健康と安全を守る!ロックダウン中のハワイ・さらなる強固策へ!
3月30日に行われた記者会見で、ハワイ州のデービッド・イゲ知事は「ハワイ住民の健康と安全を守るための思い切った手段を取る!」と空港利用者の自主隔離を厳しいものに変更しました。
ハワイの島間の路線利用者も14日間の自主隔離を強制!
31日に記者会見したコールドウェル・ホノルル市長は、ハワイの現在の新型コロナウイルスの感染者数が224名に達したと発表しました。そのうち、オアフ島での感染者数は157名と増え続けています。
そんななか、3月30日にはハワイ州のデービッド・イゲ知事が「現在、ハワイ州内の空港に到着した全ての人・・ハワイ在住者、そして旅行者も14日間の自主隔離を強制していますが、4月1日からは、ハワイの島と島を結ぶ路線利用者にもこれを適用する。」との発表をしました。
これは国際線、アメリカ本土からの便だけでなく、例えばオアフ島とハワイ島、マウイ島など、ネイバーアイランドを結ぶ便で移動する人達さへ、14日間の自主隔離を強制するということになります。つまり飛行時間1時間に満たない島間での移動にも、国際線と同じような厳しい政策を打ち出したということです。この政策は4月1日から4月30日までとなります。
ハワイ住民の健康と安全を守るための強固策!
ハワイ州のデービッド・イゲ知事は「今は、これまで経験したことのない未曾有の時。ハワイ住民の健康と安全を守るため、COVID-19(新型コロナウイルス)の拡大を阻止するために、思い切った手段をとります。」と述べました。このような、さらなる強固策の裏には、まだ感染者が出ていないモロカイ島やラナイ島を保護したい、感染を水際で防ぐという目的もあります。まさに、住民の健康と安全を守るという対策が施行されたということになります。
ちなみに、診療などの特別な渡航以外は島々を行き来しないということで、生活に必要な業務従事者やフライトクルーにはこの隔離は適用されませんが、感染を予防するための装備をしなければならないとのことです。
ロックダウン中から1週間!今大事なことは?
2020年の3月25日からハワイ州全土で「自宅待機」「在宅勤務」命令が発令され、ハワイは事実上のロックダウンとなり、今日3月31日で1週間がたちます。
体力維持のための散歩などは許されてはいますが、新たにプライベートゴルフコースのクローズやスポーツ施設のクローズも決まりました。テイクアウト、デリバリー等は許可されていますが、バーやレストランの休業も続けられ、その場での飲食は引き続き禁止です。
そんななかハワイ州保健衛生局は新型コロナウイルスは、住民のなかで感染が広がりつつあると警告し、ソーシャルディスタンスを保つこと(人と人との間隔をあけるなど、社会的距離を保つこと)と、外出をせず家にいることを訴えています。
その理由は感染者数の数字を見れば明らかで、2020年の3月16日のハワイ州内での新型コロナウイルスの感染者は7人。しかも市中での感染はありませんでした。しかし、およそ2週間後の本日3月31日の感染者数は224人となり、増加のスピードがとても速いことがわかります。
感染の予防のためには、ソーシャルディスタンスを保つこと外出をせず家にいること。発令された「自宅待機」「在宅勤務」命令に従うことなのだと思います。さらなる強固策を打ち出したハワイ州の政策と今の状況を真摯に受け止め、今私たちができる2つのことを守ることが大事です。一日も早い状況の終息を願うからこそ、今私たちができことを守っていきましょう。
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