アロハ！ハワイ大好き大学生の後藤です。現在ハワイに長期滞在していています。先日アロハガール編集部に遊びに行き、ハワイ旅について話を聞いている時、ぜひ行ってみたいツアーを見つけました。ハワイ好きの私はハワイの定番のスポットはもう行きつくしてしまいましたが、今回はもっとハワイを知るためのツアーに参加してみたいと思います。「アイランド＆ユー ハワイのパワースポットベスト５＆ローカルグルメ５選よくばりツアー」への出発です！

ローカルが愛してやまない隠れた名店や穴場スポットを丸一日かけて巡るこのツアーはオアフ島のよりディープな魅力を楽しむことができそうです。また、食い倒れグルメツアーでもあるため男性も楽しめる内容にもなっているとのこと。毎年、観光客からの予約が絶えないこのグルメツアーに、男一人で参加し、男性目線でレポートしました。

まず、送迎バスのピックアップについて。私は8時15分にアンバサダーホテルでピックアップでした。ガイドのユミさんが笑顔でお出迎え。今回は8人の日本人の観光客の方と一緒でした。車は特製のイルカのデザインであしらわれたマイクロバス。見ると思わず気分が上がります！「アイランド・ユー」オアフ島一周ツアーのスタートです。

ツアーの始まりは朝食から。ダイヤモンドヘッドの麓にあるローカルに大人気のレストラン「Diamond Head Market ＆ Grill」に立ち寄りました。

朝食のメニューはこの店の看板メニュー「ブルーベリーチーズスコーン」。ツアーに朝食が含まれていると知らなかったので、なんだか得した気分！意図せず朝食を食べてこなかったのもすごくラッキーでした。

その後、店の近くのカピオラニ公園のガジュマルの木の下のベンチで朝食です。生地全体がしっとりした食感の「ブルーベリーチーズスコーン」は甘さがほんのり感じられます。そして、ゴロゴロ入ったブルーベリーと真ん中のクリームチーズとの相性抜群。ローカル人気もうなずける一品でした。

カピオラニ公園からダイヤモンド・ヘッド・ロードを通過している際にダイヤモンドヘッドの名前の由来についてユミが教えてくれました。なんでも18世紀にハワイに来たイギリス人が光った山を見てダイヤモンドのようだと例えたことから「ダイヤモンドヘッド」という名前がつけられたんだそう。すごく単純で思わず笑っちゃいました。

不思議なもので、こういった雑学を知ると場所に親しみが沸いてきます。このツアーでは普段触れることのない沢山の歴史や雑学を教わることができます。ぜひ覚えて友人に自慢しましょう。

カピオラニ公園から30分ほど東に車を走らせ、サンディビーチに到着しました。サンディビーチはとダイナミックな山と芝生の広場に囲まれた白浜のきれいなビーチでボディボードを楽しむためにローカルや観光客が多く訪れます。

この海は波が他の海と比べ強く、遊泳が難しいため、写真を撮って楽しみました。ワイキキでは見られないうねりのある波を見ることができます。景色の迫力が圧巻でした。足下だけでも海につかって楽しみたいという方は半ズボンとサンダルで参加されることをオススメします。

サンディビーチを後にした後は、「マカプウヒーリングプール」「マカプウビーチ」を一望できる「マカプウアウトルック」にバスを止めて立ち寄りました。ここからは美しいビーチの眺めと同時に、「ラビットアイランド」と言われるウサギの形に見える島を見渡すことができます。あまりの絶景に思わず声が出てしまいました。

話を聞くところによると、昔食用として本当にウサギがこの島で飼われていたのだとか。島ごとにも色んな歴史があるのだと感心しました。ちなみに今はダイビングスポットとして有名のようです（資格が必要）。

次の目的地への移動中に「ナイトマーチャー（夜の行進者）」という、ハワイで有名な会談話をユミさんがしてくれました。「ナイトマーチャー」というのはある満月の夜に、古代ハワイの王族や兵士達の亡霊がハワイの島中を行進し、歩き回るというもの。これを目撃してしまうとその亡霊達から魂を抜き取られて死んでしまうのだとか。この話は長らくローカルの間で語り継つがれ、いまだに多くのローカルがこの伝説を信じていることを教えてもらいました。他にも色々とスピリチュアル系の話を聞きましたが、特に興味深く感じたので簡単にご紹介しました。

ハワイの裏話を聞いている間にすぐに次の目的地「WAIAHOLE POI FACTORY」に着きました。

ここは伝統的なハワイ料理が楽しめる穴場のスポットです。素敵な絵画が目を引く店内は、ハワイのローカルな雰囲気を感じられる佇まいになっていました。ここではハワイのソウルフードである「ポイ」「スクイッドルアウ」「カルアピッグ」を試食します。

「ポイ」とは蒸したタロイモをすり潰すことによって作られるハワイの伝統料理です。甘くない液状ヨーグルトのような食感です。タロイモ独特の風味が特徴的なので好き嫌いが分かれる料理かもしれません。調べてみると他の料理と混ぜる食べ方が一般的なのだとか。（写真、左奥）

「スクイッドルアウ」は蒸したルアウの葉とココナッツミルク、スクイッド（イカ、タコ）を混ぜ合わせて作った料理です。ルアウの葉とイカの磯の香りがするクセの強い料理でした。ポイと混ぜ合わせて食べると食べやすいですよ。（写真、左下）

「カルアピッグ」は塩をもんだ豚をタロイモの葉で巻き、地面に埋めて蒸し焼きにする料理です。ユキさん曰く、昔のロコが葬儀やお祝いと行ったイベント毎にご馳走として振る舞われてきた料理なのだとか。味は豚の旨みがしっかりと感じられる少し塩味のある味になっています。今では家で作る料理としても人気があり、色んなレシピで「カルアピッグ」を楽しむことができます。（写真、右）

また、店内には絵画の他にTシャツが売ってありました。

色が黒、緑、茶の3色あり、お店のロゴがTシャツのバックにあしらわれていました。かわいいのでチェックしてみてくださいね。

そして、伝統のハワイアン料理を堪能した後は数分車を走らせ次の目的地へ。次の目的地は「マカデミアナッツファーム」。

グルメツアーと言うだけあってやはりグルメスポットが続きます。ハワイはマカデミアナッツの世界的な生産地としても有名です。

ここのお店では7～8種類に及ぶマカデミアナッツを好きなだけ試食し、買い物できます。また、ナッツだけでなく、蜂蜜、オーガニックオイル、チリソース、BQQソース、コスメ用品といった商品も取り扱っており、男女問わず楽しめる場所になっています。値段も良心的でコスパもいいのでお土産用の商品をまとめて買うのもオススメです。マカデミアナッツの味のオススメは「ハニーロースト」味。甘い物好きの方にはたまらない一品です。私は香辛料の効いた味が好きなので「マウイオニオン＆ガーリック」味をチョイス。お酒のおつまみにぴったりです。

また、ここ「マカデミアナッツファーム」ではナッツ割りを体験することができます。お店を奥に出た場所に木の土台とナッツを割る石が置いています。

やり方は簡単。木の土台にあるくぼみにマカデミアナッツを置いて石でたたいて割るだけです。意外と簡単に割れますよ。初めて食べたのですが、生のマカデミアナッツにもしっかりと味がついていたので驚きました。

そして、ナッツを割って楽しんでいたらいつのまにか終了の時間。もっとゆっくりしたい！と思うくらい、見所満載、とても楽しめました！

マカデミアナッツを満喫した後に行くのは「クアロアビーチパーク」。ここはジェラシックパークの撮影現場として有名なクアロア・ランチの近くにある穏やかな波のビーチです。公園にそって約1㎞もの白浜が続きます。

ここのビーチではシグニチャーの1つとしてビーチから見える「モコリイ島」が有名です。別目、「チャイナマンズハット」とも呼ばれ、写真の撮り方次第では、島を背景にまるで人が帽子を被ったような写真を撮ることができます。また、ここクアロアビーチは遠浅の海なので潮の満ち引き次第では歩いて島まで行くこともできるようですよ。隣の島まで歩いて行けるなんて驚きですよね。ここでは20分程、観光客の皆さんと一緒にお互い風景写真を取り合いました。

昼食は青色の外観と大きなエビの看板が印象的な「FUMIS」のガーリックシュリンプ。ここは「全米で食べたいランチ・ベスト5」にも選ばれたことがあるくらいハワイで有名なお店で、お昼時は観光客で賑わっています。このツアーのランチメニューのラインナップは下記の3種類。

・レギュラーガーリックシュリンプ
・スパイシーガーリックシュリンプ
・チキンカツ

私は「スパイシーガーリックシュリンプ」をチョイスしました。

エビは殻付きで、ニンニクがしっかり効いているソースがたまらなく美味しいです。辛さはピリッとする程度で程よく、ご飯が進む一皿です。食べる手が止まらず、すぐ完食。思わずおかわりしたくなりました。

エビの殻をむく際に手が汚れるのでビニール手袋とウェットティッシュを持って行くと便利だと思います。ガムの持参もお忘れなく。

昼食が終わるとお次はデザート。オアフ島全土のフルーツが食べられる「カフクランドファーム」に行きました。

ここでは、パイナップル、バナナをはじめとするオアフ島全土のフル－ツが安価な値段で食べることができます。店頭には青果とカットフルーツが並んでおり、フルーツの甘い香りが食欲をそそります。

産地直送！美味しいオーガニックフルーツを楽しめる「カフクフルーツ」。最後にはここでもっと色んな種類の果物を食べたかったと後悔するほど好きになりました。

甘い物を食べてお腹いっぱいになり、今回の移動は爆睡してしまいました。次に訪れたのはウミガメが見えるポイントとして有名な「プアエナポイント」。主にローカルの人がサーフィンを楽しむ場所としても有名な場所です。

残念ながら今回はウミガメを見ることはできませんでしたが、海風が心地よく綺麗な写真が撮れました。

またここで先ほど、カフクフルーツで買った「ランブータン」をツアー客全員でシェア。甘いフルーツを食べながら海を満喫する贅沢な時間を過ごしました。

「ランブータン」はぷるぷるの食感と甘い味が日本で食べられるライチの様でした。ぜひこのツアーで楽しまれてくださいね。

そして最後に訪れたのは、「ノースショア・ハレイワタウン」。ここでは自由にショッピングが楽しめました。

素敵な外観のアパレルやレストランのお店が建ち並ぶハレイワタウンで一番人気は「マツモトシェイブアイス」。午後の時間は絶えず行列ができるシェイブアイスの専門店です。今回、運良く5分程度並んだだけで人気のレインボーシェイブアイスを買うことができました。虹も見えたので記念に写真を一枚。

さて、肝心のシェイブアイスの感想ですが、まず色鮮やかな見た目のインパクトに感動です。定番のレインボーシェイブアイスの味はストロベリー、レモン、パイナップルです。Sサイズを注文しましたが、男にも十分な量でした。オススメはアイスをプラス1ドルでトッピングすること。トルコアイスっぽい粘り気のあるバニラアイスが美味しかったです。

また、このお店にはアイス以外にも、かわいいデザインの雑貨やオリジナル商品が多くあるのでぜひ、チェックしてみてくださいね。ハレイワタウンにはマツモトシェイブアイス以外にも素敵なお店が沢山あるので、事前に回るお店の目星をつけてショッピングされるのをオススメします。

①Number808

個人的にオススメのアパレルショップです。キレイめだけどストリート感のある独創的なセンスの服が店頭に並びます。服好きのメンズの方にもオススメのお店です。オーナーさんがデザインした「Number808」のシャツやオリジナルのVANSスニーカーなどここにしか取り扱いがない商品もあるのでぜひチェックされてください。自分もスニーカーを一足購入しました。

②パタゴニア

日本でも人気のアウトドアブランドのパタゴニア。ハレイワにもその直営店があります。ここでは日本で買うよりも30％～50％程割安で商品を買うことができます。品揃えも価格も満足すること間違いなしです。また、「パタロア」というハワイ限定のパタゴニアの商品も扱っており、服好きの友人へのお土産にもオススメです。

③Coffee Gallery（コーヒーギャラリー）

ハワイ産のコナコーヒーはもちろんのこと、自家焙煎にこだわった世界中のコーヒーを楽しむことができます。ロコにも人気のあるこの店ではコーヒー以外にも、パッションフル－ツを使ったスイーツや軽食も充実しているのでふらっと立ち寄っていただくのにオススメのお店です。

素敵なお店が沢山のハレイワタウン。時間に余裕をもって楽しまれてくださいね。

ハレイワタウンでは念願のシェイブアイスを食べて、お洒落なアパレルショップでのショッピングを楽しむことができました。このツアーを通して、自分ではなかなか行けないお店に行けたことが嬉しかったです。

ツアーの最後に立ち寄るのは「クカニロコ・バース・ストーン」です。

ここはオアフ島の中心、ワヒアワに位置している有名なパワースポットのことです。かつてハワイの王国の王家の出産場所として使われていました。このバースストーンの上で出産することで、神々がその子に庇護を与えてくれると信じられていたようです。現在、その御利益にあやかるために毎年、多くの観光客が安産祈願、子宝祈願でこの場所に訪れています。不思議な魅力と逸話で人々を魅了する「クカニロコ・バース・ストーン」。ハワイのスピリチュアルなパワーを直に感じることができました。

今回、「アイランド・ユー」オアフ島一周ツアーに男一人で参加してみて「とても満足のいく時間を過ごすことができた」というのが率直な感想です。このオアフ島一周ツアーではローカルに愛されるハワイのローカルフードとハワイアンの心のふるさととも呼べるスピリチュアルスポットを贅沢に堪能することができました。特に、オアフ島の観光地 以外のローカルスポットの心地よさを直に感じることができたのが良かったです。どうしても綺麗な景色や観光地ばかりに目が行きがちなハワイですが、その背景にある歴史を知ることでまた違った目線でハワイを楽しむことができることを知りました。朝から版まで丸一日かけてオアフ島の魅力を味わい尽くすアイランド・ユーツアー。ハワイのことをよく知らない方や、よりディープなハワイを感じたい方にオススメです。

ツアー詳細
料金:大人：＄118 小人（2-11歳）：＄94

日程:月曜日から金曜日、1ツアー約8時間

And You Creations
アンドユークリエイションズ

307Lewers St, #401Honolulu HI
808-696-4414　
7:30~20:00

03-4578-9390（東京受付）
5:00~15:00