「モアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート＆スパ」は、ワイキキビーチのすぐ目の前というワイキキの一等地にそびえたつ歴史あるホテル。開業は1901年と今から100年以上も前で、ハワイを代表するホテルのひとつです。

日本人旅行者の滞在も多く、ここでウェディングを挙げる方、スパを利用する方、レストランに食事に行く方もたくさんいます。

そんな同ホテルが、2026年は創業125周年を迎えることになります。そんな記念すべき年に向けて、2025年から大規模改装が始まることが発表されました。

改装が行われるのは、791ある客室の全室。さらにホテルのロビーのほか、オーシャンフロントにはイベントスペースも新しく作られるそうです。

今回の大規模改装の目玉となるのは、やっぱりすべての客室。「モアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート＆スパ」には、3つのウィングがあり、それぞれでプロセスをわけて改装工事が行われます。

・タワーウィング：2025年晩夏完成予定
・バニヤンウィング：2026年初冬完成予定
・ダイヤモンドウィング：2025年冬完成予定

どれも、自然の恵みやそれらの要素をテーマにデザインされるとのこと。もともと「ワイキキの貴婦人」と称賛されたホテルで、格式高く洗練された雰囲気はそのままに、より一層エレガントに生まれ変わることでしょう。

また今回の改装で新たに作られるのが、オーシャンフロントのイベントスペース。タワーウィング1階に作られるもので、最大で200名のパーティやレセプションに対応可能なスペースです。

「モアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート＆スパ」にはボールルームがありますが、それらの選択肢が増えることになります。イベントスペースの完成は、2025年秋の予定です。

100年以上の長い期間、人々に愛されてきた「モアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート＆スパ」。宿泊者ではなくても、つい立ち寄りたくなるラグジュアリーな雰囲気は多くの人を魅了し続けているもの。

そして今回の改装で、さらにエレガントな雰囲気が増していくかもしれません。すべての改装が終了する日が楽しみですね。