Help is on the Way

こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。ロックダウン中のハワイ、いつも通りの活動ができず、いつになったらコロナウイルスが収束するのかもわからず、精神的にも暗くなってしまいがちですよね。でも、こんな中でもアロハスピリット溢れるロコたちは、少しでもアロハの精神で毎日を過ごそうとがんばってますよ!

さて、今日ご紹介するのは、この外出規制がかかってから発足したボランティア団体、Help is on the Way(ヘルプイズオンザウェイ)です。日本語に訳すと「助けが今向かってますよ」って感じです。この団体は、外出規制により外に出ることのできない65歳以上のシニアの方、シニアではなくても隔離中で外に出れない旅行者やハワイへの帰省者、また健康上の理由で外に出れない方や医療機関で働いている方などの代わりに無料でデリバリーをしてあげようという団体です。

現役弁護士のグレッグさんが、何かハワイで困ってる人のために力になれないかと考え、始めたのがこのHelp is on the Way。あれよあれよという間に心温かいボランティアが集まり、今ではボランティア登録者数100人以上だそうです。

どんな仕組み?

ボランティア希望の方は、ボランティアのページから必要な情報を入力して申し込んでくださいね。その後、ボランティアとして適正かどうかきちんと判断するプロセスを経るそうです。そのためボランティアの方は全員信頼できる人たちで、デリバリーに関してのトレーニングもきちんと受けた上で実際の仕事に従事するのでお願いする方もとても安心。

Help Is on the Wayを利用して、食事や物資を運んでもらいたい方は、こちらのページからどこでピックアップしてどこまで運んでほしい等の詳細を入力します。基本的に車に積めるものであれば何でも無料デリバリーしてくれるとのこと。無料なんて本当に頭が下がります。いろんな事情で外に出れない状況にある人には本当に救世主!

Help is on the Wayは物を運ぶことだけに特化したボランティア団体なので、買い物をしてあげるというサービスは提供していません。運んでもらいたいものは自分でオーダーしないといけないので、オンラインや電話でのオーダーができるということが前提なのですが、もしそれができない方の場合は、買い物も手伝ってくれる別のボランティア団体を紹介してくれるそうですよ。優しいですね。

大変な中だからこそどんどん広げたいアロハの輪!

創始者のグレッグさんは現役バリバリの弁護士さんなのに、このボランティアまで立ち上げちゃって忙しくないんですか?と聞いたところ、「仕事は忙しいやつに任せろ、って言うことわざを知ってるかい?それに、今必要なことがあると思ったら何かやらないとね。」と、にこにこしながら応えてくれました。こういうアロハスピリットを持った人がハワイにいる限り、ハワイはなんでも乗り越えられるんじゃないでしょうか。

このHelp is on the Wayの活動の噂は瞬く間に広がり、現在では他の団体とも協力しあって物資を運搬する活動にも参加したりと、今後もアロハの輪はどんどん広がっていきそうです。

通常のデリバリー活動ではありませんが、他団体と協力しあって行ったボランティア活動の写真です。みなさんマスク着用ですが、マスクの上からでも満面の笑顔がわかりますよね。これぞ大変なときでもみんなで喜んで助け合うアロハです。

コロナウイルスの影響は大きく、この外出規制も一体いつまで続くのか(現時点では4月末までと言われていますが)わかりませんが、それでも毎日こういったアロハスピリットが見ることができるのは本当にうれしいことです。ハワイのみなさんも、日本のみなさんもがんばりましょうね!

Help Is On The Way
ヘルプ イズ オン ザ ウェイ

hihelpisontheway@gmail.com
Phone: 406- 426-1013

関連するまとめ

ハワイのNo.1セラピストが絵本作家デビュー!家族への思いを込めて

ハワイのロミロミマッサージ店で、売上No.1のセラピストのキング枝里さん。日本で孫が産まれたのに新型コロナの…

日本人アーティスト、ロームカウチさんのアートがカカアコの壁画に!

ハワイ経済の活性化を目的とした「パウワウ・ハワイ(POW WOW HAWAII)」は、カカアコエリアの倉庫街…

関連するキーワード

アロハ★ガール探検隊

アロハガール編集部の先鋭達がさらに突っ込んだディープなハワイネタをご紹介します。