コンドミニアム:日本語の「マンション」に相当

日本の分譲マンションにあたる集合住宅の物件を「コンドミニアム」と言います。日本では、ちょうど「マンション」にあたる言葉と考えておいて良いでしょう。コンドミニアムの場合、日本のマンションと同様に、各居室は各オーナーが管理し、エントランスやプール、BBQグリルなどの共有エリアについては管理組合が管理するのが一般的です。

またハワイのコンドミニアムには、各居室に洗濯機と乾燥機を置ける物件と、共用のランドリールームを設置している物件があります。共用のランドリールームがあれば、洗濯機と乾燥機のメンテナンスも管理組合が行うことになります。

さらに駐車場が少ないワイキキ地区などでは特に、駐車場付きのコンドミニアムは限られます。車がなくても便利なロケーションなのか、車があった方が良いのかなどで、物件選びを考えることが必要になります。

ホテルコンドミニアム:オーナー不使用期間に貸出可能

同じコンドミニアムでも、オーナーが使わない期間にその居室をホテルの一室として貸し出すことができるのが、「ホテルコンドミニアム」または「ホテル型コンドミニアム」です。ハワイでは、このホテルコンドミニアムのタイプが多く、「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」や「トランプ・ホテル・ワイキキ・ビーチ・ウォーク」などがあります。

ハワイは各国から旅行客が訪れる世界屈指のリゾート地のため、自分たちが使わない期間は賃し出して収益を得るという方法もごく一般的です。

タイムシェア:一室を複数のオーナーで所有

タイムシェアは、コンドミニアムやホテルタイプの一室について、1年間52週を分割して1週間単位で所有権を購入する手法。複数のオーナーで同じ一室を所有するイメージです。

不動産は長期間利用していないと傷んでしまいますが、タイムシェアならそんな心配も不要。維持管理費用などが必要になりますが、自分たちが利用するときは特別なメンテナンスなどを行うことなく、快適に使えるでしょう。

またタイムシェアを購入すると、一般的な不動産を所有するのと同じように、相続や贈与もできるため、子どもや孫へ代々ゆずっていくことも可能というメリットもあります。

シングルファミリーホーム:単世帯の一軒家

ハワイでは、一般的な一軒家を「シングルファミリーホーム」と呼びます。主に単世帯向けの住宅がこれに当たります。ただ土地が限られるハワイでは、コンドミニアムに比べるとシングルファミリーホームの物件数は少なめです。ハワイではシングルファミリーホームについても、眺望の良さはポイントのひとつ。美しいビーチが眺められる物件や、ダイヤモンドヘッドを望む物件は人気も高くなる傾向にあります。

ハワイでシングルファミリーホームの人気エリアには、カハラやダイヤモンドヘッドなどの高級住宅地があります。高級エリアの物件は敷地面積が広く、プール付きなどの豪華な設備が整った物件も珍しいことではありません。またカパフルやカイムキなどの地区も、市内中心地に近く便利です。

シングルファミリーホームの場合は、観光客へのバケーションレンタルの需要はコンドミニアムに比べると少なく、セカンドハウスや別荘として購入するケースが多いでしょう。

デュープレックス:2世帯向けの一軒家

シングルファミリーホームが単世帯向け住宅だったのに対して、2世帯住宅にあたるのが「デュープレックス」です。それぞれの世帯ごとに玄関が設けられ、リビングやキッチン、バスルームなどもそれぞれに独立したタイプの住宅です。

タウンハウス:一棟に4~8戸が入った住宅

日本のアパートのような、低層で一棟に4~8戸の住宅が入っているのが、「タウンハウス」です。戸建て感覚を味わえるのに、シングルファミリーホームより販売価格が低めというメリットがあります。駐車場のほかプールやBBQエリアなどの共有施設がある場合がほとんど。郊外型の住宅で、ハワイではカネオヘ、エバ、ミリラニなど、市中心部から車で40分程度離れたエリアに多く見られます。

ハワイで不動産を選ぶときに、これらのどのタイプを候補にしたいか、まずは考えてみましょう。

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