ハワイの最低賃金は「時給14ドル」

ハワイ州で定められている最低賃金は、時給14ドル(約2000円)です。2023年までは時給12ドル(約1800円)でしたが、最低賃金が引き上げられ、2024年1月1日からは14ドルになりました。

もし、時給14ドルで、週に40時間、週5日働いた場合、月給は2,464ドル(約36万円)、年収は29,568ドル(約440万円)の計算になります。

時給14ドル×8時間×月22日勤務=2,464ドル
月2,464ドル×12か月=29,568ドル

ハワイの物価を考えると…厳しい!!

日本の感覚や、日本の平均収入を考えると、「いいじゃん!」と思われるかもしれません。しかし、ハワイはアメリカでもトップクラスに物価が高い場所。正直、この収入でハワイの生活を送るのは、とても厳しいと言わざるを得ません。

National Low Income Housing Coalitionの調査によると、ハワイの家賃は、1ベッドルームで1,670ドル、2ベッドルームなら2,175ドルするそう。先ほどの時給計算で、月2,464ドル稼げたとしても、家賃で2000ドル近くかかるなら、残りのわずかな金額で生活していくのはほぼ無理……!とわかるでしょう。

一般的に、「家賃は収入の30%以下に抑えるべき」と言われていますから、もしその基準で考えるなら、2ベッドルームの部屋を借りるなら時給12ドル(2023年時点の最低賃金)では週139時間も働かなければならない計算になるそう。

おまけに、高い医療費、車を持つならガソリン代、子どもがいるなら教育費など、なにかとお金がかかります。

カリフォルニア州は「最低時給が時給20ドル」に

カリフォルニア州では2024年4月から、最低賃金が20ドルになるそう。ハワイでも今後、段階的な最低賃金の引上げが計画されていますが、ハワイでの高〜い生活費を考えると、もっともっと最低賃金が上がらないと厳しいのが現状と言えるでしょう。

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