大自然の力で浄化と癒しを!伝説の舞台にもなったパワースポット、ライエポイントとは?

オアフ島北東部の海岸線に位置する、ライエポイント。

住宅街を抜けた先にある美しい岬は、大型バスが通れないことや駐車場も数に限りがあることから、観光地としてはあまり知られていませんが、実は現地では特別な力が宿ることで有名なパワースポットです。

沖から押し寄せる波と颯爽と吹く潮風を感じながらこの岬にいると、滞ったエネルギーが一気に流れ出し、浄化されリフレッシュできると言われています。

一面に広がる壮大な大海原を、手前の芝生や岩場に腰かけて眺めるのが何とも贅沢!

今回は、ハワイの伝説の舞台にもなった、隠れパワースポット、ライエポイントについてご紹介します!

ライエポイントの伝説:トカゲのモオ

大自然の力を体感できるライエポイントには、「Laniloa Mo’o(ラニロア・モオ)」というハワイの伝説が息づいています。

大昔、この地で大暴れしていた「 Mo’o(モオ)」という大トカゲがいました。

モオは、その悪事を聞きつけてライエ地方にやってきた戦士「Kana(カナ)」によって、身体を5つに切り刻まれて退治され、海に投げ捨てられたそう。

投げられたモオの身体が、周辺に散らばり5つの小さな島になったとされています。

ライエ・ポイントの正面に見える、真ん中に穴が空いたククイホオルア島(Kukuihoolua)もモオの身体の一部で、尻尾の部分であるという言い伝えが!

その他、クアロアのビーチから見えるとがった山の形が特徴的な「チャイナマンズハット」も、モオの身体の一部だと言われています。

少し可哀想な気もしますが、今も島として残り、オアフ島の近くに存在しているモオが何とも憎めない感じがしますよね。笑

ライエポイントでの過ごし方

観光客がほぼいない隠れたパワースポット、ライエポイント。

現地でのおすすめの過ごし方をご紹介します!

① 大自然の力を感じてリラックス&リフレッシュ

とにかくその場に行って、チルするのがおすすめです。

ダイナミックな大海原を目前に海からの風を感じながら、ゆったり。

手前にある岩に座るのも良いですし、緑の柔らかい芝生の上にシートを敷いてのんびり過ごすのも最高です。

前回、岩壁に座って海を眺めていたら、海中を泳ぐカメを見ることもできました!

少し時間に余裕をもって、ハワイの自然を五感で感じましょう。

人も少ないので、少しの瞑想やヨガをするのにもおすすめです。

② 海を楽しむ

釣りや度胸試しの飛び込みをしたり、海を楽しみに来るローカルの人たちもいます。

うららが訪れた時にも、岩壁から飛び込む地元の若者たちがいました。

ライエポイントに連れてきてくれたローカルの友達も「昔よくここで友達と遊んでた!」ということ。

ローカルにとっては、自然や仲間との時間を楽しむ場所にもなっているようです。

③ 日の出や夕暮れを楽しむ

早朝や夕方に訪れると、空と海が美しい色に染まる瞬間を楽しむことができます。

静かな環境でのんびりと過ごすことで、日常の喧騒から解放されます。

浄化のエネルギーがとても高い場所なので、美しい絶景を楽しみながら、心の中のいらないものやネガティブなものを洗い流してスッキリしましょう。

ライエポイントでの注意点

美しい景色と自然の力を体感できるライエポイント。

魅力でいっぱいの場所ですが、事故や事件を避けるために必要な注意点もお伝えしておきますので、こちらもチェックしてください。

① 岬の先端には近づきすぎない

波が高く行き交う場所です。
ライエ周辺は地形的になだらかな砂浜が続いているのですが、この岬だけは突出した岩場となっているため波の影響を受けやすく、特に冬のシーズンは波がとても激しく迫力満点の岬となります。

さらに海風も強く吹く場所であるため、岬の先端には近づき過ぎないように注意しましょう。

岩壁に腰掛ける時も海ギリギリではなく、地上側で身体が安定する場所を選びましょう。

② 騒音やゴミを出さない

近くに住む地元の方やその土地自体に敬意を。

騒音やゴミを捨てるといった迷惑行為は行ってはいけません。

静かに自分たちの時間を楽しみ、その場で出たゴミも自身で持ち帰るようにします。

地元の方や他の訪問者とのトラブルの原因になるようなことはしないようにしましょう。

③ 暗い時間に1人や少人数で行かない

人が少ない場所なので、何かがあってもすぐに助けは来ません。

友達曰く、夜はローカルの若者が仲間と溜まる場所でもあるようなので、1人や少人数では行かないようにしましょう。

前回うららは、ハワイでの失恋の傷を癒すために独りで行きましたが(!)、周りが薄暗くなる夕方以降は人がほぼいないというだけでも、かなり不安な気持ちになりました。

たまたま無事だったから良かったものの、海外で人気の少ない場所に1人で行くのはやはりおすすめしません。

④ 食料や水は持参必須

住宅街の先にあるため、近くにお店はありません。

必要なものは事前に準備して持参しましょう。

また、ライエというエリアはモルモン教の町のため、日曜日は近隣のお店はもちろん、ビーチの駐車場も閉まっているのでその点は注意しましょう。

ライエポイントへのアクセス

知る人ぞ知る、穴場パワースポットのライエポイント。

ワイキキから現地までのアクセス方法をご紹介します。

車でのアクセス

ワイキキ、ホノルル市内H1フリーウェイから63号線(リケリケ・ハイウェイ)へ。カネオヘから83号線を北へ向かいます。

クアロアを超え、海岸線に沿って北上していくと左側少し拓けたところに、「ライエ・ショッピングセンター」の駐車場が見えてきます。

ショッピングモールの向かい側にある道から、住宅街エリアに入り道なりに進むと突き当たりがライエポイントです。

駐車場は簡易的なもので3~4台分のスペースがあります。

バスでのアクセス

アラモアナ・センターから55番のThe Busに乗車。

バスに揺られて約1時間50分ほど、「La’ie village shopping center」で下車。

バス停で降りたら、ショッピングモールの向かい側にある道から、住宅街エリアに入り、道なりに進みます。

バス停からは約15分。住宅街までは傾斜のある坂道になっています。

大自然のエネルギー感じる、ライエポイントで心身ともにリフレッシュ

浄化のエネルギーが高いと言われるライエポイント。

波の音と風のささやきに包まれて過ごす時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

自然の力を全身で受け止めながら、自分自身の時間を持つことができる特別な場所です。

リフレッシュしたい時や、エネルギーを補充したい時におすすめの場所♡

心の中のモヤモヤやネガティブなエネルギーを洗い流して、ここで感じた癒しと浄化のエネルギーを、日常に持ち帰りましょう!

ライエポイントへの旅は、あなたにとって新たなハワイの魅力を発見する機会となるはず。

次回のハワイ旅行では、ぜひこの隠れたパワースポットを訪れてみてください。

皆さんのハワイでの思い出がさらに素敵なものになりますように!

それでは、A Hui Hou!

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Urara

日本⇄Hawaii
大手通信系企業会社員からフリーランスへ転身。
Hawaiiに魅せられ、ソロ旅を繰り返すまでとなった独身ライター女子。
渡航回数30回。現地では常にアクティブに動き回り、Hawaii経験値を日々更新中。
ココヘッドに登るのが好き。