ハワイで不動産購入!コンドミニアムを選ぶメリット&デメリット

ハワイの不動産でもっともメジャーな住宅は、コンドミニアムです。コンドミニアムは、日本でいう分譲マンションと同じ集合住宅を指します。今回は、ハワイのコンドミニアムの購入を検討している方に向けて、コンドミニアムのメリットとデメリットについてご紹介します。

コンドミニアムのメリット

①ホノルルの人気エリアで購入できる

コンドミニアムは、ワイキキやカカアコ、ダウンタウンなど、ホノルルの人気エリアに多くあります。コンドミニアムを所有して自分が使う上でも、観光客に貸し出す上でも、便利な立地です。それにコンドミニアムの軒数はとても多いため、選択肢が広がり、自分の好みや予算にあった物件に出あえる可能性が高いと言えます。

②バケレンで人に貸し出せる

自分が使用しない期間に、所有している物件を賃貸に出せるのが、「バケーションレンタル(通称バケレン)」のシステムです。ワイキキやカカアコなど、観光客の利用が多いエリアでは、新しい選択肢として宿泊先としてコンドミニアムのバケレンの利用が定着しています。そのため、観光客がよく利用する地域のコンドミニアムなら、バケレンとして人に貸し出し、収入を得ることができます。

③戸建てより価格が低め

ハワイでは2020年のコロナ禍において、物件の供給数が少ないにもかかわらず需要が高まったことで、不動産価格が上昇しました。ハワイの戸建て住宅の中間価格は100万ドル(約1億1000万円)に近く、かなり高額です。コンドミニアムも価格は上昇していますが、中間価格は47万5000ドル(約5180万円/2021年7月のホノルル不動産協会のデータ)と約2分の1の価格です。「戸建て住宅には手が出ないけれど、コンドミニアムなら購入できる」という方に、人気です。

④高層階ならオーシャンビューが望める場合も

コンドミニアムならではのメリットに、高層階からの眺望があります。一番人気はやはり、オーシャンビューの物件。青く美しく輝く海を見渡せる物件は大変人気です。またハワイなら、ダイヤモンドヘッドが眺められる物件も人気。朝、目覚めて、自宅からビーチやダイヤモンドヘッドを眺めることができたら、ハワイに暮らしていることを存分に満喫できるのではないでしょうか。しかも、このようなオーシャンビュー、ダイヤモンドヘッドビューの物件は、価格がプラスになることもメリットのひとつです。

⑤セキュリティ面で安心

多くのコンドミニアムで、オートロックが設けられており、住人以外は簡単に内部に入れないようなセキュリティ対策がとられています。夜間などは警備員が見回りを行っている場合も多く、セキュリティ面で安心できます。ハワイは治安で不安を感じるような地域ではありませんが、日本ではなくアメリカという点で、このような安全対策がとられていることは、日本人にとって安心できる材料となるでしょう。

⑥共用施設がある

ほとんどのコンドミニアムに、プールやBBQグリルなどの共用施設が設けられています。高級コンドミニアムなら、ジム、パーティルーム、テニスコート、シアタールームなど、さらに充実してるケースもあります。そして、住民はこれらの施設を無料で使える場合がほとんどです。週末には家族でプールなどのアクティビティを楽しんだり、友人を招いてBBQパーティを開いたり、ハワイらしい余暇を過ごせるでしょう。

コンドミニアムのデメリット

・リノベーション・ペット飼育などのルールがある

コンドミニアムを所有すれば、フロア、キッチン、バスルームなど、自由にリノベーションできます。しかし玄関や窓については、決めれたデザインのものを使用しなければならないなど、コンドミニアムごとに規定が設けられている場合があります。その場合は、そのルールに則って、リフォームできる内容が限られてしまうことが考えられます。

また同様に、ペット飼育について許可されている物件も限られているなど、コンドミニアムにはさまざまなルールがあることを理解しておきましょう。

・管理費がかかる

コンドミニアムでは月々の管理費が発生します。管理費に含まれる内容は、共用施設のメンテナンス、清掃などのほか、電気代や水道代が含まれる場合があるなど、コンドミニアムごとに異なります。自分がコンドミニアムを利用していなくても、月々の管理費は所有している期間はずっとかかることになります。

・部屋数の多い物件は少ない

コンドミニアムの部屋数は、スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームの物件が多く4ベッドルーム以上のような部屋数の多い物件は、かなり数が限られてしまいます。部屋数の多い物件を探したい方は、コンドミニアムのほかに、戸建て住宅を選択肢に入れて考えることも大切になるでしょう。

まとめ

ハワイの住宅市場で、もっとも主流なのがコンドミニアムです。デメリットはありますが、メリットも数多くあります。一戸建て住宅と比較しながら、改めてコンドミニアムを検討してみてはいかがでしょうか。

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