コンドミニアムのセキュリティはさまざま

ハワイにあるコンドミニアムの多くは、建物の入口にカメラと鍵が付けられ、居住者以外は中に入れないようになっています。セキュリティシステムは、「フォブ」と呼ばれるプラスチック製のものや、カードタイプのものなどがあります。またコンドミニアムの内部に入っても、エレベーターやプールなどの公共施設に入る際も、同じようにセキュリティシステムが設置され、外部の人が簡単に侵入できないようになっていることが多いです。

また、セキュリティガードが24時間常駐しているケースや、夜間のみ警備員が滞在するケースなど、セキュリティ体制はコンドミニアムごとに異なり、高級なコンドミニアムになるほど厳重なセキュリティになっています。

駐車場のセキュリティもチェック

確認を忘れやすいですが、ハワイは車上荒らしや車の盗難被害なども多いため、駐車場のセキュリティも必ずチェックしましょう。駐車場の入口にゲートが設けられ、セキュリティーキーで開けるタイプもあれば、ゲートが無く誰でも侵入できる駐車場もあります。当然ながら、高級車はセキュリティシステムがある駐車場を利用できた方が安心です。

現在はハワイで車を所有する予定はなかたったとしても、車社会のハワイでは駐車場付きの物件の方がなにかと便利。将来、車を購入することになるかもしれないし、人に貸し出す場合も駐車場付きの物件の方が喜ばれるでしょう。物件内覧の際は、駐車場についても必ず自分の目で確認することをおすすめします。

戸建ては周辺地域にも目を向けて

戸建ての場合は、コンドミニアムよりもセキュリティ面の不安は大きくなるかもしれませんが、アラームサービスなどを設置する家庭が多くあります。また戸建てでは特に、周辺地域自体の治安面にも気を配るようにしましょう。閑静な住宅街にある物件か、商業施設が近くにある物件かによっても、周辺の安全性は変わってくるでしょう。

治安面で安心が得られるのは、やはり高級住宅街と呼ばれる地域やゲートコミュニティ。ゲートコミュニティとは、入口に門が設けられ周囲は塀などで囲まれ、住民以外の出入りを制限している地域のことで、ハワイには「カハラクア」「ハワイロアリッジ」などがあります。

周辺地域の環境も確認

コンドミニアムや戸建ての建物自体のセキュリティを確認することはもちろん、その物件の地域がどんな環境にあるかチェックすることも大切です。いつもにぎやかなワイキキであっても、小さな路地に入れば、人通りが少なく寂しい通りなども意外とあるもの。昼間には安全に見えても、夜になると危険を感じるような雰囲気があるかもしれません。可能であれば、昼と夜の両方の時間帯に訪れて、自分の足で周囲を歩いて確認してみるようにしましょう。

またハワイのことに詳しくない方は、担当エージェントに周辺地域がどんな場所なのかアドバイスしてもらうことも大切です。

もしも取り返しのつかないような事件が起きたら、一大事です。そこに暮らす人の安全を守るためにも、ハワイでの不動産選びでは治安面の確認には特に注意するようにしましょう。

アロハ不動産
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