ハワイのアロハを伝える「ホノルル妙法寺」

日蓮宗「ホノルル妙法寺」は、1930年にその歴史が始まりました。ハワイで唯一、お釈迦様の遺骨が収められている由緒正しきお寺でもあり、ハワイに暮らす日本人だけでなく、ロコやアメリカ人たちの心のよりどころとして愛され続けてきたお寺です。

緑にあふれた美しい境内は、人種や宗教を超えロコはもちろん、パンデミックの前までは日本からの観光客の方たちも散歩を楽しんだり、本堂に立ち寄り、旅の安全を祈ったりしていました。また、同じくパンデミック前は、そんな日本からの観光客の方も参加されている参加費無料のマインドフルネス瞑想クラスも開催されていました。移民の国ならでは、ハワイで行われている人種や宗教にとらわれない、メディテーションでの癒し、今も再開が待ち望まれています。

住職が出版した幸せへの手引き書

さて、プラチナ出版から発売された「幸せお稽古:ハワイからひとときの癒しの風」。著者は「ホノルル妙法寺」でご住職をつとめていらっしゃる山村尚正さん。何と6歳の頃にはお経を唱え始め、14歳で得度されたというご住職です。著者はハワイの「ホノルル妙法寺」に赴任して以来10年にわたり「幸せ修行」という題で、ハワイの日系新聞にコラムを投稿していました。そのコラムのなかから、このコロナ禍を乗り越えるための力となるコラムを抜粋、改定補筆されたものです。

「パンデミック時に様々な問題が起こっている方も多いでしょう。人生のなかでは問題が消えたり現れたりするものです。そんな時に必要なのが心構えなのです。この心構えこそ、幸せへのお稽古なのです。」と筆者の山村住職。コロナ禍、誰もが将来を心配し、不安を感じるこの時代だからこそ、宗教の枠にとらわれず、「幸せお稽古:ハワイからひとときの癒しの風」をぜひ読んでみてください。筆者の優しく語りかけるようなリズムと温かい言葉が、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。そして今の時代を乗り越える勇気と、前に進む力をきっと感じることができるはずです。

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