カロって何?

こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。ハワイには古来から伝わる伝統的な食べ物がたくさんありますが、その中でもとっても大事なものが「カロ」。「タロ」芋のことをハワイでは一般的に「カロ」と表記し、発音するのです。

これこれ。日本の里芋みたいな感じ。里芋の葉っぱってハート型でなんてかわいいんでしょう。

このカロを叩いてすりつぶしたものが、以前ご紹介した「ポイ」なのですが、そういえばポイになる前のカロの状態ってどういう味なんだろう?興味と食い意地が湧いてきた。

ポイについての過去記事はこちら↓

カロはどこで手に入るのか?

ハワイの伝統食と言っても、近代化が進み過ぎてしまった現在ではなかなかカロ実物そのままを見かけることはないかもしれません。見かけてもどう料理するのかわからないし。。。

なんて思っていたら、ローカルフードを愛するロコの強い味方、コクアマーケットにカロがあるという情報が!

さすが、大手スーパーには打っていない、ハワイ産の食物が手に入るコクアマーケット、地元で採れた新鮮カロが手に入ります。

しかーし、この一見日本の里芋のような芋、しかし、日本の里芋の数段固そうな風貌の芋をどう調理するのか。。。頑固おやじ風だな。。。

お店の人に聞いたら、日本の里芋と同様、そのまま皮を剥くと、手がかゆくなるので、おススメは皮つきのまま長時間茹でることだそうです。しかし、この頑固な風貌、茹でるのにもかなりの時間がかかると見た!

そして、その隣には、もうすでに皮がむかれて軽くゆであがっているキューブ型のカロちゃんが!やった!これなら簡単に食べれる!

これもまたお店の方に聞いたところ、スープに入れてもいいし、炒めてもいい、そのまま食べたかったらそのままスナックとして食べてもいいよ、とアドバイスをもらいました。

さて、お待ちかねのカロ

初めてですので、まずは基本の基本、そのまま食べてみました。

うーん。。。。里芋がもっと固くなって、ぬめりがなくなったような味?おいしいのかおいしくないのか微妙。。。

うーん。。。。

うーん。。。。

が!ぽくぽく噛んでいたら、なんと、噛めば噛むほど味が出てきて癖になる!たくさん噛まないといけないし、自然100%なので、そのへんの変なお菓子を食べるよりよっぽど体にいい!さつま芋やかぼちゃと比べたらかなり甘さが少ないので、糖分を気にする人にもいいかも!

はまった!美味しい!癖になる!私の味覚に合ってたようで、止まらなくなった!

このカロ、ビタミンを始めとっても栄養価が高く、地球上で一番優れた炭水化物であるとも言われてるんだそうです。だから止まらなくなっても大丈夫~。

ぽくぽく食べ続けたあとは、スライスして炒め物に入れてみました。それも美味であった。

こんなに栄養価が高くてハワイアンに昔から愛されたカロ、ハワイで見かけたらぜひ試してみることをおススメします!

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