ハワイでは、米国本土からの旅行客はコロナ前の水準近くまで回復しつつあるなど、今後も不動産投資で一定の収益を上げる可能性が高いと期待できます。そこでハワイの不動産投資で、旅行客の借り手がつきやすい7つの条件をご紹介しましょう。

1 ワイキキにあること

ハワイの観光業の中心となるのは、やはりワイキキ。コロナ前の2019年は年間1000万人以上の観光客がハワイに訪れましたが、その多くがワイキキを拠点に滞在しています。そのため物件がワイキキにあることが、まずは絶対条件の1つとなるでしょう。ワイキキ内にあれば、ほとんどの物件からショッピングやグルメスポット、ビーチ等に徒歩で出かけられるため、観光客にとって利便性がとても良いです。

ワイキキにある物件は、他のエリアにある物件と比べて、不動産価格がやや高額になりますが、それでもワイキキにあることで得られる利点はそれ以上に大きいでしょう。

2 オーシャンビュー

ハワイの魅力は、何と言っても美しい海とビーチです。この景色を眺めることで、観光客は非日常を感じ、ハワイにいることを実感できるのです。だからこそ、部屋からオーシャンビューが望める物件はとても魅力的。窓の外いっぱいに海を望めなくても、建物の隙間やラナイ(バルコニー)から一部が見えるだけでも、物件の価値が変わってきます。

またハワイでは、ハワイの象徴的存在であるダイヤモンドヘッドが望めることも、優位性が高く、観光客へのアピールポイントになります。

3 高層階

ワイキキにあるコンドミニアムは、30~40階以上になる高層の物件が数多くあります。低層階では、当然ながらあまり良い景色は期待できませんし、車や街の音が気になるかもしれません。しかし高層階になればなるほど、ワイキキの街並みを望めるようになり、特別感が生まれてきます。たとえ海がきれいに望めなくても、ワイキキの街の夜景はとても美しいので、高層階ならシティビューでも十分満足できる眺めになるでしょう。

4 リノベーション済みであること

ハワイには新築のコンドミニアムが少なく、ワイキキでは築40年以上の古い物件が中心です。だからこそ、きちんとメンテナンスをしている物件と、そうでない物件に大きな差が生まれやすくなるのです。リノベーションを行って、キッチンやバスルームなどが美しく生まれ変わっていれば、たとえ築年数が古い物件であっても、古さを感じさせない極上のステイが体験できます。

ハワイで物件を探す際は、リノベーションが済んでいる物件を選べば、購入後、すぐに投資を開始できる利点があります。一方、自分でリノベーションを行う場合は投資開始までに時間がかかるほか、物件の購入費用に加えて改装費も必要となりますが、自分好みの内装に仕上げることができます。

5 セキュリティが良い

ハワイは日本ではなく、アメリカです。ハワイは治安面で安全と言われていますが、それでもセキュリティにこだわりたいところ。夜間に警備が行われているか、オートロック等で住人以外は入れないシステムになっているかなど、セキュリティがきちんとしている物件がおすすめです。

6 洗濯機・乾燥機付き

ハワイのコンドミニアムは、各部屋に洗濯機と乾燥機がある物件と、共用のランドリールームがある物件に分けられます。各部屋に洗濯機と乾燥機がある物件を所有する場合、それらの管理も行わなければならないため手間や費用がかかりますが、コンドミニアムを利用する側から考えると、部屋に洗濯機と乾燥機がある方が断然便利。特に、小さいお子様がいるファミリーでの利用が多い物件なら、洗濯機と乾燥機付きはプラスになります。

7 バスタブ・フルキッチン付き

日本人には、シャワールームだけの物件より、お湯をためて入浴できるバスタブ付きの物件が好まれます。また、ハワイでは洗浄機能付きトイレはとても数が少ないため、洗浄機能付きトイレもプラスのアピール箇所となります。

キッチンは、小型の簡易キッチンよりも、広くてゆったりと調理ができるフルキッチンの方が良いでしょう。

不動産投資の成功の鍵は、最初の物件選びが重要となります。安定的に収入を得るためにも、これらの条件を考慮して、物件について考えてみてはいかがでしょうか。

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