ハワイの不動産購入に使える!海外不動産ローンがある日本の銀行
近年、海外不動産に投資するためのローンを用意する日本国内の銀行が増えてきました。日本国内の銀行を利用すれば、円建てで融資を受けられて、日本で手続きが済むため、より利用しやすいと感じられるのではないでしょうか。そこで、海外不動産投資用のローン商品を用意している日本の銀行3行をご紹介します。
オリックス銀行:日本国内の不動産を担保に融資
オリックス銀行の「不動産担保ローン」は、首都圏・近畿圏・名古屋市・福岡市に居住用の不動産を所有していると、その物件を担保として1,000万円~2億円までの借り入れが可能という商品。資金使途の対象となる不動産の所在地は問わないため、ハワイのコンドミニアムの購入や日本国内のセカンドハウスの購入、新しいビジネスの資金など、さまざまな目的に利用できます。
オリックス銀行 不動産担保ローン
借入対象:首都圏・近畿圏・名古屋市・福岡市の居住用不動産を所有している方。
借入時に満30歳以上60歳未満で、最終返済時80歳未満の方。
借入金額:1,000万円~2億円
借入期間:1年~35年
借入利率:変動金利型、固定金利期間特約付変動金利型から選択可能
借入金利:3年固定特約型 年3.300%、5年固定特約型 年3.500%、変動金利型 年3.675%
(金利は2021年4月時点)
SBJ銀行:ホノルルの不動産購入のための専用ローン
海外不動産投資を行う中で、不動産取引の透明度が高く、安全性もあると認められているのがハワイです。そのためSBJ銀行では、ハワイのホノルルの物件に限定した海外不動産購入ローンを用意しています。保証会社の保証を付けるため原則保証人は不要で、1,000万円~2億円までの融資が可能です。
SBJ銀行 海外不動産(ハワイ州ホノルル)購入ローン
借入対象:米国ハワイ州ホノルルの不動産を購入の方。
借入時に満20歳以上65歳以下で、最終返済時満80歳未満の方。
借入金額:1,000万円~2億円
借入期間:1年~35年
借入利率:変動金利型
東京スター銀行:ハワイの所有不動産を担保に融資
安定的に成長しているハワイの不動産を高く評価する日本国内の金融機関が多く、東京スター銀行もそのひとつです。東京スター銀行では、ハワイに所有する不動産を担保にして、資金を融資するローン商品を設けています。ハワイに2件目、3件目の物件を購入する場合や、日本国内での事業用資金などに利用できます。
東京スター銀行 ハワイ不動産担保ローン
借入対象:
(ワイキキ、アラモアナ、カカアコ、ゴールドコースト、カハラ、ハワイカイ、エワ・ビーチなど)ハワイ州オアフ島南岸エリアに所在する賃貸不動産を所有する方。
借入時に満20歳以上の方。
借入金額:1,000万円~2億円
借入期間:1年~5年
借入利率:固定金利 年2.8%(保証料を含む)
(金利は2021年4月時点)
出典:ハワイ不動産担保ローン | ハワイの不動産を活用して資金を調達したい 【東京スター銀行】
日本の銀行でローンを組むメリット
ハワイの不動産を購入する際、ハワイの金融機関から融資を受けるという選択肢もあります。しかしアメリカの住宅ローンの金利は、日本よりずっと高く、しかも日本に暮らしている方は「非居住者」となり、さらに高い金利となります。日本の銀行の海外不動産投資用ローンは、日本国内の物件を対象にしたローンより金利は高くなりますが、それでもハワイの金融機関を利用するより、比較的金利は低く抑えられるでしょう。
また日本の銀行でローンを組めば、日本円で借り入れることとなります。ハワイの不動産の購入は米ドルで行われるため、為替の変動の影響は少なからず受けるでしょう。でも日本をベースに生活している方の場合、為替の変動をある程度予測という点で、日本円で融資を受けた方が良いと感じる方が多いようです。
ハワイ以外の海外の地域だと、日本でローンを組める銀行は一部に限られてしまいますが、ハワイの不動産購入ならその選択肢が広がります。それぞれのローン商品ごとに細かい条件の設定がありますから、興味をお持ちの方はそれぞれの銀行にお問合せしてみてはいかがでしょうか。
出典:新日本建物 | 公式WEBサイト | 住宅と資産運用 総合不動産デベロッパー
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