失敗しない!ハワイ渡航に必須のESTA申請完全ガイド
ハワイに魅せられ、ソロ旅を繰り返すまでとなった独身ライター女子・うららが、ハワイ旅のお役立ち情報をご紹介。今回は、ハワイ渡航に必須のESTA申請について大解説!ESTAの説明から、手続きに必要な金額、詳しい申請手順や注意点についてもお伝えするので、この記事を参考に、楽しいハワイ旅行に備えましょう!
ハワイ渡航前に知っておきたい、ESTAの基本
美しいビーチと大自然、楽しいアクティビティとときめくショッピング、おいしいローカルフード…。
ときめく要素が満載で、多くの人から愛される旅行先、ハワイ。
ハワイを訪問するには、事前にESTA(エスタ)を申請する必要があります。
この申請を怠ると、せっかくの旅行が空港でストップしてしまうことも!
今回は、入国に必要なESTAの基本から申請方法、「あるある」な落とし穴と注意点までを詳しく解説します。
ハワイ旅行を計画中の方は、ぜひ最後まで読んで、スムーズな旅行準備を進めましょう!
ESTAとは?
ESTAとは、アメリカへの渡航を希望するビザ免除プログラム(VWP)参加国の国民が、事前に渡航許可を取得するための電子システムです。
ハワイを含むアメリカへの入国には、本来ビザの申請が必要なのですが、90日以内の観光・短期ビジネス・トランジット目的の滞在においてはビザを免除し、代わりに「ESTAで入国OKとするよ〜」というのがシステムの概要。
渡航者の身元確認をして、アメリカ国内のセキュリティを確保するためのものです。
申請はオンラインで簡単に行えます。
ESTAの対象者は?
ESTAの対象者は、ビザ免除プログラムに参加している国のパスポートを持つ旅行者です。
日本もこのプログラムに参加しているため、日本国籍の人はESTAを申請する必要があります。
また、ビザ免除プログラムを利用するための条件は、以下の通り。
・90日以内の観光、商用、トランジット目的の滞在
・有効なパスポートを所持していること
(90日以上の残存期間が必要!パスポートの期限がギリギリのものは無効になるので要注意です!)
90日以上の長期滞在(留学やビジネス)にはビザの取得が必要となります。
ESTAの申請料は?
申請料は21ドル。(2024年5月時点)
2022年5月に14ドルから21ドルに値上がりました。
ESTA申請時の手数料としての4ドルと、申請が承認された際に渡航認証を受け取るための17ドルが合算されて請求されます。
認証が拒否された場合は、処理費用のみの請求です。
支払いはオンラインで、クレジットカード、デビットカード、PayPalのいずれかを利用して行います。
申請のタイミングは?
ESTAの申請は、渡航の72時間前までに行うことが推奨されています。
理由は「申請から72時間以内に審査が通る」という公式の案内があるから。
うららはギリギリに申請をして、かなりドキドキしたことがありました…。
楽しい旅行を目前に、「本当に行けるの?間に合わなかったらどうしよう?」と冷や汗をかくのは避けたいですよね。
数分から数時間以内で承認されるケースもありますが、こればかりは読めないので、余裕をもって早めに申請することをおすすめします!
ESTAの有効期限は?
ESTAの有効期限は、承認日から2年間。
その間でのアメリカ旅行であれば、1回の申請で何度も入国をすることが出来ます。
ただし、2年の間に
・パスポートの有効期限が切れた
・名前が変わった
などの理由で新しいパスポートに切り替えた場合には、パスポート番号が変わっているため、新たにESTAを申請する必要があります。
ESTAの申請方法と手続き手順を大解説!
ESTAの申請は、公式サイトからオンラインで行います。
(サイトリンク:https://esta.cbp.dhs.gov)
以下の手順で申請を完了させましょう。
出典:Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
① 公式サイトにアクセスし、言語を日本語に設定
これで、文字の表記が英語から日本語に切り替わります。
②「新規に申請を作成する」をクリック
家族分を申請する場合は、「グループ申請する」を選択し、家族の個人情報入力画面に進んでいきましょう。
③「セキュリティに関する通告」を確認して先へ進む
「セキュリティに関する通告」という画面が出るので、内容を確認し、問題がなければ、画面右下の「確認して続行」をクリックして次の画面へ進みましょう。
④「免責事項」を確認して先へ進む
「免責事項」という画面が出るので、内容を確認し、問題がなければ、「確認して続行」をクリックして次の画面へ進みます。
⑤「旅券をアップロード」する画面に進む
「旅券をアップロード」というパスポートの画像をアップロードするよう指示する画面が出るので、画面右下の「旅券をアップロード」をクリックします。
⑥アップロード方法を選択して、画像をアップロード
パスポートの画像をこれから撮影する場合には「カメラから」、すでに撮影済みの場合には「ギャラリーから」を選択し、パスポートの画像をアップロードしてください。
⑦必要な情報を入力(パスポート情報、個人情報、渡航情報など)
⑥の操作で、画像から内容が読み込まれ、自動的に情報が入力されます。
表示された情報に間違いがないかを確認し「申請への追加」をクリック。
間違いがあった場合でも、「申請への追加」をクリックした後に該当欄を編集できますのでご安心ください!
手順に沿って、質問に答えていきます。
アメリカ国内での連絡先・滞在先住所とメールアドレスは認証がおりた後も更新可能ですが、その他の情報は編集が出来ないため、間違いがないよう注意をして入力していきましょう。
⑧申請内容の確認
最後は入力内容の確認です。
「申請者情報」、「個人情報」、「渡航情報」、「適格性に関する質問」の4つのタブがあるので、間違いがないかをチェック。
各項目の内容を確認し、右下の「確認して続行」をクリックすると、すべてのタブに「申請内容確認済み」のチェックが表示されます。
⑨パスポート情報の再入力
最後に、パスポート情報をもう一度記入するよう指示が出るので、間違えないように入力していきます。
⑩支払い手続きを行う
金額を確認したら、「免責事項」の欄にチェックを入れて「今すぐ支払う」をクリック。
決済方法の選択画面が表示されます。
「Paypalアカウント」、「デビットカードまたはクレジットカード」のいずれかを選び「続行」をクリック。
選択した決済方法の「支払い情報」を入力して「続行」をクリックします。
⑪申請完了!
お疲れ様でした!
これで申請は完了です♡
申請後、通常は数分から数時間以内に結果が通知されます。
申請が承認されれば、そのままハワイへの渡航が可能に!
あとは現地に向かうだけ〜!
ESTA認証状況の確認方法
72時間以内に出る審査結果。
結果が出るまではなんだかドキドキしますよね。
そんな時にはステータスを確認しましょう!
ESTA公式サイトの「既存の申請を続行する」をクリック。
個人で申請している場合には「個人による申請」を、家族で申請している場合は「グループによる申請」を選択します。
必要情報を入れて検索することで、現在の審査状況がわかります。
ESTAにまつわる「あるある!」事件簿と注意点
ここでは、ESTA申請時にハマりやすい「あるある」落とし穴と注意点を3つご紹介。
事例を知って、失敗を防いでいきましょう!
①申請は公式サイトから行おう!
ESTA申請は必ず下記の公式サイトから行いましょう。
出典:Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
Web上で「ESTA」と検索すると、公式サイトよりも先に代行業者のサイトがあがってきます。(なんでや!)
代行業者を利用すると、公式の3倍以上の費用がかかることも!
業者の手数料として、上乗せして料金をとられてしまうのです…。
こちら結構「あるある」で体験談をよく聞くので要注意!
ちなみに、以前はパソコンのWebサイトのみだったESTAですが、2023年6月からは米国税関・国境警備局(CBP)が申請用アプリの提供を開始し、スマホ1つで申請できるようにもなりました。
iPhoneならApp store、AndroidはGoogle Playで「ESTA Mobile(エスタモバイル)」と検索すると下のようなアプリが出てきます。
現状、紛らわしい代行アプリはあまり見かけませんが、もし「これは本物?」と心配になったら、紹介したアイコンを選択してください。
それでも分からない場合は、Webサイトから申請しましょう!
②申請内容に間違いがないか確認
パスポート番号や個人情報に間違いがないか、必ず確認しましょう。
番号の間違いは申請時にはそのまま通っても、「提示しているパスポートと情報が違う」という理由で空港で止められる可能性があります。
うららも、パスポート番号を間違えて申請をしたことがありました。
普通に「認証されました」という通知メールがきて安心していたのですが、あるタイミングでふと申請内容を見たらなんとパスポート番号が違う…!!
「え?それでも通っちゃうの?!」
という衝撃を受けながら、出発日も近づいていたので慌てて再申請。
最初の画面から入力をし直し、もう一度21ドルを払うという切ない事態に…。
結局2倍の金額を払いましたが、あの時気づいていなかったら空港で止められてたでしょう…。
虫の知らせに感謝!
皆さん、必ず入力した情報に間違いがないか確認してください!
③パスポートが切り替わっていたら再申請が必要
有効期限以内でも新しくパスポートを取得した場合は、パスポート番号が変わるため、再度申請を行う必要があります。
以前のESTAが無効になるので、そちらも要注意!
旅行時に提示するパスポートとESTAに登録している情報が一致していることが必須なので、こちらも覚えておきましょう。
万全の事前準備をして、あとは現地を楽しもう♡
ESTAの申請は、ハワイ旅行を楽しむための第一歩。
早めのタイミングでしっかりとした準備を行い、余裕を持って渡航に備えましょう。
(いつもギリギリで焦るドタバタトラベラーの自戒でもあります…)
ESTAの申請に関する不安や疑問は、公式サイトや旅行会社、旅慣れた人の情報を参考にしながら解消していきましょう。
美しく陽気な南国の楽園と素敵なロコボーイがあなたを待っています♡
事前準備ミッションをクリアしたら、あとは心ゆくまで現地を楽しんでください!
あなたのハワイ旅が最高のものとなりますように。
それでは、A Hui Hou!
出典:【 ソロ旅独女の裏ハワイリアル体験レポート 】ハワイの夜に挑む!マッチングアプリでお酒デートを楽しむ基本のイロハ | ALOHA GIRL
出典:【ハワイマッチングアプリ】ハワイ男子と行く!オアフ島絶景スポット ①タンタラスの丘 | ALOHA GIRL
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日本⇄Hawaii
大手通信系企業会社員からフリーランスへ転身。
Hawaiiに魅せられ、ソロ旅を繰り返すまでとなった独身ライター女子。
渡航回数30回。現地では常にアクティブに動き回り、Hawaii経験値を日々更新中。
ココヘッドに登るのが好き。