少しづつ規制緩和が進み、元気になっているハワイ。事前検査プログラムも導入され、今後は観光業復活へ期待したいところです。ワイキキの数あるホテルの中でも歴史が長いモアナサーフライダーとロイヤルハワイアンも、長く休業を余儀なくされています。ハワイは美しい自然に恵まれた観光の島。世界中からの渡航者をアロハなホスピタリティで受け入れてきた歴史があります。そんな２つの名門ホテルの再開を願いながら、改めて２つの美しいホテルをご紹介します。

ワイキキに既存するホテルのなかで最も歴史のあるホテルが「モアナ・サーフライダ―・ウェスティン・リゾート＆スパ」（以下、モアナサーフライダー）です。1901年に開業した白亜の美しい建物は、ワイキキのファーストレディーと呼ばれるほど、静謐な雰囲気を持っています。

「モアナサーフライダー」のロビーを入ってすぐの中庭、コートヤードにあるバニアンツリーは樹齢100年を超えるとも言われていて、ホテルを訪れる多くの人たちに癒しを与え続けてくれています。

歴史を見つめてきたこのバニアンツリーのもと、1935年からおよそ40年間、この場所から放送されたラジオ番組「ハワイコールズ」は、世界中の人たちに憧れのハワイ、というイメージを送り続け、ハワイの音楽史の1ページともなる、貴重な資料のひとつとなっています。

異国の王宮を思わせるホテル「ロイヤル・ハワイアン・ラグジュアリー・コレクション・リゾート」（以下、ロイヤルハワイアンホテル）。1927年に「太平洋のピンクパレス」と呼ばれ創業されました。何と言っても美しいピンク色が特徴的で、数多くの映画スターや政治家、各国のVIPを受け入れてきました。

ホテルの中庭、ココナツ・グローブを見渡すテラスにはゆったりとソファーが並べられ、ハワイの吹き抜ける風を感じながら時を過ごすことができます。ここで小鳥のさえずりを聞き、緑の優しさを満喫しながらハワイ時間に身をゆだねてみてください。

女性たちがここを「一度は行きたいホテル」として名をあげる理由の一つは、由緒あるスパオブアメリカでも、ハワイ州で1位、全米でも２位を獲得した「アバサスパ」があるから。ここはワイキキでたった一つのガーデンスパでもあり、歴史あるロイヤルハワイアンホテルの中にある「アバサスパ」は、女性なら一度は行ってみたいと思う憧れスパです。

ガーデンスパがあるのがこの場所。ガーデンカバナです。ここがワイキキの中心であることが信じられないほど、豊かな緑と穏やかな空気がに包まれています。経験を積んだセラピストがここで世界的に最高クラスのホスピタリティであなたを迎えてくれるのです。

静かに時が流れるこのカバナで、スパのシグニチャ―メニューでもある、ハワイ伝統のロミロミマッサージを受ける・・・至福の時間です。ハワイで過ごす唯一無二の癒し時間を「ロイヤルハワイアンホテル」で過ごしてください。

ワイキキ、そしてハワイの観光業の本格的再開を祈って。そして日本の皆さんが一日も早くこの島へ降り立つ日がきますように。そんな想いを込めてワイキキの名門ホテル２つを改めてご紹介してきました。アロハガールの皆さんをハワイでお待ちしています！

Abhasa Spa
アバサスパ

The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort, 1st Floor,
2259 Kalakaua avenue #1-A, Honolulu, Hawaii USA 96815
（ロイヤルハワイアン内1階）
電話番号：(808) 922-8200