にも鉄板焼き、焼きそば、サラダやアペタイザーなどメニューの豊富な千房。こちらも、千房で人気の高いアヒポケサラダ。お寿司屋さんで使うレベルの質の高いマグロを使用しているそうです。ツナの歯ごたえがしっかりしていて身が引き締まっているのが伝わります！

こちらも必ず食べておきたい千房のガーリックシュリンプ。切り開いてサーブされるので殻を手でむく手間もなし！新鮮なシュリンプにガーリックとバターが加わり、お好みでレモンをかけて頂きます。

千房
Okonomiyaki Chibo Restaurant
280 Beach Walk L-106, Honolulu, HI 96815
(808) 922-9722
https://chibohawaii.com/

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