命を守るためのロックダウン!1か月延長!

3月6日に初めて新型コロナウイルスの感染者が報告されたあと、ハワイ州全土で事実上のロックダウンに入ったのは3月25日でした。医療関係、食料品店、ホテル、一部のメディアなどエッセンシャルな職業として許された業種以外は基本的に「在宅」での仕事が義務付けられ、不要不急の外出以外は禁じられました。食料品の買い出し、通院など生活や命に密接に関わることを除き、外出はできないということです。

違反した場合は$5000以下の罰金、また1年以下の禁固刑など厳しい罰則が伴うものです。これはハワイ住民だけでなくハワイの観光に来ている観光客も対象となっています。

そんななか健康維持のためのウォーキングやジョギングなどは許されているので、全く家を出ることができないわけではありませんが、子どもたちの学校も全休校になっているので、やはりストレスを感じる市民は多いのが現状です。

ロックダウン解除を期待していた市民らは・・・。

だからこそ4月も後半となり、ロックダウン解除を期待していた市民にとっては大変残念な決定になりました。

けれど、それも私たち市民の安全と健康を守るための措置。厳粛に受け止め、今まで通りステイホームと、ソーシャルディスタンスを守っていくしか方法はないようです。

4月21日、今回のロックダウン延長の記者会見時にホノルルのカーク・コールドウェル市長は「感染した時に適切な治療薬があり、具合が悪くなった時でもすみやかに回復できるという状況にならなければ、元の生活に戻ることができません。」と語りました。けれど同時に「安全が確認されれば5月31日前に再開できるビジネスもあるかもしれない。」とも語っていたので、私たちの前向きな行動が今後の「自宅待機」「在宅勤務」命令解除につながるのは確かなようです。

感染者数2日連続ゼロの日も!!

一方明るいニュースもあります!4月21日にオアフ島では2日連続で新規感染者がゼロとなりました。今までの厳しい命令などが功を奏しているのでは、と希望の光を見ている人は多いのではないでしょうか。ちなみに本日4月23日の時点での感染者数は596人となっています。最初の感染者が確認されてからこれまでに63人が入院し治療を受けているということになります。

健康維持のための運動も大切だからこそ!ルールを守って!

さてロックダウン下でも許されている健康維持のためのウォーキングやジョギング、サーフィンなどを楽しむ方は多いようです。適度な運動は免疫力をアップするとも言われているので、軽い運動は心がけたいものです。

そんななか、今までクローズされ、立ち入ることもできなかったホノルル市の公園は今月4月25日の朝5時より利用できるようになりました。

ただ今までと同じように、バスケットボールやサッカー、テニスなどのチームスポーツやグループでのエクササイズは禁止です。またプールや公園内の遊具の使用も禁止です。さらにピクニックも今まで同様許可されてはいません。しかし、ソーシャルディスタンスを保ちながらのランニング、ジョギング、ウォーキングなどを公園内で健康維持のためにすることが許されるようになります。ロックダウン下でありながら、緑が美しい公園で散歩ができるようになるのは嬉しいことですね。

さて、1か月間の「自宅待機」「在宅勤務」命令の延長決定でさらに我慢しなければならないことも多いのは事実です。けれど、一日も早い終息のためにも今は皆で協力し、ソーシャルディスタンスを守り、ステイホームを心がけましょう。一人一人の行動が大切です。

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