ワイキキのサーフボードラック放火の犯人 5600万円の賠償金
ワイキキビーチにあるサーフボードラックで火事が起きたのは、2021年のこと。500枚近くのサーフボードが焼けてしまう大きな事件となりました。その犯人に対して、約5600万円の賠償金の支払いが命じられました。
2021年に起きたワイキキで起きたサーフボードラックの火事
モアナサーフライダーとワイキキ交番の間にあるサーフボードラック。ローカルなども使う場所で、ハワイらしい景色となる一画ですよね。そんなサーフボードラックで2021年に火事が起きました。およそ500枚のサーフボードが焼け、近くの建物の壁も黒く焼け焦げ、大きな騒動となりました。
当時、ガソリンの缶などが見つかり、防犯カメラには不審な男が写っていたことから、放火の可能性があると操作されていました。
放火犯に懲役10年+賠償金の支払いの判決
その後、放火した犯人が捕まり、先日その犯人に対する判決が言い渡されました。結果は、懲役10年の有罪判決。さらにサーフボードラックを管理していたホノルル市郡に対して、414,000ドル(約5600万円)の賠償金を支払うように命じたのです。
撤去が決まったサーフボードラック
このサーフボードラックでは、2度も放火事件が起きており、ホノルル市はこのラックを撤去することを発表しています。このサーフボードラックを使っていた人にとって、ラックが使えなくなるのは不便なはず。でも、大切なサーフボードが放火で焼けてしまっては大変です。
犯人は、もしかしたら安易な気持ちで行ったことなのかもしれませんが、その代償はとても大きなものとなったに違いありませんね。
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