ザ・バスを使いこなせたらほんとのハワイ通

こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。私は通常車で移動しています。たしかに車が一番便利なのですが、たまに気分を変えて公共交通機関を使ってみたい気持になります。ハワイはアメリカの中でも、なかなか公共の交通機関が使えるところだというのが私の感想。といってもハワイにはまだ電車がないため、バスオンリーになってしまうのですが、乗りこなせるようになれば結構島内どこでも移動できるんです。ハワイのバスのシステムは、その名もThe Bus(ザ・バス)!

今日は、ひっさしぶりに旅気分を味わいたくなり、ザ・バスに乗ってみることにしました。なんと今年はザ・バスが誕生してから50周年記念だとのこと。これは乗らずにいられようか。

まず、最寄りのバス停まで歩きます。ホノルルのバス停は、ちょっとバス停っぽく、屋根があったり椅子があったりするものもあれば、この看板のみのところもあります。看板に書いてある数字がバスの番号。

日本のようにバス停にご丁寧に路線図が貼ってあったり、ということはありません!どの番号がどこに行くのかは自分で事前に調べてくださいね。

来たよーん。黄色の明るいラインが目印のザ・バス。マウイ島でバス旅を決行したときは花柄のマウイのマウイバスにお世話になりました。島によってバスのシステムもバスの柄も違うのが楽しいですね。オアフ島のザ・バスのデザインは、コンサバな感じ。乗せとくれ~。

ザ・バスの車窓から

乗車賃は旅の長さに関わらず一乗り$2.75。いつも利用している人たちは、パスかなにかをパッとみせてスマートに乗車なのですが、パスなど持っていない私はきっかり$2.75を握りしめ、それを運転手さんの前でもそもそジャラジャラと払います。お釣りは出ないので、きっかりキャッシュを用意しておくことが大事。

コロナの影響でバスの中は何かいろいろ変わったのかな、と思いきや、マスク着用義務がある以外は特に何も変わってない様子。

ハワイのバスは結構清潔です。コロナの影響もあってエクストラキレイなのかな?私は、バスや電車のシートにガムがくっついていたり、床がコーヒーでびちゃびちゃだったり、バスの中にごみが散乱している状態が日常の街で長く生活していたので、この普通な感じにきれいなのにはけっこう感心します。

乗っている人も少なかったので快適快適。あとは目的地まで、窓の外を眺めてバス旅を楽しむだけです。

窓の位置が低いので、外の景色がよく見えて楽しいのだ。

自分で運転していると見逃してしまいがちな細部も見れる。

反対方向を走っているザ・バスを見て手を振っちゃったり。

車内には次の停留所の案内アナウンスが流れますが、これも事前にしっかりどこで降りるのか頭に叩き込んでおいたほうがいいと思います。

次降りるぞ!と思ったら、意を決してストップボタンを押すべし。しかし、ボタンが届かない位置に座ってしまったアンラッキーな人にはこの黄色い紐をひっぱるというなんとも古典的なシステムもあり。わたしはせっかくなので紐をひっぱらせていただきました。ピンポーン。

快適なライドをありがとよ!

車窓からの眺めを楽しんでいるうちにあっという間に目的地到着。快適な旅であった。乗車賃はもう払ってあるので、降りるときはそのまま降りてOK。でも、ハワイのバスのドアは完全オートではありません。降りる場合はドアの黄色のところを触れないとドアが開かない仕組み。これを知らないでぼーっと待っていると、ドアは開かず、そのままバスが走り出して自分は降りれないまま目的地を通りずぎてしまうという悲劇に襲われるのでご注意。

ありがとよ~!また会おうな~、とバスを見送る私。

ザ・バスは車を運転しない人たちの足としてロコに愛されていますが、観光中でもいろいろ乗りこなしてみると今までとはちょっと違うハワイ旅ができるのではないでしょうか?次のハワイ旅ではぜひザ・バスを事前調査し、オアフ島バス旅を決行してみませんか?

関連するまとめ

ハワイの伝統ロミロミを守りたい!クラウドファンディングがスタート!

出張ロミロミサービスというビジネスで人気の「ロミノハワイ」は、新型コロナウイルスの影響を受け、対人のサービス…

ロイヤルハワイアンセンターがハワイを応援するマーケットイベントを開催

オアフ島のスモールビジネスをサポートするポップアップイベントが、ロイヤルハワイアンセンターで開催されます。

恋に落ちちゃう♥ハワイのバレンタイン特別貸切クルーズプラン

大好きな人に愛を伝える日、バレンタイン。ハワイでなら、2人っきりの時間をさらにロマンチックにしてくれる貸切ク…

関連するキーワード

アロハ★ガール探検隊

アロハガール編集部の先鋭達がさらに突っ込んだディープなハワイネタをご紹介します。