在住者は不安!ハワイの本格的な経済再生はいつ?

2020年、全世界に新型コロナウイルスの脅威が広がり、ハワイ州全土にも「自宅待機」「在宅勤務」命令が発令されたのは、3月25日のこと。これが実質的な最初のハワイのロックダウンとなりました。

必要最低限の外出以外は全面禁止となった最初のロックダウンですが、振り返ると、3月下旬から4月上旬にかけては感染者数は2桁代が続いたこともありました。当初4月末までとされていたこの、「自宅待機」「在宅勤務」命令は5月末日まで延長され、その厳しいロックダウンは功を奏し、5月に入り、新型コロナウイルスの感染者は10人以下の横ばいを続け、ついに5月8日の発表では、3月13日以来の感染者ゼロとなりました。しかし、7月の独立記念日を境に再びハワイの感染者数が増加をはじめ、その後2度目のロックダウンへ。そして9月22日のコールドウェル市長の記者会見では9月24日からは、ハワイは新たなフェーズへ入るとの発表がありました。

ハワイの経済活動へ向けての取り組み4段階へ

4つの枠組み基準を表したもので、ティア1からティア4までに分けられています。感染状況により、経済活動等を広げたり後退させたりするもので、ティア1からスタートし、状況が改善されてゆけば、4までの段階に進むという取り組みで「リカバリーフレームワーク」とも言われています。

では、ティア1から4までの状況を、わかりやすくレストランを例にあげご紹介します。

ティア1、レストランの店内飲食可能だが、会食できる人数などに規制あり。
ティア2、レストランの店内飲食可能で、人数制限はあるものの、同居人以外との会食可能。
ティア3、レストランでの10人以上の会食が可能。
ティア4、レストランだけでなく感染の危険が高いと言われるバー、ナイトクラブなどの利用可能に。

現在ハワイはティア2です。これは1週間の平均感染者数が50人~100人以下で検査の陽性率が2.5%~5%である状況です。上記で説明したように、レストランでの食事の際、同居人以外の友人たちとも同席できるレベルです。

さらにティア1でも、ネイルサロン、美容院の営業が許可されていますが、ティア2では、スパの利用が可能になります。これは女性にとって大きなことです。

事前検査プログラム開始後5週間で・・・。

そして今注目されているのが、いつティア2から3へ移行できるのかということ。ハワイに到着する人に対する事前検査プログラムが開始されてからすでに5週間が過ぎていますが、最近では、他の州などから旅行後にハワイへ帰って来てから新型コロナウイルスに感染していることが判明する事例が高くなってきたそうです。11月28日までのデータでは、陽性者は到着数1000人に対し2.2人で、これは他州からハワイに入った観光客の方たちの陽性率よりも高いということです。これも、次のステップへ進むために、一日も早く解消しなくてはならない問題の一つでしょう。

ティア3へ移行するには1週間の感染者数が50人を下回り、陽性率が14日間連続で2.5%未満になることが必要です。ハワイのロックダウンの解除後に新たに取り入れられたティア1からティア4という4つに分けられた「リカバリーフレームワーク」。

感染対策を配慮しながら、ハワイの本格的な経済再開へ向けての基準が示されています。一日も早く、ティア4へ進み今までのような生活に戻ることができ、日本の皆さんがハワイへの旅を思いっきり楽しむことができる日がくることを祈りながら、ハワイはもうひと頑張りです。

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