スパムは、豚肉や砂糖、塩などでつくられていて、缶詰のため保存食としても人気。1937年に初めて開発され、昔は戦争時の主食として食べられていた歴史があります。そして、現在は世界各国の食卓にスパムは広がり、アメリカだけで年間で9,000万個も販売されているそうです。

そんなスパムは、ハワイでは特に人気が高く、毎年4月にはスパムをテーマにしたイベント「スパムジャム」がワイキキで開催されるほどです。

スパムの食べ方で、ハワイでは最も多いのでは？と思われるのが、「Spam Musubi（スパムむすび）」。俵型に整形したごはんに、スライスしてソテーしたスパムをのせて、のりをくるっと巻いた、スパムのおにぎりのことです。自宅で手作りしても楽しいですが、ハワイに来たらコンビニなどでも気軽にスパムむすびを購入できるので、まずは買って食べてみてはどうでしょう？

では、ハワイでスパムむすびが購入できるお店の中から、人気の6店舗をご紹介します。

ハワイで食べられるスパムむすびのおすすめショップの一つ目は、「いやす夢（いやすめ）」です。ハワイで人気のおにぎり専門店で、観光客が軽食を買ってビーチに持っていったり、ロコが昼食に買っていったり、たくさんの方が利用しています。そんないやす夢のおにぎりの中には、スパムむすびもあります！卵焼きとベーコンをプラスしたもの、アボカドも一緒に巻いたものなど、アレンジもたくさんです！

プレートランチで人気のお店「パイオニアサルーン」でも、注文カウンターに山積みになっているスパムむすびを発見！ごはんとスパムだけのシンプルなタイプです。ごはんの量がかなり大きめで、ボリュームも満点ですね。パイオニアサルーンは、ダイヤモンドヘッド近くのモンサラットアヴェニューにあります。

ボリューム満点なプレートランチで人気のL＆Lハワイアンバーベキューでも、スパムむすびがあります！こちらもスパムとごはんだけのシンプルタイプですが、太めののりが印象的。これ1つでも、かなりお腹の足しになりそうですね。

ワイキキやアラモアナなど、観光客にとってコンビニエンスストア的な存在であるABCストアでも、もちろんスパムむすびはありますよ。こちらもとってもシンプルなタイプです。軽食コーナーにおいてあるので、ちょっと小腹がすいたときなどに便利です。

ハワイの地元密着型スーパー「フードランド」でももちろん、ポケなどのハワイアングルメと一緒にスパムむすびが売られています。しかもフードランドでは、スパムむすびのイラストが描かれたエコバッグもあって、こちらも注目！

アメリカでも展開されているコンビニエンスストア「セブンイレブン」は、ハワイの街中でもちらほら見かけます。そんなハワイのセブンイレブンのグルメコーナーは、ハワイ色満載。スパムむすびもしっかり販売されているんですよ。しかもハラペーニョスパムむすび、キムチ味のスパムむすびなどバラエティ豊か。ヘルシー志向の方向けに、“豆腐むすび”まで登場しています！

スパムむすびを自宅で手作りするのも簡単。スパムむすびには、専用の型が使われることもありますが、中のスパムを取り出した後の缶をそのまま使うこともできますよ。

1　スパムをスライスして、フライパンで軽くソテーする

2　空になったスパム缶にラップをはって、その上にごはんを入れて俵型の土台をつくる

3　ソテーしたスパムを2のごはんの上にのせる

4　3を缶から取り出して、のりで巻く

このほかにも、意外なお店のカウンターなどにひょいと売られていたりするのが、スパムむすび。ハワイに来たときはぜひ１つ食べて、お好みのスパムむすびを探してみてはいかがですか？