ハワイ州の「ステートID」は誰が必要?取得方法は?
ハワイに移住する方やロングステイを楽しむ方が考えたいのが、ハワイ州のステートIDの取得。ステートIDはどんなもので、誰が取得するべきなのでしょうか。発行場所や申請方法などについてもご紹介しましょう。
ステートIDとは?
「ステートID」とは、アメリカの各州が発行する身分証明書のこと。ハワイのステートIDといえば、ハワイ州が発行する身分証明書です。ハワイで生活していると、アルコールやタバコを購入するときの年齢確認の際に、身分証明書の提示を求められる等、さまざまな場面で身分証明書が必要となります。しかし、いつもパスポートを持ち歩くのは、紛失や盗難のリスクがあるため、危険です。ステートIDを取得して、ハワイ滞在中にそれを携帯すれば安心かつ便利です。
ステートIDがあれば、ハワイ住民向けの各種割引「カマアイナ・ディスカウント」を行っているレストランやショップ等でも、割引を受けることができるようになります。
誰が取得するべき?
ハワイ州の運転免許証を取得した方は、その運転免許証を携帯すれば、身分証明書として使えます。運転免許証を取得する予定のない方は、ステートIDの取得をおすすめします。またハワイ州の運転免許証を取得するまでの期間に、ステートIDを身分証明書として持ち歩くこともいいのではないでしょうか。
発行場所
ハワイ州のステートIDを発行するのは、運転免許証を発行するのと同じハワイ州ホノルル市群です。ステートIDを発行するドライバー・ライセンシング・センターは、ホノルルに5か所あります。
・カパラマ 925 Dillingham Blvd., #101, Honolulu, HI 96817
・ワヒアワ 330 N Cane St., DLC, Wahiawa, HI 96786
・ワイアナエ 85-670 Farrington Hwy., #3, Waianae, HI 96792
・カポレイ 1000 Uluohia St., #101, Kapolei, HI 96707
・コオラウ 47-388 Hui Iwa St., Suite 19, Kaneohe, HI 96744
申請方法
ハワイ州のステートIDを申請できるのは、10歳以上。ただし、14歳以下は、保護者が申請する必要があります。上記のライセンシング・センターでオンラインで予約を取り、予約日に窓口に行って申請します。
申請に必要な書類
申請には次の書類が必要です。
・ステートIDアプリケーションフォーム(ハワイ州ホノルル市郡のウェブサイトからダウンロードできます)
・法的な名前、生年月日、ソーシャルセキュリティナンバーを証明するもの
・ハワイの住所が明記された書類2点(銀行のステートメント(取引履歴)や、光熱費の請求書等)
申請費用
ハワイ州ステートIDの申請費用は、1回(8年間有効)40ドルです。アメリカの法的な滞在期間が限定されている場合は、1~7年間有効のステートIDを申請することができ、1年ごとに申請費用5ドルがかかります。
発行までの期間は?
申請してから発行されるまでの期間は、6~8週間。申請したときに紙の仮ステートIDが発行されます。本物のカードは郵便で送られます。
パスポートを紛失すると帰国できない等、大きな障害となりますから、パスポートを普段持ち歩くのは危険です。ハワイの不動産を取得して長期滞在する方や、ハワイに頻繁に訪れる方などは、ハワイでの身分証明書として、この「ステートID」を取得してみてはいかがでしょうか。ハワイ住民向けの割引「カマアイナ・ディスカウント」を受けられるなど、メリットも多いはずです。
出典:新日本建物 | 公式WEBサイト | 住宅と資産運用 総合不動産デベロッパー
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